『朝星夜星』のカバーアート

朝星夜星

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朝星夜星

著者: 朝井 まかて
ナレーター: 古村 澪
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このコンテンツについて

幕末から維新、明治と激動の時代の外交を料理で支えた男がいた――長崎生まれの料理人・草野丈吉で、店の名は「自由亭」。

本書は、日本初の洋食屋を長崎で開き、大阪に進出してレストラン&ホテルを開業、近代大阪の発展に貢献した丈吉を、妻ゆきの視点から描いた歴史小説。

貧しい農家に生まれた丈吉は、18歳で出島の仲買人に雇われ、ボーイ、洗濯係、コック見習いになる。

そして21歳のときにオランダ総領事の専属料理人になり、3年後に結婚。夫婦で日本初の西洋料理店をオープンさせた。店には、陸奥宗光、五代友厚、後藤象二郎、岩崎弥太郎といった綺羅星のごとき男たちがやって来る。

明治の世になり、大阪へ移った丈吉は、重要な式典で饗応料理を提供するまでになるのだが……。

夫婦で困難を乗り越え、夢をつかみ取る姿を活き活きと描いた傑作長編。©Macate Asai (P)2023 Audible, Inc.
歴史小説
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多くの作家が幕末から明治に掛けての人物像を物語にしていますが、庶民目線から語られる物語は少ないのでとても楽しめました。主人公は長崎丸山の茶店で奥女中の奉公をしている「ゆき」の目線で語られる文明開化時代の話しですが、やはり日本女性は強く美しいと思いました。男達も磊落・豪胆でちょっと憧れます。
女性目線なんで女性の朗読は良かったと思います。聞き終わってNHKの朝の連続ドラマで映像化してほしいと真剣に思ってます。

幕末から明治に至る庶民目線がすばらしい

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

歴史上の人物もたくさん登場するし、これはぜひドラマ化して欲しいです

全ての場面が目に浮かぶ

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聞き終わって、ほんとうにすばらしい物語だったと感動しました。史跡を訪ね、草野丈吉やその家族について、もっと詳しく知り、できれば自由亭の味を引き継ぐレストランで、明治の西洋料理を味わいたいと思いました。そしてさらに、もう一度幕末から明治の歴史を再勉強したくなりました。
本書は幕末から明治にかけて、料理で外交を支えた草野丈吉の妻、ゆきの目線でストーリーが進みます。ゆきはおおらかで働き者で、他の人からは鈍感とも言われるキャラですが、その内面を描かれれば、好きにならずにはいられませんでした。キーマンとして幕末のスターが登場し、その素顔をみせてくれました。ほんとうにうれしかった。まるで自分が陸奥や五代や坂本に会ってしまったようなときめきを感じました。歴史が好きな人、料理が好きな人、日本が好きな人、外国が好きな人におすすめの一冊です。

今すぐ史跡を訪ねたい

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再生時間は長いですが、パソコンで作業しながら、楽しく聴き終えました。
鈴木商店をモデルに、史実に近く描かれた「お家さん」という小説がありますが、それを彷彿とさせました。
聴いていて、その場面が目に浮かぶ、素晴らしさ。
登場人物の人生絵模様もリアリティがあって、引き込まれます。

ぜひ、大河ドラマのように映像作品にしていただきたいです。

お家さんのような史実を感じさせる物語

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『ながら聞き』をしようと聴き始めたこの作品ですが、面白くて、作業の手を止めて聴きってしまったこともしばしばでした。

物語が進んでいくにつれて私でも知っている明治維新の偉人たちが出てきて物語がより現実感を持って迫ってきました。五代友厚氏が出てきたときは思わずディーン・フジオカさんの顔が浮かんでいました。また春になると楽しみな中之島の桜は主人公の夫の手によるものだったのかと初めて知ったことも多く、物語として歴史的事実としてとても興味深かったです。

主人公が成長していくさまがしごく自然な形で書かれていて、自分が主人公と一緒に年を取っていくような気持ちになりました。嫉妬やドロドロとした足の引っ張り合いなどの暗い気持ちになるようなシーンはほとんどなく、朝ドラにように終始爽やかな風が流れていました。

ただ!ナレーション古村澪さんの関西弁が下手すぎました!ほかのレビューにもありましたが、「旦那さん」を大阪弁では「だんさん」と言ったりますが、古村澪さんのアクセントの置き方とイントネーションだとまるで名字を読んでいるよう『壇さん』みたいな。また「人夫」のイントネーションは『妊婦』だし、聞いていて混乱しました。なぜ誰も注意しなかったのでしょうか。録り直ししなかったのでしょうか。

舞台が大阪に移ってからナレーションがとにかくひどく、いまどき、こんなひどい大阪弁もどきは漫才のネタにもならないとうんざりしてしまいました。作者の朝井まかてさんは大阪生まれの大阪在住の方だから、このナレーションを聞いてがっかりされたのではないか心配にもなりました。 

それでも最後まで興味を持って聴き続けることができたのは、朝井まかてさんの筆力だと思います。

すごく楽しめた小説。でもナレーションが...

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本当は星5でも6でもつけたい気分ですが、とにかくナレーションがひどい。オーディブルで何冊かきいていますが、こんなにきいていてイラついた作品はありませんでした。関西弁もそうですが、それよりも、場面展開があっても、構わず読んでしまわれるのには閉口しました。
ほんの少しの間があればと。。。こういうのは、読み手の力量にかかっていると思います。
感情をあまり出さず、淡々と読み進める感じも、私には合いませんでした。
内容は、さすがの作品です。それだけに、本当に残念でした。

よかっただけに。。。

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舞台の時代がありありと浮かび、激動の、幕末明治が良く描かれていました。
目まぐるしく発展する長崎や大阪の町々が目に浮かびました。
素晴らしい作品です。

一気に聞きました

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気負い無く楽しめた。
誰かの人生に寄り添う事で得られる楽しみもあるものね。

わからずとも、流される人生の楽しさよ。

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素晴らしいお話でした。
途中、切なくなる場面も多々ありましたが、ラストにはなんだか清々しい気持ちになりました。
途中、中之島やこの時代の偉人の事を調べながら読み進め、改めて歴史の勉強をし直したいなと思わされる一冊でした。

丈吉さんのお料理をいただきたい!

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70代を迎えた、私にも、色々人生を思い出して
共感を覚えた。
ナレーションが、淡々としていて話しの変わり目がわかりにくい。

料理の基礎が語られている事が、楽しかった。

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