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ニュース515+plus(RKKラジオ)

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著者: RKKラジオ
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概要

エンタメ・教育・ITの専門家が気になる話題を徹底解説!!


第1金曜日・・・映画解説・研究者 上妻祥浩さん

第2金曜日・・・ライブ配信ディレクター 斉場俊之さん

第3金曜日・・・熊本市立出水南中学校 校長 田中慎一朗さん

第4・5金曜日・・・元RKKアナウンサー 宮脇利充さん


◆WEB https://rkk.jp/515news/

◆メール 515@rkk.jp


★地上波ではRKKラジオ(熊本)FM91.4 AM1197で、毎週金曜日 午後5時15分から放送中。是非生放送でもお聴きください。

RKK Kumamoto Broadcasting Co., Ltd.
政治・政府
エピソード
  • ライブ配信ディレクターが振り返る“戦後最短”の衆院選――デジタル時代に再発見した「紙媒体」の価値
    2026/02/13
    ――時間と情報をどう積み上げ、未来へつなぐかライブ配信ディレクターの斉場俊之さんが、戦後最短となった今回の衆院選を振り返ります。デジタル戦略の専門家でありながら、斉場さんが今回最も注目したのは、意外にもアナログな「選挙公報」でした。聞き手は、RKKの江上浩子です。🔶 「生活の基盤」はどこへ? 争点の偏りへの違和感今回の選挙戦、熊本県内(1区〜4区)では自民党が全議席を維持する結果となりました。斉場さんは一有権者として、議論の「中身」に物足りなさを感じたと語ります。「私は常に『地方の公共交通問題』を最大の関心事にしていますが、今回の争点は物価高対策と国のあり方(外交・外国人政策)に終始してしまいました 」地方創生や、暮らしを支えるインフラの議論が置き去りにされたのではないか――。斉場さんは警鐘を鳴らします。▶ インフラの老朽化: 埼玉県八潮市の道路陥没事故のようなリスクへの備え ▶ 深刻な人手不足: 物流や福祉など、現場を支える人々への手当て ▶ 税のあり方: 社会保障財源である消費税を、安易に取り崩す議論だけで良いのか 「今困っている物価高への対策はもちろん必要ですが、将来のためにコツコツ積み上げるべき予算まで削り合っている状況には疑問を感じました 」🔶 超短期決戦が招いた「SNS発信のトーンダウン」ライブ配信のプロとして、各候補者のネット戦略にも注目していた斉場さん。しかし、16日間という超短期決戦の影響は顕著でした。「準備時間が足りず、SNS発信がまばらになったり、Webサイトが更新されない候補者が目立ちました。結局、街頭で名前を連呼する旧来のスタイルが精一杯だったのでしょう」そんな中、ネット戦略で対照的な動きを見せたのが新興勢力です。▶ チームみらい: 初の衆議院議席獲得。着実なネット戦略が成果に結びついた▶ 参政党: 議席を伸ばしたものの、ネット上の熱量に対しては評価が分かれる形に「平等なスタートラインに立ちにくい超短期決戦は、SNSでの深いメッセージ発信を難しくしてしまいました」🔶 「同じ公約」への驚き――選挙公報から見える“個”の欠如斉場さんが今回、最も驚いたと語るのが「選挙公報」です。特に参政党の各区候補者が掲載した内容に、強い違和感を覚えたと言います。「1区から4区までの候補者が、写真とプロフィール以外、全く同じ内容のものを掲載していました 。政党の考えが一致しているのは素晴らしいことですが、地域の実情をどう汲み取るかが抜け落ちています」▶ 地域代表としての言葉: 3区なら3区の、4区なら4区の課題に対する解決策を語るべき▶ アウトプットの力: 限られた紙面で自分をどう出すかは、国会でどう力を発揮できるかに直結する 「『代議士』である以上、政党の考えを自分なりに噛み砕き、地域のためにどう反映させるのかを自分の言葉で見せて欲しかったですね」🔶 フェイクと誹謗中傷の時代だからこそ「紙」が光るITの最前線にいる斉場さんが、最後に強調したのは「紙媒体」の圧倒的な価値でした。「ネットは便利ですが、フェイク動画や誹謗中傷合戦に溢れ、正しさの判断に疲れ果ててしまうのが正直なところです 」それに対し、新聞に折り込まれる選挙公報などの紙媒体には、デジタルにはない3つの強みがあります。不変性: 後から書き換えたり、消したりすることができない 検証可能性: 当選後、掲げた公約を守っているか証拠として残る 信頼の礎: 情報が移ろいやすい時代だからこそ、変わらない情報の「礎」が必要🔶 次の世代へ「正しい選択」を渡すために「日本も熊本も今、大きなうねりの中にいます。だからこそ浮足立つことなく、未来を着実に積み上げていく政治を期待したい。私たち有権者も、一時の感情ではなく残された情報をしっかり見極める力を持つべきです 」デジタルの速さと、アナログの確かさ。その両方を使い分けながら、当選した政治家たちがどう動くのかを監視し続けること。それが、次の世代に誇れる社会を渡すための、私たちの責任だと感じさせるお話でした。出演:ライブ配信ディレクター・斉場俊之さん/聞き手...
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    13 分
  • 2月は“絆と再生”の物語が豊作 上妻祥浩さんが語る注目の新作4本
    2026/02/06
    ――大切な人との「別れ」と、その先に見える「光」 映画解説研究者の上妻祥浩さんが、2月公開の注目作を語りました。 今月のテーマは「最期の時間、そして家族の形」。 大ヒット作『おくりびと』を彷彿とさせる感動作から、熊本・天草ロケが光るハリウッド作品まで、心に深く刻まれる4作品が揃いました。 聞き手は、RKKの江上浩子です。🔶 最期の想いをつなぐ「ほどなく、お別れです」 (2月6日公開)公式サイトはこちら👉 https://hodonaku-movie.toho.co.jp/ 浜辺美波さんと目黒蓮さんの豪華ダブル主演で贈る、葬儀の場を舞台にした物語。 亡くなった人の姿が見え、会話ができる特殊な能力を持つヒロインが、目黒さん演じる葬祭プランナーにスカウトされ、インターンとして働き始めます。 ▶ 事故や病で突然訪れる「死」にどう向き合うか ▶ 遺された家族が抱える“隠しごと”や“想い”をどう繋ぐか ▶ 自分自身や大切な人の「最期」を考える前向きなきっかけに 「葬儀というタブー視されがちな場を、寄り添いと再生のドラマとして描いています。特報映像だけでも胸に迫るものがあります」(上妻さん)🔶 天草の美しい光景がスクリーンに「レンタル・ファミリー」 (2月27日公開)公式サイトはこちら👉 https://www.searchlightpictures.jp/movies/rentalfamily 『ザ・ホエール』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したブレンダン・フレイザー主演。 日本で暮らす落ち目の米俳優が、家族の代役を演じる「レンタル・ファミリー」の仕事を通じて、自身の孤独と向き合い成長していく物語です。 ▶ 全編日本ロケ。後半は熊本・天草が舞台 ▶ 柄本明さん演じる登場人物の出身地として天草が登場 ▶ 嘘から始まる「思いやりの連鎖」を描くヒューマンドラマ 「熊本ナンバーの軽トラに揺られるブレンダン・フレイザーと柄本明さんという、シュールながらも美しい光景は見逃せません。天草のありのままの自然が実に見事に撮られています」(上妻さん)🔶 江戸の芝居小屋で真実を追う「木挽町のあだ討ち」 (2月27日公開)公式サイトはこちら👉 https://kobikicho-movie.jp/ 直木賞受賞作の待望の映画化。柄本佑さんが、ある仇討ちの真相を探る侍を演じます。(父・柄本明さんの出演作と同日公開という「柄本ファミリー」の共演も見どころです) 。銀座の芝居小屋のそばで起きた、美談とされる「仇討ち」。しかしその裏には……。 ▶ ミステリー小説を読み進めるような、二転三転する鮮やかな展開 ▶ 堤真一さんをはじめとする豪華キャストが彩る江戸の情緒 ▶ 真実が明らかになった後の、爽やかで深い感動 「のらりくらりと話を聞きながら、核心に切り込む佑さんの演技が絶品。見終わった後の余韻が素晴らしい、極上のエンターテインメントです」(上妻さん)🔶 葛藤と愛情のロードムービー「ぼくが生きている、ふたつの世界」 (2月27日 熊本市男女共同参画センターはあもにいにて上映)詳しくはこちら👉 https://harmony-mimoza.org/hall_saiji/hall-other/202601171592 吉沢亮さんが主演を務め、耳の聞こえない両親のもとで育った息子(CODA:コーダ)の葛藤と絆を描きます。 ▶ 音のない世界と、聞こえる世界の間で揺れ動く繊細な心理 ▶ 通訳という役割を超えた、親子としての深い愛情 ▶ 吉沢亮さんの静かながらも熱い演技が光る名作 「家族だからこそぶつかり、分かり合いたいと願う姿に心が震えます。今回の特別上映会は、ぜひ多くの方に足を運んでいただきたい一作です」(上妻さん)🔶 “いま”を大切に生きるためのメッセージ「今月の4作品に共通しているのは、人と人との『接点』の尊さです。 お葬式、レンタル家族、仇討ちの裏側、そして親子の絆。 形は違えど、誰かを想う気持ちの美しさが描かれています」(上妻さん) 寒い冬、映画館の暗闇の中で、 誰かを大切に想う温かな“ひかり”を受け取ってみてはいかがでしょうか。#浜辺美波 #目黒蓮 #柄本佑 #柄本明 #ブレンダンフレイザー #吉沢亮
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    13 分
  • 名字は誰のもの?「選択的夫婦別姓」から見える国家と個人の距離感
    2026/01/30
    本日のテーマは「選択的夫婦別姓」です。衆議院議員選挙では物価高や税制が注目されがちですが、その影で語られるこの問題は、実は「国家が個人の自由をどこまで制約していいのか」という人権の本質を突いています。宮脇利充さんが、各党の公約や世論のデータをもとに、いま私たちが考えるべき視点を整理します。🔶 30年間動かない制度――政治の停滞と「廃案」の現実 1996年に法制審議会が導入を答申してから約30年。選択的夫婦別姓制度はいまだ実現していません。昨年の通常国会では20数年ぶりに審議が行われたものの、各党の思惑が絡み合い、衆議院解散に伴って再び「廃案」となりました。宮脇さんは「これは単なる制度論ではなく、幸福追求権という国民の基本的な権利を国家がどう扱うかという問題だ」と指摘します。🔵 各党の立ち位置(衆院選公約より)導入に前向き: 立憲民主党、公明党、国民民主党、日本共産党、れいわ新選組慎重(通称使用の法制化に留める): 自由民主党、日本維新の会反対: 参政党、日本保守党🔶 世論調査で見える「賛成多数」と「男女の温度差」 複数の世論調査では、いずれも「選択的」な別姓導入を支持する声が過半数、あるいは反対を大きく上回っています。男女共同参画学協会連絡会調査: 67.2%が賛成日本財団「18歳意識調査」: 47.6%が別姓を選べるようにすべきと回答(現状維持は20.5%)連合(日本労働組合総連合会)調査: 46.8%が「選択できる方が良い」と回答注目すべきは、賛成者の多くを女性が占めている点です。現在、結婚時に「夫の姓」に変える夫婦は約95%。宮脇さんは、自身の経験を振り返り「男性側は『当たり前』として名字を変える苦労やキャリアへの支障をリアルに考えてこなかったのではないか」と自省を込めて語ります。🔶 「伝統」か「人権」か――反対論の根拠を問い直す 法務省のホームページにも紹介されている反対意見についても、宮脇さんは冷静に分析します。🔵 ここを深掘りする「日本の伝統」という誤解: 夫婦同姓が義務付けられたのは1898年(明治31年)の明治民法から。歴史的に見ればわずか128年ほどの制度であり、「古来からの伝統」とは言い切れません。「家族の一体感」の行方: 「同姓でなければ一体感が損なわれる」という意見に対し、宮脇さんは「では、世界で唯一、同姓を義務付けている日本以外の国々には、家族の一体感がないのでしょうか」と問いかけます。🔶 世界で「日本だけ」という異常事態 法務省の資料によれば、法的に夫婦同姓を義務付けている国は、現在確認されている限り世界で日本だけです。他の国々では、別姓、同姓、あるいは結合姓など、多様な選択肢が認められています。🔶 今日はここを持ち帰る:1票を投じるための「人権」チェックリスト「選択的」の意味を正しく知る: 同姓がいい夫婦は同姓を選べる。「自由を広げる」制度であり、誰かに強制するものではないことを再確認します。手続きの負担を想像する: 運転免許、パスポート、銀行口座、マイナンバー。名字を変える側の煩雑なコストに想像力を働かせます。キャリアの継続性: 研究者やビジネスの世界で、積み上げた実績(氏名)が途切れることの不利益を「個人の問題」で片付けない。他者の自由を認める: 公共の福祉に反しない限り、個人の生き方は尊重されるべきという「憲法の精神」に立ち返ります。国家の姿勢を見る: 個人のアイデンティティである「名前」を国家がどう捉えているか。その姿勢は他の表現の自由や思想信条の自由への態度とも直結しています。「自分の中にある当たり前(思い込み)を疑い、他者の生きづらさに耳を傾ける。そこから社会の多様性が始まります」(宮脇利充)🔶 まとめ 「物価高だから、不景気だから、人権問題は後回しでいい」のか。宮脇さんは、この問題への態度こそが、その政党や候補者が「個人の尊厳」をどれだけ重んじているかのリトマス試験紙になると語ります。 明治以来の制度を思考停止で守るのか、それとも現代の生き方に合わせてアップデートするのか。次の一票を投じる前に、自分自身の「...
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    13 分
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