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『蝉しぐれ 12 春浅くして』のカバーアート

蝉しぐれ 12 春浅くして

著者: 藤沢周平
ナレーター: 松平定知
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あらすじ・解説

藤沢周平の代表作「蝉しぐれ」。時代小説の枠を超えて読む者全てにすがすがしい感動を与える傑作長編を、全17編のオーディオブックとして順次公開。 12「春浅くして」 それは、春の到来を妨げるかのような寒い午後の日。小野道場の剣士である布施鶴之助が、文四郎の家に前ぶれも無く訪れた。顔面蒼白の布施に、文四郎は尋ねる。「どうした?」 「死んだ」 布施の姉・淑江が、野瀬家の郁乃進と共に亡くなったのだ。その裏に潜むのは、生殺しのような藩の処遇に対する不満。事情を聞いた文四郎は、自身の半生の出来事と重ね合わせ、苦悶する。
NHKサービスセンター

蝉しぐれ 12 春浅くしてに寄せられたリスナーの声

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