『[12巻] かくりよの宿飯 十二 あやかしお宿の回顧録。』のカバーアート

[12巻] かくりよの宿飯 十二 あやかしお宿の回顧録。

(KADOKAWA)

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[12巻] かくりよの宿飯 十二 あやかしお宿の回顧録。

著者: 友麻 碧
ナレーター: 向井 莉生
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このコンテンツについて

あやかしお宿「天神屋」に嫁入りし、大女将見習いとして働く葵。彼女のもとに、現世へ留学するあやかしたちからの相談が寄せられていた。隠世と現世の交流が増えたことで、その分お悩みも増えていたのだ。葵は自らの体験を振り返り、人とあやかしが共に暮らすコツを手紙にしたためることに。するとそこへ大旦那もやってきて、昔話に花が咲いていき――。
葵が隠世で生きる決意をした日の裏話。天神屋創立に馳せた大旦那の想い。そして知られざるチビの大冒険。葵とあやかしたちが過ごした、ささやかな日々の回顧録。©Midori Yuma 2022 (P)KADOKAWA
文学・フィクション・ライトノベル

[12巻] かくりよの宿飯 十二 あやかしお宿の回顧録。に寄せられたリスナーの声

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「さようなら」じゃなく「ありがとう」――心に染みる、あやかしたちとの優しい回顧録。

この作品は、シリーズの集大成にふさわしい一冊。天神屋の大女将見習い・葵が、これまでの経験を手紙に綴るかたちで、人とあやかしの共生について優しく語りかけてくれます。

今回の魅力は、いつものにぎやかな日常に加えて、それぞれのキャラクターの“過去”や“想い”にスポットが当たっているところ。大旦那の昔話には思わずじんわり。あのクールな彼にも、若かりし日の熱い想いがあったんだなぁと、ギャップ萌えです。そしてチビの大冒険!いつもはサブキャラだけど、彼の奮闘ぶりにはちょっと涙ぐんでしまいました。

ナレーターの向井莉生さんの朗読も相変わらず素晴らしく、声のトーンやテンポが優しく、物語の世界にすっと引き込まれます。声で味わう「かくりよ」は、紙とはまた違った温もりがあるんですよね。

シリーズを通して感じてきた「誰かを思いやることの大切さ」や、「異なる世界をつなぐ心の架け橋」が、この最終巻で丁寧に、穏やかに描かれています。大きな事件はないけれど、それがむしろ心地よく、まるで馴染みの宿でゆっくり、まったり過ごす時間のようです。

最終巻といっても、物語はどこか続いていくような余韻があり、「ああ、終わっちゃった……」ではなく「また会える気がする」と思わせてくれる終わり方でした。

長年の聞き続けた方も、初めて触れる方も、きっとあたたかい気持ちになれる一冊。湯気の立つ味噌汁のみたいに、心がじんわり癒される作品でした。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

ありがとうございました。

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