「やりたいこと」を「興味ないこと」にすり替えてしまう心理──自己欺瞞の哲学|哲学ラジオ
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「やりたいけれど、今はできない」が、いつの間にか「そもそも、そんなにやりたくなかった」に変わってしまう。私たちはなぜ、自分でも気づいている気持ちを認めず、自分に嘘をついてしまうのでしょうか?
今回は、自分自身を欺く「自己欺瞞」、精神分析における「抑圧されたものの回帰」、そしてハイデガー『存在と時間』の「良心の呼び声」を手がかりに、本音を押し込めてしまうことと、それでも残る違和感について考えます。良心論については、「自分はこのままでよいのか」という問いに引き寄せ、私なりの解釈を交えながらお話ししています。
本音に気づいたからといって、すぐに生活を変えられるとは限りません。それでも、自分にはその気持ちや価値観があると認め、少しずつ選択に取り入れていくことはできるのではないか。それが今回のトークで伝えたいことです。
自分が選ばなかったものを、本当は欲しくなかったことにしていないでしょうか?
話すスピードがゆっくりに感じられる方には、倍速視聴がおすすめです。
〈この動画で扱うこと〉
- 「今はできない」が「本当は望んでいない」に変わる、自己欺瞞の問題
- 精神分析の「抑圧されたものの回帰」から考える、押し込めた気持ちとその再出現
- ハイデガー『存在と時間』の「良心の呼び声」と「負い目」を手がかりに、自分の生き方を問い直すこと
- 本音を認めることと、そのとおりに行動することの違い
▼使用・関連文献
マルティン・ハイデガー『存在と時間(三)』熊野純彦訳、岩波文庫、2013年
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信原幸弘編『ワードマップ心の哲学──新時代の心の科学をめぐる哲学の問い』新曜社、2017年
https://link.amazon/B061mf0E8
信原幸弘・太田 紘史編『シリーズ 新・心の哲学III 情動篇』
https://link.amazon/B08FmLcEa
ジークムント・フロイト『ドストエフスキーと父親殺し/不気味なもの』中山元訳、光文社古典新訳文庫、2011年
https://link.amazon/B09nz5Fl2
片岡一竹『ゼロから始めるジャック・ラカン──疾風怒濤精神分析入門 増補改訂版』ちくま文庫、2023年
https://link.amazon/B03jRXWGx
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〇思考の材料
ONE OK ROCK「Liar」
https://youtu.be/SAHvDE9FFAE?si=WKfx4FT5WjeLp0uj
ONE OK ROCK「Mr.現代Speaker」
https://music.youtube.com/watch?v=WmN8es5k1t8&si=5RzsEmvNMR9OUXBs
KOHH「嘘つき」
https://music.youtube.com/watch?v=v5_0Ff_uQ50&si=y921OE20ccGrJQyG
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