『カカオのディープすぎる世界』のカバーアート

カカオのディープすぎる世界

カカオのディープすぎる世界

著者: 江沢コータロー|ママノチョコレート/NGOママノアマゾニア
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【毎週水曜日更新】 ママノチョコレート&NGOママノアマゾニアの江沢コータローが、南米エクアドルアマゾンのカカオの秘密や、チョコレートにまつわることをお話しします!江沢コータロー|ママノチョコレート/NGOママノアマゾニア アート クッキング 食品・ワイン
エピソード
  • #9 チャクラとは?語源は「女性」、農具はマチェッテ1本 ゲスト:NGOママノアマゾニア事務局長 渡邊ゆり恵さん
    2026/09/08
    「カカオのディープすぎる世界」チャクラは、エクアドル・アマゾンのキチュア族が家族単位で管理する、1〜2ヘクタールの森のような農園です。2026年9月5日、ナポ県にあるマルコさんのチャクラとStarlinkでつないで1時間25分の生中継を行いました。この回は、その直後にそのまま収録しています。話すのは、ママノチョコレート代表の江沢孝太朗と、NPO法人ママノアマゾニア事務局長でグアユサ茶ブランドZengyを立ち上げた渡邉ゆりえさん。10種類以上の植物を案内してもらった直後の感想から、「チャクラ」という言葉の語源、マチェッテ1本で管理される理由、気候変動に対する強さまで話しています。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ タイムスタンプ00:00 セミナー直後に収録しています00:12 出演は、NPO法人ママノアマゾニア事務局長の渡邉ゆりえさん00:50 エクアドル側はウリ、エンリケさん、マルコさん01:30 チャクラを知らない方は第6話へ(東京大学特任教授・八木信行さん)01:53 都市で暮らしていると、自然とのつながりは感じにくい03:00 キチュアのコスモビジョン。森と人の相互作用でチャクラができた04:01 「チャクラ」の語源は、キチュア語の「女性」04:43 男性は狩りに行き、女性は家の周りでユカを育てていた05:30 ラ・セルバ、ティエラ、パチャママ。スペイン語の女性名詞06:22 ここから写真を見ながら。まずエンリケさん06:47 カカオはナショナル種に、赤いトリニタリオが少し混じる06:59 年間24〜31度。東京より過ごしやすい07:21 Starlinkでつなぐ生中継の裏側。カカオの木の上にパソコンを置く08:49 マイトの葉。魚や鶏を包んで焼く。昔はこの上で寝ていた09:37 マルコさんの父親はシャーマン。薬草が植わっている10:12 チャクラに個性が出る。主食を多く植えるか、換金作物を多く植えるか10:56 悪いものを払う葉11:32 トトロが持っていそうな、縦1メートルの葉12:11 マルコさんがエンリケさんを葉で払う。日本の神道にも似たものがある12:47 森のガーリック、グアユサ茶12:54 チョンタ1本から、実もチチャも芯も幼虫も建材も採れる14:56 風邪、熱、傷、湿疹。植物の使い分け15:13 2024年に見た2つのチャクラの違い17:14 モノカルチャーとの収穫量の差は3倍どころではない18:15 カカオ農園ではない。森を模した中で農業をしている19:21 原生林と国立公園をつなぐ回廊としてのチャクラ20:47 3年で森になり、8年で原生林のようになる21:31 雑草はマチェッテ1本で刈る22:13 農機具がマチェッテだけ。日本の農家との違い23:31 世界農業遺産でも、機械を使ってはいけないわけではない24:02 気候変動へのレジリエンス。腐葉土と深い根、40日降らなかった年25:06 モノカルチャーは病気が広がる。チャクラは広がりにくい25:32 次回はNPO法人ママノアマゾニアの話を━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ この回のもとになったセミナーのアーカイブエクアドルアマゾン「チャクラ」の植物大紹介スペシャル(1時間25分) • エクアドルアマゾン「チャクラ」の植物大紹介スペシャル 記事とタイムスタンプhttps://mamano-chocolate.com/blogs/ne...━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ もっと知るチャクラとはhttps://mamano-chocolate.com/pages/ch...アマゾンチャクラhttps://mamano-chocolate.com/pages/am...カカオのアグロフォレストリーhttps://mamano-chocolate.com/pages/ag...ウィニャック組合からのメッセージhttps://mamano-chocolate.com/pages/wi...エクアドル合同視察 2027年4月19日〜25日https://mamano-chocolate.com/blogs/ne...━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ ママノチョコレートエクアドル・アマゾンのカカオを、生産者から直接買い付けてチョコレートにしています。https://mamano-chocolate.com/チョコレートを見るhttps://mamano-chocolate.com/collecti...━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ NPO法人ママノアマゾニア熱帯林の保全と、現地の先住民の生活向上を同時に進めるために活動しています。第一弾として、コミュニティが保有する1,400ヘクタールの原生林に、野生カカオ3,000本を植樹します。https://mamano-amazonia.org/ご寄付...
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    26 分
  • #8 カカオバターとは?香り・口どけ・レシチンの話
    2026/09/01

    チョコレートの口どけをつくる、カカオバター。
    今回は、カカオバターの基本的な役割、未脱臭バターと脱臭バターの違い、板チョコレートや業務用クーベルチュールでの使い方、レシチンを使った試験についてお話しします。

    カカオの香りやなめらかさは、カカオバターの選び方でも変わります。製菓・ビーントゥーバーづくりに関わる方にもおすすめの内容です。

    業務用アリバブレンドカカオバター
    https://mamano-chocolate.com/products/arriba-blend-cacao-butter

    チャプター
    00:00 カカオバターとは?チョコレートの口どけの理由
    01:04 未脱臭バターと脱臭バターの違い
    02:02 ママノでのカカオバターの使い方
    02:38 レシチンの役割
    03:37 レシチンを使った試験と現在の方針
    05:00 アリバカカオに含まれるカカオバター
    05:52 業務用アリバブレンドカカオバターのご案内

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    6 分
  • #7 味わって理解する野生カカオ 講義「チョコレートの起源をめぐる旅」より
    2026/08/24

    今回のテーマ

    野生カカオを味わって理解する。チャクラで育つアリバと、白い種のクラレイ。生産性の低さの向こう側にある香りと、森を残す理由を話します。


    2026年8月18日、港区立産業振興センターで開催した講演会より。佐藤清隆先生のあと、江沢コータローが野生クラレイとアリバカカオを会場で食べ比べながら、チャクラ、発酵、原生林への植樹までを話した回です。

    その日の会は「チョコレートの起源をめぐる旅。野生カカオ探索と5500年前の遺跡を訪ねて」です。広島大学名誉教授の佐藤清隆先生を迎え、アマゾンの野生カカオ探索と、サンタアナ・ラ・フロリダ遺跡の話を聞き、アリバカカオと野生クラレイの食べ比べも行いました。詳細は⁠Peatix⁠と、⁠告知記事⁠にあります。

    今回の音声は、その会の後半、江沢が担当したテイスティングのパートです。来年4月のエクアドル旅の案内から始まり、会場で食べた2種を紹介します。ひとつは野生のホワイトクラレイ。もうひとつは、ナポ県の在来種系アリバカカオです。

    単一栽培の改良品種CCN51は、エクアドル平均でヘクタールあたり乾燥豆1320キロほど。チャクラのナショナル種は300〜500キロ。野生カカオは今年30キロ、去年100キロ、0キロの年もあり、生産性はおよそ500倍違います。それでもチャクラは、キチュア族の農家が裏庭で食べるものを確保する仕組みです。イシュピンゴ、エクアドルシナモンの香りが、チャクラのアリバに移っていると感じ始めたのは、毎年食べ比べて7、8年目でした。

    クラレイは商業栽培にもハイブリッドにも使われていません。ウィナク組合が集めた豆は、遺伝子分析でクラレイ100%と記載されています。乾燥豆はアリバ約1.2グラム、野生クラレイ約1.7グラム。どちらも発酵は4日と短め。揮発しやすい繊細な香りを、焙煎で飛ばさないためです。アリバはスパイスやハーバル、軽やかな印象。クラレイは標高900メートル付近。種が白いので、カカオ70%にしても明るい茶色が残ります。果肉の時点でラベンダーやバラの香りがしたので、発酵で足すより、果肉と種が持っている香りを残す作り方にしています。

    NGOママノアマゾニアでは、おととしと去年で野生クラレイを約3000本、原生林に植え直しました。今年はナポ県とオレリャナ県で、月に4回ほどコミュニティを訪ねて探索しています。すぐ近くでは金の採掘で森がえぐられています。世帯年収が10万円ほどの家にとって、採掘は1日40〜100ドルになる仕事です。森を切りたくないという価値観と、収入を両立できたら、というのが今の取り組みです。


    00:00 来年4月のエクアドル旅

    00:56 今日の2種(野生ホワイトクラレイ/アリバカカオ)

    01:22 生産性の差

    03:18 チャクラという農園

    03:57 イシュピンゴとテロワール

    05:42 クラレイの分布と遺伝子

    07:13 種のサイズと4日発酵

    08:50 アリバカカオの香り

    10:04 クラレイの標高・色・味わい

    12:39 果肉の香りと短い発酵

    14:40 原生林への植樹と探索

    15:38 なぜ野生カカオを増やすか


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    17 分
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