
【43-2】「北門の鎖鑰」- 北海道開拓という国家プロジェクトの光と影【アイヌと近代日本人の形成】
カートのアイテムが多すぎます
ご購入は五十タイトルがカートに入っている場合のみです。
カートに追加できませんでした。
しばらく経ってから再度お試しください。
ウィッシュリストに追加できませんでした。
しばらく経ってから再度お試しください。
ほしい物リストの削除に失敗しました。
しばらく経ってから再度お試しください。
ポッドキャストのフォローに失敗しました
ポッドキャストのフォロー解除に失敗しました
-
ナレーター:
-
著者:
このコンテンツについて
ポッドキャスト「趣味としての学問」、新シリーズ「アイヌと近代日本人の形成」へようこそ。
このシリーズでは、川越宗一氏の直木賞受賞作『熱源』を水先案内人に、明治から昭和にかけての日本の近代化が、先住民族アイヌにとって何を意味したのか、そしてその過程で、私たちの拠り所である「日本人」というアイデンティティがいかに形成されたのかを探求します。
明治政府による北海道開拓は、国防や富国強兵を掲げた国家プロジェクトでした。しかし、その輝かしい発展の裏では、アイヌ民族の土地や文化、言語が奪われるという深刻な現実がありました。なぜ彼らは2019年まで法的に「先住民族」と認められなかったのか。その背景にある「単一民族国家」という神話にも切り込みます。
番組では、故郷を追われ自己のあり方に揺らぐアイヌの視点、「未開の民を導く」という大義の中で自らもアイデンティティを模索した和人の視点、さらには文化の保存と生活支援の狭間で葛藤した第三者の視点から、この時代の複雑な様相を立体的に紐解きます。
アイヌの歴史を通じて近代日本の光と影を直視することは、「私たちとは誰なのか」を深く見つめ直す知的な旅です。現代日本の多様性と正義のあり方を考える、新たな視点をお届けします。
まだレビューはありません