『つぼねのあのね〜几帳の向こうの友がたり〜』のカバーアート

つぼねのあのね〜几帳の向こうの友がたり〜

つぼねのあのね〜几帳の向こうの友がたり〜

著者: おぎたま
無料で聴く

概要
★隔週水曜・夜10時、月に2回のペースで更新予定★ 九州在住の兼業占い師<おぎ>と東京在住の編集係<たま>。 高校からの親友ふたりが、古典のこと、平安貴族のこと、 日本語という言語のことなどあれやこれやと語ります。 古語やら古典の登場人物やらがちょいちょい顔を出すのがおぎたま流。 Podcastから聞こえる顔の見えないおしゃべりは、几帳の向こうで盛り上がる 平安時代の女房たちの会話よう・・・? 時代をひらりと飛び越えて、今日も局(つぼね)にやって来た私たち。 「あのね、あのね・・・」と30年変わらぬトークを耳そばだててお聞きあそばせ。 ※語注※ 局(つぼね): 平安時代の貴族の屋敷の一室のこと。後に「お局様」などと人物を示す言葉として転用される。このことについてはいつか熱く語りたい。 几帳(きちょう): 平安時代の可動式のパーテーション。今も神社の神殿などには置いてあって、心ときめく。ついつい見ちゃう。いつか浮舟ごっこがしたい。 友がたり: おぎたまの造語。友達同士が語り合うこと。   ※自由気ままな古典愛トークですので、学術的・歴史的に正しいものとは限りません。 ※内容は諸説あります。 Twitter https://twitter.com/TUBONEnoANONE ご質問などはこちらへ https://marshmallow-qa.com/tubonenoおぎたま
エピソード
  • #57 おぎたま今昔物語〜秋のきのこ編〜
    2026/10/21

     秋もたけなわの今日このごろ。今年は紅葉が遅いとか、秋刀魚が食べたいとか、そんな話が聞こえてきます。つぼねの皆様はいかがおすごしでしょうか?

     短い秋を堪能すべく、今宵は秋の味覚・きのこについて友がたりいたしませんか?「いつからこのつぼねはグルメ番組になったのですか?」とたまが突っ込みたいのは宜なれど、ところがところが、たまの大好物・今昔物語集を開いてみると、何とも面白いお話がありまして。

     おぎ渾身の全訳もブログにご用意いたしました。そちらもどうぞチラ見しつつ、秋の夜長をお楽しみください。

      

    おぎたまの局 https://www.tibonenoanone.com


    <時のしおり>

    (00:00) 秋の味覚きのこ

    (03:04) きのこ大好き受領の話

    (04:30) 帰京途中に大事故発生

    (07:41) 大ピンチからの起死回生?

    (11:53) 何故そこまで平茸を‥

    (15:25) 実は大いなる『ディスり話』

    (19:42) 素人判断は危険

    (21:16) 超大物政治家と毒キノコの話

    (24:52) 事件から教訓を得たヤバい人

    (29:01) 激ヤバ人物の素性

    (30:20) 今昔らしいオチにモヤモヤ

    (32:31) 僧ゆえ?死後が気がかり

    (37:49) つぼねの皆様の「読書スタイル」判明

    (40:03) おぎたまの本棚コメントご紹介


    ※自由気ままな古典愛トークですので、学術的・歴史的に正しいものとは限りません。※内容は諸説あります。


    <おぎ注>

    信濃国:現在の長野県にあたる。


    受領:当時の地方長官。実際に任地で政治を行う現代の県知事のような役割 


    尋:ひろ。長さの単位で大人が両手を広げた長さのことで、一尋はだいたい1.8mくらい。


    旅籠:はたご。旅の道具や服を入れたかごのこと。


    平茸:きのこの一種。平安時代の秋の貴重な味覚の一つで、今もスーパーに並んでいるのは平安時代とほぼ同じもののようです。※なお、市販されているヒラタケは安全ですのでご安心を。



    受領は倒るる所に土を掴め:受領は転んでも土を掴んで立ち上がるというのが直訳。今で言う「転んでもタダでは起きるな」に近い意味で、受領が強欲だったことを表す慣用句。


    琵琶殿:びわどの。道長の別邸で、中宮妍子の里邸であった。


    今昔物語集 本朝世俗部:今昔物語集の中の本朝、つまり我が国の世俗的な話を集めたパートのこと。


    <参考文献>

    『今昔物語集 五』 岩波書店 新日本古典文学大系

    :今昔物語集 第28巻 第38話「信濃守藤原陳忠、落入御坂語」

    :今昔物語集 第28巻 第17話「左大臣御読経所僧、酔茸死語」

    https://www.iwanami.co.jp/book/b626376.html

     

    『今昔物語集 本朝部(下)』岩波文庫 

    :巻第二十八 本朝付世俗 信濃守藤原陳忠、御坂に落ち入りたる語 第三十八

    https://www.iwanami.co.jp/book/b245769.html


    X(旧Twitter) → https://x.com/TUBONEnoANONE

    ご質問などはこちらへ → https://marshmallow-qa.com/tubonenoanone

    HP、更新中 →おぎたまの局 https://www.tibonenoanone.com


    続きを読む 一部表示
    54 分
  • 源氏物語マラソン #21 明石〜前編〜
    2026/10/07

    宮中で怖いものなしで育った源氏にとって、うら寂しい須磨での暮らしはどれほど堪えたことでしょう。これ以上辛いことはないと思っていた源氏は、明石の帖で「人生のどん底」を経験、そこから奇跡のV字回復を果たします!そして、その影にはいくつかの“夢”の存在がありました。  

     夢を見た3人の男たちと彼らの行動を、令和の兼業占い師・おぎが覗いてみたところ、色々思うところがありまして。たまのひとことから気づいたとんでもないことなど、今日も友がたりは千々に広がってゆくのでございます。

     さあ、今宵もどうぞいつものつぼねにお集まりください。


    <マラソンの心得>

    1)どの現代語訳、原文を読んでいただいてもOKです。

    2)途中参戦、途中離脱、出戻り、つまみ食い、OKです。

    3)最後までご自分のペースでのんびり完走を目指しましょう!

     

    ※自由気ままな古典愛トークですので、学術的・歴史的に正しいものとは限りません。おぎたまの妄想は、決してテストに書かないようご注意ください。※内容は諸説あります。※源氏物語を新鮮な気持ちで味わいたい方は、先に書籍を読むことを強くお勧めします。


    <おぎ流あらすじ~明石~>

    源氏が27~28歳頃のお話。セルフ流罪で須磨にやってきたはいいけど、大嵐に遭って家が火事。危ういところを明石の入道に助けてもらってお引越し。そこで明石の君と運命の出会い。そして都への帰還。いわば、人生のどん底からのV字回復ストーリーです。


    <時のしおり> 

    (00:00) 源氏の運命、V字回復!

    (03:24) 人生を分けた“夢”

    (05:39) 夢のお告げ:明石入道

    (10:32) 本気にして即行動!◎

    (18:28) 源氏が須磨で見た怪しい夢

    (24:04) さすが!?源氏くんの対応

    (27:20) 夢で再会♡桐壺パパ

    (32:20) 明石入道お迎えのタイミング

    (37:15) 朱雀帝を襲った悪夢

    (40:28) 不憫すぎるお兄ちゃん

    (46:21) おぎポイント①3人の行動を占うと

    (53:27) おぎポイント②繰り返される「13」

    (56:53) 本当に大事なのは「1」と「3」 

    (01:00:02) 明石の君と数字の不思議

    (01:03:33) 須磨・後編の投票結果&コメントご紹介


    <おぎ注>

    霊験(れいげん)

    :神や仏など、人間を超越した存在が見せる奇跡やご利益のこと。

    チャンスの前髪

    :「チャンスの神様には前髪しかないため、目の前に来たときに迷わずつかまなければならない。過ぎ去った後につかもうと思っても掴めない」という、ことわざや言い伝えの一部 。


    住吉の神様

    :強力な浄化の力を持つとされ、災難を払い除け、運気を清める神様として信仰されている。


    タロット大アルカナ13

    :死神。破壊と再生を司る。物事をリセットして再スタートするときなどによく出る。


    <出典>

    「源氏物語」岩波書店 新日本古典文学大系(2)

    https://www.iwanami.co.jp/book/b259627.html


    「全訳 源氏物語」與謝野晶子/訳 角川文庫

    https://www.kadokawa.co.jp/product/200801000436/


    「源氏物語 2」角田光代/訳 河出文庫

    https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309420127/


    「あさきゆめみし 完全版 3 」大和和紀 講談社

    https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000044240


    X(旧Twitter) → https://x.com/TUBONEnoANONE

    ご質問などはこちらへ → https://marshmallow-qa.com/tubonenoanone

    HP、更新中 →おぎたまの局 https://www.tibonenoanone.com


    続きを読む 一部表示
    1 時間 19 分
  • #56 おぎたまの本棚・4〜2026年9月〜 
    2026/09/23

    あなたの親友がどんな本を読んでいるか、あなたは知っていますか?あなたの親友がどんな本が好きか、あなたは知っていますか?

     高校生のころ、私たちは教室で本の貸し借りをしていました。

     「これ、面白かったよ」「同じ作者の本を読んでみたよ」とおススメしてもらう本はどれも面白かったのだけれど、今となってはそれ自体が尊くて貴重な記録です。

     酷暑を何とか乗り越えて、ようやく過ごしやすくなった秋の夜長。本を手に取り、読書の秋としゃれ込みませんか?

    <時のしおり>

    (00:00) 酷暑を乗り越え

    (03:04) 入手に苦労した神雑誌

    (05:23) “紙”はやっぱり良い

    (07:36) 『あさき〜』の色に感激!

    (12:57) 大和先生の拘りに驚嘆

    (16:10) JKおぎ衝撃!六条様の名台詞

    (19:38) 三宅香帆さんとの対談は「げに×3」

    (24:44) 万葉集初心者におすすめ本

    (30:03) 日本語の使い方にハッとする

    (32:21) 幅広い歌をチョイス

    (35:45) おぎちゃん解説のあの歌も

    (39:05) をりふしコメントご紹介

    (51:46) おぎたまが気になる大イベント


    ※自由気ままな日本語愛トークですので、学術的・歴史的に正しいものとは限りません。※内容は諸説あります。


    参考配信:#47 おぎたまの本棚 3 (2025年10月配信)

    https://open.spotify.com/episode/2iESOEO1k3vEAPQvSYrcam?si=hkTAvMyiRdyzw9TmquiZbw


    <おぎ注>

    額田王:あかねさす紫野行き標野行き野守りは見ずや君が袖ふる 万葉集巻1・201

     (おぎ訳:夕茜が映える紫野をこんなにたくさん人が行き交うのよ。あなたが袖を振るのを見られなかったかしら)


    持統天皇:いなと言へど 強い(し)ふる志斐(しひ)のが強し語りこのころ聞かずて我れ恋ひにやり 万葉集巻3・236

    (おぎ訳:「もういいよ」と言っても無理やり聞かされたね。色々話が尽きなかったあの頃が懐かしい。ガールズトークをもう一度。)



    <参考>

    「芸術新潮 2026年6月号」 新潮社【大特集】祝!デビュー60周年 エンタメ少女マンガの王道をゆく!

    https://www.shinchosha.co.jp/geishin/backnumber/20260525/


    「田辺聖子の万葉散歩」 中公文庫 田辺聖子著 

    https://www.chuko.co.jp/bunko/2023/11/207440.html


    「あさきゆめみし 完全版 3」 講談社 大和和紀

    https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000044240


    特別展:源氏物語王朝のかがやき チラシこちらから

    https://genjiten.jp/asset/images/home/flyer.pdf



    少女漫画・インフィニティ 萩尾望都×山岸凉子×大和和紀 三人展

    https://www.nact.jp/exhibition_special/2026/shojomanga/


    X(旧Twitter) → https://x.com/TUBONEnoANONE

    ご質問などはこちらへ → https://marshmallow-qa.com/tubonenoanone

    HP、更新中 →おぎたまの局 https://www.tibonenoanone.com


    続きを読む 一部表示
    55 分
adbl_web_anon_alc_button_suppression_t1
まだレビューはありません