50分でわかるヴェローナの二紳士
シェイクスピアシリーズ12
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ナレーター:
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パンローリング
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著者:
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ウィリアム・シェイクスピア
「さあ、聞かせてくれ、郷《さと》の様子はどうだ? 君の恋人はどうしている、君の恋はどんな調子だ?」
「僕の恋話にうんざりしていたくせに。恋語りに興味がないのはお見通しだぞ。」
「いやあ、プローティアス。今や僕の人生は変わってしまった。白状しよう。僕は今、恋語りより他の語りをしたいとは思わない。今僕は、恋あればこそ、朝、昼、夕と飯を食い、眠れもするのだ。」
ヴェローナの都に、二人の若き紳士が住んでいた。ヴァレンタインとプローティアスという名であり、切れ目なき友情で長きにわたり堅く結ばれた間柄、共に学び、暇あらば共に過ごす。
ある朝、ヴァレンタインがプローティアスを訪ね、これよりミランに出立する由《よし》、暫しの別れを告げる。プローティアスが、友と離れまいと言葉尽くして説き伏せ引き留めんとするも、ヴァレンタインは耳を貸さない。かくして佳き友ふたりは、変わらぬ友情を誓い合って別れる。
その後、プローティアスは父についた小さな嘘が元で、最愛の恋人ジューリアと離れ離れとなり、親友の待つミランに旅立つ。無二の親友ヴァレンタインに再会したプローティアスが目にしたのは、ヴァレンタインの傍らに立つ絶世の美女シルヴィアだった・・・。
二人の友情は、ジューリアとの恋はどうなってしまうのか。コミカルに紡がれた男の友情と、絡まった恋の行方や如何に!?(c)2016 Pan Rolling
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