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私の履歴書(小学館の名作文芸朗読)
- 小学館
- ナレーター: 税所 千鶴
- 再生時間: 20 分
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二大名著『人を動かす』『道は開ける』に先立って書き上げられた
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本書は、ロンドンに滞在中のデール・カーネギーが、モーニング・ポスト紙の連載記事に触発され、1932年に書いた第16第アメリカ大統領エイブラハム・リンカーンの伝記である。
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「あの、何かお飲みになりませんか。コーラとペプシコーラとどっちがいいですか?」・・作者が散らかしっ放しにしていた雑誌に足をとられて転倒し顔を強打・出血した細君をむかえにきた救急車の運転手さんに、作者が言ったせりふである。「救急車なんて呼んだこともなかった。そんなものがやってきたことが実に申訳ないように思われた。」ためだそうな。本書は、日本経済新聞に『私の履歴書』として連載されたものに加筆修正したものである。文学への目覚め、執筆開始、躁とウツ、父と母妻と娘、先輩や友人、歳晩に思うこと・・・大河ドラマの総集編を見るような趣のある一冊である。 「さしてこれと言った仕事もできなかったが、それ以上をべつに望むことは全くない。」作品数128作に及ぶ作家は人生をそう総括する。 この”厚み”に挑戦するのは、昭和一桁生まれの網野隆。 「わが人生、やはり幸せと言ってよかろう ・・」 「ことのは出版オーディオブック作品一覧はhttp://www.kotonoha.co.jpにて」
著者: 北 杜夫
あらすじ・解説
雪の結晶の研究で知られ、世界で初めて人工雪の開発に成功した物理学者の随筆。九谷の陶工なろうとしたが、父の急死で中学校に進学。一年間の浪人生活を経て金沢の四校に入学した私は、動物学を志すも卒業間近に物理学科を志望し、東大物理学科に入学。寺田寅彦先生の指導を受けた縁で、理論物理から実験物理へ転向。ずいぶん廻り道をしたが、途中の道草が後になってみると、役に立っている。