『Colorless Tsukuru Tazaki and His Years of Pilgrimage』のカバーアート

Colorless Tsukuru Tazaki and His Years of Pilgrimage

A novel

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Colorless Tsukuru Tazaki and His Years of Pilgrimage

著者: Haruki Murakami, Philip Gabriel - translator
ナレーター: Bruce Locke
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このコンテンツについて

INSTANT #1 NEW YORK TIMES BESTSELLER • One of the most revered voices in literature today gives us a story of love, friend­ship, and heartbreak for the ages.

“Mesmerizing, immersive, hallucinogenic.”—Entertainment Weekly

Colorless Tsukuru Tazaki and His Years of Pilgrimage is the remarkable story of a young man haunted by a great loss; of dreams and nightmares that have unintended consequences for the world around us; and of a journey into the past that is necessary to mend the present.

ONE OF THE BEST BOOKS OF THE YEAR: The New York Times Book Review, The Washington Post, Financial Times, St. Louis Post-Dispatch, Slate, Mother Jones, The Daily Beast, BookPage

*Années de pèlerinage (Years of Pilgrimage) - "Le mal du pays" by Franz Liszt, performed by Peter Mendelsund. Recorded by Charles Myers Recording Studio, Manhattan School of Music, The Gordon K. and Harriet Greenfield Hall. Kevin Boutote, Recording Engineer.
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わざわざ変な(日本人ぽい?)発音をしている、と不評のナレーション。恐る恐る購入してみたら意外と気にならなかった。ネイティブがわざわざ変な発音(子音を強調?)しているなあ、という印象を受けた。ストーリーを追う上で、そこまで致命的な欠陥ではない。日本人が外国人の日本語を真似するとこう聞こえるのか、と妙に反省させられたりもした。日本人?に朗読させるよりはマシである。日本人の朗読は絶対に買わない。
それにしても、なぜ"日本人っぽく"(実際には全然日本人ぽくないのだが)発音させたのだろうか?日本人が"アメリカ人の日本語"をテキトーに真似してハリー・ポッターを読んだらどうだろう?「コノショーネンワー?ナントカデー?』しらけるレベルを通り越して腹が立つ。全く理解できないのだが、レイシズム的・馬鹿にする意図でわざわざこんな朗読をさせたとも思えない。想像するに、アメリカ人は「日本語を喋っている日本人」がイメージできないのではないか?
ひょっとしたらアメリカ人は、日本人は、日本でたどたどしいジャパニーズ・イングリッシュで生活している、そんなイメージでいるのか?!なるほど。そう思えば納得できる。東京で日本人は「ヘンテコな英語を喋っている」というわけか。
レイシズムでも何でもない、アメリカ人の日本像はこの程度なんだろうな、と感心した。アメリカはやはり奥が深いのである。
さて、小説自体は村上作品としては好みが分かれる作品と言えよう。ノルウェイの森を頂点とした、国境の南太陽の西、スプートニクの恋人系の村上人間関係小説である。嫌いではないが、僕はファンタジー色の強い他の作品群をより好む。

以上、半分くらい聞いた感想。以下、聴き終えた感想。

聞き通したら、やっぱりナレーションは不愉快だった。「これは確かに日本人らしい発音だな」と思える瞬間があり、そういう時は腹が立った。わざわざ真似するなよ。上手く真似すればするほど腹が立つ。なんだか不愉快である。

後半のタサキツクルには「しっかりしろ!もう少し積極的に動け!お前、30超えてるんだろ!」と怒鳴りつけたい。とにかく受け身で、何かあると「自分が本当に求めるものは何か」とか「他人に左右されたくない」と引きこもる。自分の意志で何かを始めることがまずない。珍しく行動したと思ったら衝動的な旅行や引きこもり行為だ。僕が若い頃に読んだ時はそういう感じ方もあるのかと面白かったが、年をとるとわかる。単に甘やかされた一人っ子の発想と行動である。風の歌を聴けから主人公の行動パターンは同じ。1Q84のテンゴが唯一マシか。まあ、それが村上作品の魅力でもあるのだけど。

ナレーションは意外と気にならなかった

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