『氷と背番号』のカバーアート

氷と背番号

氷と背番号

無料で聴く

ポッドキャストの詳細を見る

このコンテンツについて

――最後の夏、投げたボールの行方は。

高校最後の夏、試合に敗れた野球部エースの青(あお)。サインを無視して投じた渾身の一球は、無情にもスタンドへ消えた。悔しさを噛みしめる彼に、マネージャーの長谷川は「この三年間で一番いいボールだった」と静かに告げる。

いつも聞こえていた彼女が運ぶ氷の音。その音に励まされていたと伝えた時、二人の距離が、夏の空気が、確かに変わった!?「背番号1番、私に最後に洗わせて」。彼女のそのお願いに隠された想いとは。

夏の終わりと引退がもたらす、ちょっぴり切なくて甘酸っぱい青春物語。

まだレビューはありません