『カカオのディープすぎる世界』のカバーアート

カカオのディープすぎる世界

カカオのディープすぎる世界

著者: 江沢コータロー|ママノチョコレート/NGOママノアマゾニア
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【毎週水曜日更新】 ママノチョコレート&NGOママノアマゾニアの江沢コータローが、南米エクアドルアマゾンのカカオの秘密や、チョコレートにまつわることをお話しします!江沢コータロー|ママノチョコレート/NGOママノアマゾニア アート クッキング 食品・ワイン
エピソード
  • #8 カカオバターとは?香り・口どけ・レシチンの話
    2026/09/01

    チョコレートの口どけをつくる、カカオバター。
    今回は、カカオバターの基本的な役割、未脱臭バターと脱臭バターの違い、板チョコレートや業務用クーベルチュールでの使い方、レシチンを使った試験についてお話しします。

    カカオの香りやなめらかさは、カカオバターの選び方でも変わります。製菓・ビーントゥーバーづくりに関わる方にもおすすめの内容です。

    業務用アリバブレンドカカオバター
    https://mamano-chocolate.com/products/arriba-blend-cacao-butter

    チャプター
    00:00 カカオバターとは?チョコレートの口どけの理由
    01:04 未脱臭バターと脱臭バターの違い
    02:02 ママノでのカカオバターの使い方
    02:38 レシチンの役割
    03:37 レシチンを使った試験と現在の方針
    05:00 アリバカカオに含まれるカカオバター
    05:52 業務用アリバブレンドカカオバターのご案内

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    6 分
  • #7 味わって理解する野生カカオ 講義「チョコレートの起源をめぐる旅」より
    2026/08/24

    今回のテーマ

    野生カカオを味わって理解する。チャクラで育つアリバと、白い種のクラレイ。生産性の低さの向こう側にある香りと、森を残す理由を話します。


    2026年8月18日、港区立産業振興センターで開催した講演会より。佐藤清隆先生のあと、江沢コータローが野生クラレイとアリバカカオを会場で食べ比べながら、チャクラ、発酵、原生林への植樹までを話した回です。

    その日の会は「チョコレートの起源をめぐる旅。野生カカオ探索と5500年前の遺跡を訪ねて」です。広島大学名誉教授の佐藤清隆先生を迎え、アマゾンの野生カカオ探索と、サンタアナ・ラ・フロリダ遺跡の話を聞き、アリバカカオと野生クラレイの食べ比べも行いました。詳細は⁠Peatix⁠と、⁠告知記事⁠にあります。

    今回の音声は、その会の後半、江沢が担当したテイスティングのパートです。来年4月のエクアドル旅の案内から始まり、会場で食べた2種を紹介します。ひとつは野生のホワイトクラレイ。もうひとつは、ナポ県の在来種系アリバカカオです。

    単一栽培の改良品種CCN51は、エクアドル平均でヘクタールあたり乾燥豆1320キロほど。チャクラのナショナル種は300〜500キロ。野生カカオは今年30キロ、去年100キロ、0キロの年もあり、生産性はおよそ500倍違います。それでもチャクラは、キチュア族の農家が裏庭で食べるものを確保する仕組みです。イシュピンゴ、エクアドルシナモンの香りが、チャクラのアリバに移っていると感じ始めたのは、毎年食べ比べて7、8年目でした。

    クラレイは商業栽培にもハイブリッドにも使われていません。ウィナク組合が集めた豆は、遺伝子分析でクラレイ100%と記載されています。乾燥豆はアリバ約1.2グラム、野生クラレイ約1.7グラム。どちらも発酵は4日と短め。揮発しやすい繊細な香りを、焙煎で飛ばさないためです。アリバはスパイスやハーバル、軽やかな印象。クラレイは標高900メートル付近。種が白いので、カカオ70%にしても明るい茶色が残ります。果肉の時点でラベンダーやバラの香りがしたので、発酵で足すより、果肉と種が持っている香りを残す作り方にしています。

    NGOママノアマゾニアでは、おととしと去年で野生クラレイを約3000本、原生林に植え直しました。今年はナポ県とオレリャナ県で、月に4回ほどコミュニティを訪ねて探索しています。すぐ近くでは金の採掘で森がえぐられています。世帯年収が10万円ほどの家にとって、採掘は1日40〜100ドルになる仕事です。森を切りたくないという価値観と、収入を両立できたら、というのが今の取り組みです。


    00:00 来年4月のエクアドル旅

    00:56 今日の2種(野生ホワイトクラレイ/アリバカカオ)

    01:22 生産性の差

    03:18 チャクラという農園

    03:57 イシュピンゴとテロワール

    05:42 クラレイの分布と遺伝子

    07:13 種のサイズと4日発酵

    08:50 アリバカカオの香り

    10:04 クラレイの標高・色・味わい

    12:39 果肉の香りと短い発酵

    14:40 原生林への植樹と探索

    15:38 なぜ野生カカオを増やすか


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    17 分
  • #6【世界農業遺産】カカオで森と暮らしを守る。「アマゾン・チャクラ」とは?? ゲスト:八木信行さん(東京大学特任教授・NGOママノアマゾニア理事)
    2026/08/11

    2026年8月4日、東京大学の研究室で収録しました。今回のゲストは、東京大学特任教授で、NGOママノアマゾニア理事の八木信行さんです。八木さんは国際水産・環境経済を専門とし、2019年から2023年までFAO世界農業遺産(GIAHS)プログラムの科学アドバイザリー会合委員を務めました。今回のテーマは、エクアドル・アマゾンの先住民が受け継いできた伝統的な農業システム「アマゾン・チャクラ」です。森の中でカカオ、バナナ、薬草、果樹、在来樹木など多様な植物を育てるチャクラは、なぜ世界農業遺産として評価されたのでしょうか。モノカルチャーとの違い、生物多様性、農薬を使わない農業、農家との安定的な取引、違法な金採掘との所得格差、認証制度の可能性と限界について話しました。伝統を守ることは、昔の形をそのまま残すことなのか。それとも、現地の人々が暮らし続けられるよう、必要に応じて変化させることなのか。カカオを通じて、森と先住民の暮らしを守る方法を考えます。【目次】00:00 オープニング・八木信行教授の紹介01:21 水産学から世界農業遺産へ02:10 世界遺産と世界農業遺産の違い08:48 八木教授とアマゾン・チャクラとの出会い11:36 チャクラが世界農業遺産として評価された理由17:16 変化しながら伝統を守る「動的保全」21:32 安定したカカオ取引が伝統を守る23:53 機械の導入と伝統農業の両立25:28 違法な金採掘と森林破壊27:42 NGOママノアマゾニアの取り組み31:25 チャクラの価値をどう伝えるか36:09 チャクラ認証の可能性と課題39:10 「おいしい」からチャクラの価値を伝える40:50 高校生からの質問・アグロフォレストリー認証46:35 小規模農家が伝統農業を続けるために48:26 約120種類の植物を育てるチャクラ51:21 まとめNGOママノアマゾニア公式サイトhttps://mamano-amazonia.org/#アマゾンチャクラ #世界農業遺産 #アグロフォレストリー #カカオ #ママノアマゾニア

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    52 分
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