今回は歴史回です。SGDさんのルーツと黒人の歴史について当事者の声をお聞きください。 【用語解説】※諸説あります ■ジム・クロウ法(Jim Crow laws) アメリカ南部を中心に19世紀後半から20世紀半ばまで続いた人種隔離法。 黒人と白人の公共施設(学校、交通機関、飲食店、公園など)を分離し、黒人の選挙権や社会的権利を事実上制限した。 表向きは「分離すれども平等(separate but equal)」という理念だったが、実際には黒人に提供される施設やサービスは劣悪で、制度的な差別を正当化する仕組みだった。 1964年の公民権法と1965年の投票権法で撤廃された。 ■ローザ・パークス事件(1955年) アラバマ州モントゴメリーで、黒人女性ローザ・パークスが市バスで白人に席を譲ることを拒否し逮捕された出来事。 この行動をきっかけにモントゴメリー・バス・ボイコット運動が始まり、黒人市民が1年以上にわたりバス利用を拒否した。 この運動は全米に広がり、公民権運動の象徴的な転機となった。マーティン・ルーサー・キング牧師もこの運動でリーダーとして台頭した。 ■ ロゼッタ・ソープ ロゼッタ・ソープは「ロックンロールのゴッドマザー」と呼ばれる黒人女性ギタリストで、1930〜40年代にゴスペルとリズムを融合させ、エレキギターを大胆に使った演奏で後のロックに大きな影響を与えました。エルヴィス・プレスリーやジョニー・キャッシュら多くのスターも彼女からインスピレーションを受けています。 ■ ソウルトレイン 『ソウルトレイン』は1971年に放送開始されたアメリカの音楽番組で、ソウルやR&B、後にはヒップホップなど黒人音楽を中心に紹介しました。ダンスとファッションの発信源としても絶大な影響を持ち、黒人文化を全米に広める役割を果たしました。 ■ セドウィック ニューヨーク・ブロンクスの「1520 Sedgwick Avenue」は、ヒップホップ誕生の地とされるアパート。1973年、DJクール・ハークとアフリカバンバーダとグランマスターフラッシュがここで開いたパーティでブレイクビーツを使ったDJプレイを披露し、後にヒップホップ文化誕生の地とされました。 ■ マルコムX マルコムXは1950〜60年代のアメリカを代表する公民権運動家で、黒人の自己決定・自衛権・誇りを強調した急進的なリーダーです。キング牧師が非暴力を掲げたのに対し、マルコムXは「必要なら武力で対抗すべきだ」と訴え、のちに思想を深めてイスラム教徒として人種を超えた連帯を模索しました。 ▶︎▶︎トークに出てきたアーティストを加えていきます! 🎧Play List https://open.spotify.com/playlist/4MTboyeA0QUDAVLqRLyqaV?si=txMSNnbeTq-QxMQKIjy2CA&pi=09LWJGoGS7KPZ 【MC】 Shot Gun Dandy https://x.com/shotgundandymk3?s=21 SOPHIE https://x.gd/SlIGnP この番組は、HIPHOPが好きすぎるミックスルーツの@ShotGunDandymk3 と、HIPHOPが好きだけど知識のないソフィがお届けするHIPHOPknowledge番組🎙️ リスナーさんの知識や好きな楽曲についても#DANDYHIPHOP でぜひお聞かせください! ────── ”Rap is something you do, Hip Hop is something you live.” ─ ラップは口先でできるけど、ヒップホップは魂でしかできない。 Jingle, BGM制作:SOPHIE Sound Effect by u_8e8ungop1x from Pixabay
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