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ニュース515+plus(RKKラジオ)

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著者: RKKラジオ
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エンタメ・教育・ITの専門家が気になる話題を徹底解説!!


第1金曜日・・・映画解説・研究者 上妻祥浩さん

第2金曜日・・・ライブ配信ディレクター 斉場俊之さん

第3金曜日・・・熊本市立出水南中学校 校長 田中慎一朗さん

第4・5金曜日・・・元RKKアナウンサー 宮脇利充さん


◆WEB https://rkk.jp/515news/

◆メール 515@rkk.jp


★地上波ではRKKラジオ(熊本)FM91.4 AM1197で、毎週金曜日 午後5時15分から放送中。是非生放送でもお聴きください。

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政治・政府
エピソード
  • 秋に贈る「ミステリーとリアル」――上妻祥浩さんが選ぶ9月注目の映画3選
    2026/09/04
    日本を代表するミステリー巨編の映画化から、共感を呼ぶ社会派サスペンスまで秋の気配が感じられる9月、映画解説・研究者の上妻祥浩氏が注目の3作品を厳選してご紹介します。日本を代表する2大ミステリー作家・東野圭吾氏と横溝正史氏の傑作映画化、そしてワンオペ育児のリアルと葛藤を描いたサスペンスなど、見ごたえのある作品が揃いました。聞き手はRKKの江上浩子です。1. 東野圭吾の金字塔を豪華キャストで映画化『白鳥とコウモリ』加害者の娘と被害者の息子が事件の隠された真相に迫るミステリー『白鳥とコウモリ』2026年9月4日(金)公開公式サイトはこちら👉 https://movies.shochiku.co.jp/eiga-hakuchotokomori/ベストセラー作家・東野圭吾氏の超大作ミステリーが、満を持してスクリーンに登場します。異色のバディが追う隠された真相誰もが絶賛する人格者の弁護士が刺殺され、ある男が容疑者として自供します。しかし、容疑者の息子は「父がそんなことをするはずがない」と疑問を抱き、被害者の娘もまた自供の内容に違和感を覚えます。本来であれば対立するはずの「容疑者の息子」と「被害者の娘」が手を組み、事件の裏に隠された真実を追い求めていきます。圧倒的な人間ドラマとキャスト陣被害者の娘役を今田美桜さん、容疑者の息子役を松村北斗さんが演じ、いま最も注目を集める若手実力派の共演が実現しました。さらに容疑者となる父親役を三浦友和さんが重厚に演じています。約2時間半という長尺ながら、緻密なミステリーの仕掛けと丁寧な人間ドラマが見事に融合し、最後まで一気に見せる濃厚な傑作に仕上がっています。2. 横溝正史の名作が新たなアプローチで蘇る『八つ墓村』村に伝わる血塗られた怪奇と謎に挑む名作ミステリーの完全新作『八つ墓村』2026年9月18日(金)公開公式サイトはこちら👉 https://movies.shochiku.co.jp/yatsuhakamura-movie/横溝正史氏による金字塔的ミステリーが、映画としては4度目の映像化を果たします。ホラーの巨匠・清水崇監督が手掛ける新たな世界観『呪怨』などで知られるホラー映画の巨匠・清水崇監督がメガホンをとります。原作が持つおどろおどろしい怪奇性を活かしつつも、ミステリーとしての節度と品格を保った映像美が特徴です。歴代の名優たちに続く「金田一耕助」像名探偵・金田一耕助役には歌舞伎俳優の尾上松也さんが抜擢されました。過去に片岡千恵蔵さん、渥美清さん(1977年版)、豊川悦司さんらが演じてきた異色の系譜に、現代的な軽やかさを備えた新たな金田一像が加わります。今作では複雑な登場人物や背景をスマートに整理し、厳しい現実の中で成長していく主人公の青年のドラマとしても見ごたえのある構成となっています。3. 現代社会の限界と葛藤をリアルに描く『ワンオペレーション』仕事とワンオペ育児の極限状態で葛藤する女性のリアルを描くサスペンス『ワンオペレーション』2026年9月18日(金)公開公式サイトはこちら👉 https://synca.jp/oneoperation/熊本のDenkikan(電気館)で公開される本作は、仕事・育児・家事を一人で抱え込む「ワンオペ」の過酷な現実をテーマにした注目作です。監督の実体験が生んだ生々しいリアリティセラピストとして働きながら、原因不明の病を抱える幼い娘の育児や仕事のトラブルに追われる主人公。監督・脚本のメアリー・ブロンスタインが自身の実体験をもとに構想しておりスクリーンからひしひしと伝わるリアリティが観客の共感を呼びます。ブラックユーモアが生む救いと客観性「これでもか」と重なる日常の災難を描きつつも、絶妙なブラックユーモアが散りばめられているため、重苦しくなりすぎず娯楽映画として楽しく鑑賞できます。極限状態の日常を少し引きで眺め、クスッと笑い飛ばすことで、鑑賞後には心が軽くなるような作品です。まとめ:映画館で味わう濃厚な物語9月は、緻密に練られたミステリーや、現代人が抱えるリアルな悩みを捉えたサスペンスなど、じっくりと没入できる作品が揃いました。涼しい映画館へ足を運び、スクリーンが織りなす物語の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。出演:映画解説・研究者・上妻祥浩...
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  • アメリカの「ICC所長制裁」と日本の揺れる立場――著書『戦争犯罪と戦う』から考える「法の支配」の危機
    2026/08/28
    国際社会で「法の支配」の根幹を揺るがす重大な事態が続いています。トランプ政権下のアメリカが、オランダ・ハーグに本部を置く国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長に対し、資産凍結や入国禁止などの制裁措置を発表しました。ルビオ国務長官は「ICCを解体する」とまで言い切り、強硬姿勢を強めています。日本人初のICC所長である赤根智子氏の著書『戦争犯罪と戦う 国際刑事裁判所は屈しない』(文春新書)を紐解きながら、元RKKアナウンサーの宮脇利充氏が、国際社会の激震と日本政府の対応が抱える問題点について解説します。聞き手はRKKの江上浩子氏です。🔶 アメリカによる「ICC制裁」とルビオ国務長官の解体表明今回の制裁は、ICCがイスラエルのネタニヤフ首相やハマス幹部、さらにはロシアのプーチン大統領らに対し、戦争犯罪や人道に対する罪の疑いで逮捕状を出したことへの反発から端を発しています。強硬な制裁内容: 米国内の資産凍結、米国への入国禁止、米国企業や個人との取引禁止などが課され、所長本人だけでなく家族も対象とされています。「解体」に言及するアメリカ: ルビオ国務長官は「全ての手段を用いてICCを解体する」と表明し、主権を脅かすことが不可能になるまで構造的な措置をとる構えを示しています。ここで押さえておきたいのが、ICC(国際刑事裁判所)の性質です。国連の機関である「国際司法裁判所(ICJ)」とは異なり、2002年に設立された独立した常設組織です。加盟国・地域は125にのぼりますが、アメリカ、ロシア、中国、イスラエルといった大国や当事国は非加盟です。一方、日本は2007年に加盟して以来、最大の資金拠出国であり、2025年時点でも約45億6,000万円(分担率14.6%)を拠出する極めて重要な立場にあります。🔶 欧州の即時支援と、批判を浴びた日本政府の初動アメリカの制裁発表に対し、国際社会は即座に反応しました。国際社会の迅速な反発: 欧州委員会のフォン・デア・ライエン委員長や国連のグテーレス事務総長をはじめ、オランダ、ドイツ、イギリスなど各国政府が「ICCの独立性を強く支持し、全面的に支援する」と即日で表明しました。日本政府の遅れた軌道修正: 高市早苗首相は当初、「大変残念に思っている。関係国と意思の疎通を継続しながら対応していく」と述べるにとどまり、国内外から強い批判を浴びました。その後、「日本の立場と相いれない、大変深刻に受け止めている」と軌道修正を図りましたが、言うべきタイミングで毅然とした態度を示せなかった不信感は残りました。宮脇氏は、赤根氏がICC裁判官に立候補した背景には、日本政府(法務省・外務省)からの強い要請と後押しがあったことを著書から指摘します。法の支配を体現するために国家の意思として彼女を送り出したにもかかわらず、同盟国であるアメリカに対して「それはおかしい」と即座に言えない姿勢は、真の対等な日米関係とは言えません。🔶 著書が警告する「ニュルンベルク裁判以前」への退歩赤根所長は著書『戦争犯罪と戦う』の中で、アメリカによる圧力とICCの存在意義について、次のように切実な警鐘を鳴らしています。「もしICCがなくなってしまうとしたら、それはニュルンベルク裁判以前の状態に戻ることを意味します。戦争における市民への組織的な攻撃が犯罪とみなされない、あるいは不処罰のまま放置されるのが当たり前という世界へと逆戻りしてしまうかもしれないのです」冷戦終結後の1990年代という歴史的な「雪解け」の時期だったからこそ誕生できたICC。現在の国際情勢で同様の裁判所をゼロから作ることは不可能であり、だからこそ「歴史の狭間で幸運にも誕生したICCを守り抜かなければならない」と訴えています。🔶 まとめ:力の支配ではなく「法の支配」を守るために「力の支配」が横行する世界になれば、一番被害を受けるのは軍事力に頼らない国際秩序を望む国々や民間人です。日本が果たすべき役割は、単に拠出金を出すことだけでなく、国際法や「法の支配」を守るために同盟国に対しても是々非々で主張を貫くことです。赤根所長が孤独な戦いを強いられる中、日本...
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  • 新学期直前の「行けない焦り」とどう向き合うか――田中慎一朗校長が語る、子どもを追い詰めない「ノット・ノウイング(知らない姿勢)」の対話術
    2026/08/21
    夏休みが終盤を迎え、2学期が近づくこの時期は、不登校や行きしぶりを抱える子どもたちにとって精神的な負担が急激に高まるタイミングです。熊本市立出水南中学校の田中慎一朗校長が、かつての不登校の教え子から聞いた切実な本音をもとに、大人が良かれと思ってかける言葉が潜むリスクと、心理学における「ノット・ノウイング(知らない姿勢)」を取り入れた寄り添い方について解説します。聞き手はRKKの江上浩子氏です。🔷 学校に行っていない子にとっても「新学期の始まり」は苦しい不登校の生徒にとって、夏休み中も新学期に入っても「学校に通っていない」という物理的な状況自体は変わりません。しかし、元不登校の教え子たちは「夏休みが終わって学校が始まった瞬間が一番きつかった」と口をそろえて振り返ります。夏休み中は全校生徒が休みであるため対等でいられますが、新学期が始まると「みんなは通えているのに、自分は通えていない」「できていない、悪いことをしている」という強い罪悪感や自己否定感が子どもの胸の中に押し寄せてきます。地震などの災害体験による不安も重なりやすい時期だからこそ、大人が子どもの心の中で起きている心理的な変化に深い関心を持つことが求められます。🔷 「不安だよね」「大丈夫?」という言葉が孕む罠子どもが新学期を前にソワソワしていたり憂鬱そうにしていたりすると、親や教員は「不安だよね」「大丈夫だよ」「無理なら休んでいいからね」と優しく声をかけがちです。しかし、アメリカの心理学者ハーレーン・アンダーソン氏らが提唱した家族療法や対話の理論(コラボレイティブ・アプローチ)では、こうした言葉がけが思わぬ逆効果を生む可能性が指摘されています。「不安」が前提として固定化される「学校に行くの不安だよね」と大人が言ってしまうと、対話の中で「不安であること」が事実として固定化され、子どもは「不安をどう解消するか」という枠組みに閉じ込められてしまいます。本音を隠させる圧迫感「大丈夫?」と聞かれると、子どもは心配する親に気を使って「大丈夫」と答えざるを得なくなります。これは地震などの被災時にも同様で、「親や大人が不安そうにしているから、自分が『怖い』と言うと余計に混乱させてしまう」と、子どもが自分の本音に蓋をしてしまう構造と同じです。🔷 子ども自身が「心の専門家」――「ノット・ノウイング」の姿勢とは大人側が経験や知識を持つ「専門家」として指導・支援しようとする姿勢がかえって子どもを追い詰めることがあります。そこで重要になるのが、知識や先入観を横に置き、大人が「ノット・ノウイング(私はまだあなたの心の中を知らないという姿勢)」に立つことです。当事者である子どもに教えてもらう子ども自身の心の中で何が起きているのかを一番よく知っている「専門家」は、大人ではなく子ども自身です。大人は「私はあなたの胸のうちをまだ知らないから、教えてほしい」というスタンスで向き合います。感情を決めつけずに語りを引き出す「あなたの中にモヤモヤしたものがあるなら、よかったら聞かせてほしい」と語りを促します。「それは毎日続くのかな?」「辛くならない瞬間もあるのかな?」と対話を重ねることで、子ども自身が自らの語りによって心情を整理していくプロセスを支えます。🔷 大人が心がけるべき3つの接し方答えをすぐに提示して問題を解決しようとするのではなく、子どもが安心して本音を語れる環境をつくるために、大人は以下の意識を持つことが大切です。自分の主観として伝える「あなた不安でしょ」と相手の感情を決めつけるのではなく、「あなたの様子を見ていて、私には少し不安そうに見えたよ。違っていたらごめんね」と、あくまで大人側の見え方(主観)として言葉をかけます。言葉を選ぶ「沈黙」を待つ子どもが言葉を選べずに考え込んでいる時間は、自分の気持ちにぴったり合う言葉を懸命に探している時間です。大人は途中で言葉を遮ったり誘導したりせず、ゆとりを持って待つ姿勢が必要です。気負わずに「ともにそこにいる」完璧な...
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