エピソード

  • 800mは極限の格闘技。初戦の酸の嵐から見えた「多段式ロケット」の思考法
    2026/06/06

    昨日、今シーズンのトラック初戦となる800mのレースを走ってきました。結果は2分11秒11。あまり走れたわけではありませんが、たった131秒の間にランニングの、そして人生の濃密なドラマが詰まっていました。スタート直後のブレイクラインでの激しい位置取り、格闘技さながらの接触、そしてラスト200mで訪れる「酸の嵐」と肉体の崩壊。今回は、この過酷なレース展開を克明に振り返りながら、極限状態を生き抜くための「ストライドからピッチへの切り替え(多段式ロケットの推進力)」という気づき、そしてこれからの伸び代について熱く語ります。後半は、本日この後に控えている10kmロードレースへの心構えについても少し触れていきます。

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    23 分
  • MCPの威力!Strava&COROS対応!AIに「私のレディネスどう?」と聞く時代 〜モチベーションとデータの校正〜
    2026/06/04

    フィットネスアプリ「Strava」に続き、なんと「COROS(カロス)」までもがAIと直接対話できる新規格「MCP(Model Context Protocol)」への対応ベータ版をローンチしていた!

    「今日VO2maxインターバルをやろうと思うんだけど、レディネスどう? 体も軽いしモチベーションも高いんだ」と使い慣れたChatGPTやClaudeに話しかけるだけで、瞬時に高度な回答が返ってくる時代の到来を歓迎しつつ、シリアスランナーが怪我をせず圧倒的に速くなるためのデータ活用術を深掘りします。

    走行データ(外的なトレーニング負荷)だけでは見えてこない、睡眠やRHR(安静時心拍数)、HRV(心拍変動)の移動平均から導き出される「レディネス(当日の心身の準備状態)」の重要性を解説。さらに、全データをくまなく吸い出せる「API」を解放している「intervals.icu」と、最新の「MCP」の違い、それぞれの強みを整理。トレーニングから睡眠情報までをくまなくAIに分析させ、「しっかり適用して、しっかり速くなる」ための最先端ランニングマインドセットをお届けします。

    https://coros.com/stories/coros-metrics/c/mcp-testing

    https://youtu.be/F4K2Iehwy80?si=QXUCATFJCGz4QOjv

    アドバンスト・マラソントレーニング

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    26 分
  • 仕事後の脳疲労をハックせよ!限界を突破する「脳持久力トレーニング(BET)」の秘密
    2026/06/03

    2026年6月に発表された最新の運動生理学論文をベースに、脳の疲労と持久力パフォーマンスの深い関係性を解き明かします。仕事終わりの「脳が疲れた状態」で行うランニングが、なぜ市民ランナーやトレイルランナーの後半の粘りを生むのか? 脳の「前帯状皮質(ACC)」をハックし、主観的運動強度(RPE)を下げる最先端のトレーニング手法「BET(Brain Endurance Training)」の具体的な実践プロトコルをお話しします。

    根拠論文・出典

    論文名: Effects of Brain Endurance Training (BET) on Mental Fatigue, Endurance Performance, and Cognitive Functions: A Systematic Review and Meta-analysis / International Joint Research Team (2026)

    URL: https://www.frontiersin.org/journals/psychology/articles/10.3389/fpsyg.2026.1828644/full

    主要な知見: 9つの査読済み文献(11の研究)をメタ分析し、肉体的運動に脳持久力トレーニング(BET)を組み合わせることで、精神疲労が有意に軽減され、限界に達するまでの時間(持久力)および過酷な状況下での認知機能が劇的に向上することを実証。

    記事名: Analysis of Fatal Incidents in US National Parks: The Role of Mental Fatigue and Decision-Making / Outside Online (June 1, 2026)

    URL:https://www.outsideonline.com/outdoor-adventure/exploration-survival/deadliest-national-parks-fatalities-data/

    主要な知見: 国立公園内における重大遭難事故の多くが、物理的な環境要因だけでなく、疲労に伴う登山者の判断力の低下や事前の認知的な準備不足に起因していることを指摘

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    22 分
  • Durabilityの核心と、なんとなくを脱却するインターバル理論〜週末の800m初戦に向けて〜
    2026/06/02

    メンバーシップ向けに配信してきた「Durability(耐久性)」シリーズの結論として、それが「特異性の拡張」そのものであるという本質を解説。そこから派生する糖質補給や筋トレの見直しについて語ります。また、次なるテーマとして、多くのランナーが盲目的に行いがちな「インターバルトレーニング」を体系化する新シリーズを予告。さらに、今週末に控えた800m(ガチ参戦)と10kmロードレース(LT1ペーサー調整)の変則2連戦に向けた、具体的な戦略と意気込みをお届けします。

    🎬 第0回:ガイダンス「なぜ今、世界中で『Durability』の大激論が起きているのか?」 シリーズ全体のストーリーラインと、従来の走力予測モデルの限界を提示。あなたの失速の真実を解き明かす旅が始まります。

    https://youtu.be/fn0eoO9272k

    📘 第1回:持久力モデルの限界と4つの科学的定義 曖昧な「スタミナ」という言葉を捨て、Durability(耐久性)、Fatigability(脆弱性)、Repeatability(反復性)、Resilience(生理学的レジリエンス)の4つに厳密に再定義します。

    https://youtu.be/cMwsUtfFO9k

    📘 第2回:パフォーマンス指標としてのDurabilityと「才能識別」への応用 従来のテストでは見落とされてきた真の才能「後半に崩れない力」とは。疲労下テスト(セカンド・テスト)が暴く、エリートとサブエリートの決定的な境界線を解説します。

    https://youtu.be/zRWcVHptpn4

    📘 第3回:マラソン強度での2時間走行が引き起こす「非線形的崩壊」 平均2時間46分走者のエリート市民ランナーがマラソン強度で2時間走った時、体内のV̇O2maxや燃費(RE)はどのように崩壊していくのか。恐怖の「ドメイン・スリップ」の実態に迫ります。

    https://youtu.be/MY7JwpaoUcM

    📘 第4回:ロンドンマラソン実走データが証明した「評価法」の罠と真のキラー指標 心拍ドリフト(デカップリング)の罠と、サブ3集団の勝負を分ける真のキラー指標「% Δ sLT(疲労下での乳酸閾値スピード低下率)」を提示します。

    https://youtu.be/yoN6YXM4VP0

    📘 第5回:何がDurabilityを決めるのか?どうすれば高められるのか? シリーズの総括。高重量・低レップ筋トレによる「力学的ディフェンス」と、高糖質摂取(毎時60〜90g)による「代謝的ディフェンス」。耐久性を高める具体的な実践メニューを解説します。

    https://youtu.be/5JAA0oezk9I

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    12 分
  • Robloxで挑む!トレッドミルVR化・ランニングデジテルツインの野望!
    2026/05/27

    ある日、愛機であるMacBook Neoを小学生の息子に強奪されたジョン。息子が夢中になっていたのは、世界中で大流行しているゲームプラットフォーム「Roblox」だった。最初は子供向けのポリゴンゲームと侮っていたジョンだが、その開発ツール「Roblox Studio」の圧倒的な3Dモデリング能力と物理演算の手軽さに触れ、ランナーとしての脳内に激震が走る。

    「これを使えば、冬場の過酷で退屈なトレッドミル練習を、完全な大自然のメタバースへと変貌させられるのではないか?」

    地形データ、自作センサー(ESP32)、そしてトレッドミルの傾斜を自動制御するAPIフィードバック。ランニング界の「デジタルツイン」の実現に向けた妄想と情熱が爆発!

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    22 分
  • ローマ教皇の回勅について思うこと。生成AIやデータがなんと言おうと目の輝きを忘れるな
    2026/05/26

    ローマ教皇レオ14世が発表した、AI時代における人間の尊厳を説く歴史的回勅「Magnifica Humanitas」を特集!「人間を最適化の対象にするな」という教皇の警告から、現代のテックブームの盲点を紐解きます。後半は、スマートウォッチの完璧なデータと、ランナー自身の「ボロボロの主観」の乖離エピソードを激白。データに映らない「人間の目の輝き」や、最後は五感と第六感を信じて責任を持つことの大切さについて、熱く、深く語り尽くします。

    1 論文名 / ニュース: Pope Leo XIV、Encyclical letter "Magnifica Humanitas" on artificial intelligence and human dignity / Vatican Press (2026)

    URL: https://www.vatican.va/content/vatican/en.html

    主要な知見: ローマ教皇レオ14世がAI時代における人間の尊厳を説いた回勅を発表。人間を「最適化されるべき不完全なプロジェクト」とみなす風潮に強く警告。

    2 論文名 / ニュース: Anthropic's Christopher Olah and the Vatican's New Technological Disarmament / Ars Technica (2026)

    URL: https://arstechnica.com/information-technology/

    主要な知見: Anthropic社の共同創業者がバチカンに同席した背景を報道。回勅内で『指輪物語』のガンダルフを引用し、強大な技術に対する「武装解除」を訴えた内容を解説。

    3 論文名 / ニュース: The Pope, Constitutional AI, and the Masterpiece of Tech Lobbying / Corey Quinn, Simon Willison's Weblog (2026)

    URL: https://simonwillison.net/

    主要な知見: シリコンバレーのアナリストらが、Anthropicの「憲法AI」思想とカトリック倫理のシンクロを分析し、テック界におけるロビー活動や思想的影響力について言及。

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    15 分
  • DurabilityとCanova:科学と現場の融合!30kmの壁をぶち破る「耐久性」と「質の拡張」の関係を林道で考える
    2026/05/24

    今回は昨日の林道ランニング中にパーソナリティのジョンがひらめいた、運動生理学の最先端概念「Durability(耐久性)」と、ケニアのトップ選手を育てた伝説のコーチ、レナート・カノーバ氏の「特異性と質の拡張」の驚くべき共通点について熱く語ります。フルマラソンの後半でなぜ燃費が悪化し失速するのか、その生理学的メカニズムを解き明かすとともに、失速を防ぐために不可欠な「ミトコンドリアの土台」と「レースペースの拡張」の重要性を解説します。科学と現場の最先端がタッグを組んだ、ランナー必聴の30分です。

    Durability:マラソン後半の失速を科学する

    https://www.youtube.com/playlist?list=PLVMdX4g9Bz_BhnyfsgqR8YIoGn-1P4BYU

    このチャンネルのメンバーになる

    https://www.youtube.com/channel/UCM_I_Qv7CHSFjvQl5_LijiA/join

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    20 分
  • 完璧なAIデータと、ボロボロの主観。私の「目の輝き」をテクノロジーは捉えられるか?
    2026/05/20

    日曜日に決行した「階段5000段」の凄まじいダメージ。肉体もモチベーションも底を突いているにもかかわらず、毎朝のAIレポートは「HRV(心拍変動)は最高、今日も追い込みましょう!」とデータを弾き出す。科学的な客観データと、人間のリアルな主観のズレ。オーバートレーニングを防ぎ、超回復を引き起こした「主観的ボイコット」の顛末から、データに映らない「人間の目の輝き」と、リング脇からタオルを投げてくれる「人間のコーチ」の必要性について、林道を駆け抜けながら深く考察します。

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    13 分