『講談 現代怪異譚 十二』のカバーアート

講談 現代怪異譚 十二

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講談 現代怪異譚 十二

著者: 旭堂 南湖
ナレーター: 旭堂 南湖
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このコンテンツについて

講談師の旭堂南湖が贈る現代怪談。
故きを温ねて新しきを知る。
名調子で語る「現代の怪談」ここにあり。

「自撮り」(10分)
「南湖さん、写真撮ってもいいですか」「いいですよ。どうぞ」
講談会が終わってから、お客さんを見送っていると、若い女性が声をかけてきた。
ショートカットのNさん。
「講談とっても面白かったです」「有難うございます。一緒に撮りましょうか。……誰かスマホのボタン押して頂けますか」「大丈夫です。自分で撮りますから」
Nさんはスマホを持った右手をグーッと前に伸ばして、左手はピースをして顔の側へ持ってくる。一瞬体の動きを止めると、スマホのボタンを押した。「自撮りの写真って、幽体離脱しているみたいですね」「えっ、幽体離脱?」

「写真」(6分)
「南湖さん、この写真、見てもらえますか?」
また講談会に来てくれた若い女性のNさん。終演後に喋っていると、自分のスマホを差し出した。公園で自撮りした写真。画面の右端にNさんが写っていて、背後にはお城と水辺が写っている。
「ここなんですよ」と指さしたのは、画面の左側、樹木が生い茂っていて、そこに黒い影がある。楕円形でその周りはギザギザとなっていて、わかりやすく言うとドリアンのシルエット。


「月見」(6分)
「首」(6分)
「百足」(9分)
「足フェチ」(8分)
「透明な魚」(5分)
「裏路地」(8分)
「廃墟」(8分)
「廃墟 その2」(9分)
「染み」(5分)
「蛍」(8分)
「首 その2」(6分)
「銅鐸」(8分)
「蛍 その2」(6分)
「老人」(4分)


旭堂 南湖(きょくどう なんこ)
講談師。1973年生まれ。
滋賀県出身。大阪芸術大学大学院修士課程卒業。
1999年、三代目旭堂南陵(無形文化財保持者・2005年死去)に入門。
2003年、大阪舞台芸術新人賞受賞。
2010年、文化庁芸術祭新人賞受賞。
2015年、『映画 講談・難波戦記-真田幸村 紅蓮の猛将-』全国ロードショー。主演作品。
2019年、CD「上方講談シリーズ4 旭堂南湖」発売。「血染の太鼓 広島商業と作新学院」「太閤記より 明智光秀の奮戦」収録。
OKOWA胎動出場
怪談グランプリ2019出場
怪談最恐戦2019ファイナル出場
東大阪てのひら怪談優秀賞受賞©2023 Nanko Kyokudo (P)2023 Panrolling
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