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【第259回】『労務管理Q&A~「社員のやる気」を高めるためにどうすれば良いか…

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【第259回】『労務管理Q&A~「社員のやる気」を高めるためにどうすれば良いか?⑤~』 日々の業務、なんとなく「こなしている」だけになっていませんか? 社員のやる気を引き出すために必要なのは、「自分の仕事を他者に説明・教育する習慣」を持つこと。 今回は、説明する力とやる気の関係を深掘りします。 ■「他者に説明する習慣」がやる気を育てる 今回のテーマは、社員のやる気を高めるために大切なスキル「他者に説明・教育する習慣」について。日々の業務で得た学びを、上司や同僚に共有することは、単なる報告ではなく、自身の理解を深め、主体的に学び続ける姿勢を育てるうえで非常に効果的です。インプットした内容を言語化し、アウトプットすることで、知識が定着し、業務に対する自信=自己効力感の向上にもつながります。 ■話すことで「自分の理解の浅さ」に気づく 文章でまとめることはできても、実際に人に説明してみると「あれ?上手く伝えられない」という経験は多くの方が持っているはず。それは、自分の理解がまだ曖昧だったという証でもあります。説明というアウトプットは、自己理解を客観視できる貴重なチャンス。とくに会話では、相手の反応が即座に返ってくるため、説明力や表現力を試し、磨く機会となります。 ■説明→フィードバック→修正という“学びの循環” 他者に説明することで、自分の説明のどこが分かりにくかったのか、何が伝わりづらかったのかを客観的に振り返ることができます。また、相手からの質問や助言を受け取ることで、新たな視点が得られ、理解がさらに深まります。このように、説明→フィードバック→改善というサイクルが回り始めると、自分の成長実感が強まり、仕事へのモチベーションも自然と高まっていきます。 ■日報・週報を「背景や理由」まで伝える訓練に 報連相の質を高めることも重要です。進捗報告をただの事実伝達で終わらせるのではなく、「なぜそうなったのか」「どんな意図でそのやり方を選んだのか」「今後どう改善できるか」といった“考えの背景”を加えて伝える習慣をつけることで、説明スキル・構成力・思考の深さが自然と鍛えられていきます。単なる報告が「思考の訓練の場」になるのです。 ■ジョブローテーションは説明力と緊張感を高める さらに可能であれば、ジョブローテーションの制度も効果的です。年に1回程度、業務を入れ替えることで、業務理解が進むと同時に「誰かにきちんと引き継げるように整理しておこう」という意識が働き、自然と日々の業務への緊張感や説明意識が高まります。マンネリ化防止にもなり、社員の成長とやる気向上につながります。 ■仕事は“誰かと一緒に”やっていることを忘れずに 日々の仕事は自分一人で完結しているように見えても、実際は社内外のさまざまな人と関わりながら成り立っています。だからこそ、「誰かに伝える」「誰かに引き継ぐ」「誰かの役に立つ」という視点を持ち続けることが、社員のやる気を支える力になります。 ~お知らせ~ この番組は、社会保険労務士の田村が、働き方改革や労使関係の改善に役立つ情報を提供する番組です。また、外国人労働者や海外駐在員の労務管理に携わる企業の方にとって、現場で役立つ実務的なアドバイスもお届けしております。 本番組は、社会保険労務士事務所Sun&Career代表の田村が毎週1回配信しているサンキャリアニュースの音声版チャンネルです。 本番組のパーソナリティーは社会保険労務士事務所Sun&Career代表である田村のAI音声を使って配信しております。 この音声にはAIによる自動翻訳が使用されています。可能な限り正確な日本語訳を提供するよう努めておりますが、AIの特性上、一部の表現やニュアンスが正確に反映されない場合がございます。 本音声のブログ版はこちらからご覧ください。 また、AI音声ではなく、リアルな田村が配信しているポッドキャストはこちらをお聞きください。 企業と従業員の働き方を考える 『社労士ラジオ サニーデーフライデー』 Apple Podcast https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1507714225 Spotify https://...

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