『幽霊譚 ~霊威~ 「サザエの蓋」』のカバーアート

幽霊譚 ~霊威~ 「サザエの蓋」

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幽霊譚 ~霊威~ 「サザエの蓋」

著者: ファンキー 中村
ナレーター: ファンキー 中村
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10月19日まで。※適用条件あり
街を往き交う人々、久しぶりに会う友人、ふと耳にする人声の主。
私たちは、目にするこれらすべてを当たり前の日常だと思っている。

目に見えるものしか信じない、結構なことであろう。
「幽霊なんて信じない、だって私には見えないし」 それももっともであろう。

ここで少し考えてみよう。
もし、幽霊が生きている人間とまったく同じように目に見える姿をしているとしたら、
それでもまだあなたは同じことが言えるであろうか。
街で目にする人々が「生きている」と、あなたは言い切れるであろうか。

人は皆、自分の持つ知識、先入観、経験を通じて世界を見る。
この世に「ない」と証明できるものはない。
故に、それはただ知らないだけなのかもしれない。

街を往き交う人々、久しぶりに会う友人、ふと耳にする人声の主。
私たちの目にするこれらすべては、当たり前の日常なのである。

稀代の怪談師・ファンキー中村氏本人による、
怖くて面白い新時代の怪談コンテンツ。

サザエの蓋

中村氏の好物であるサザエ。
旅行先の旅館で出されたサザエの蓋を、
綺麗だからと娘が持ち帰り、テーブルの上に並べていた。
後日、友人が自宅を訪ねたとき、その友人が突然そのサザエの蓋を見て、
「サザエオニ」と言い、おののく姿を見せた。

友人の話を詳しく聞くことになった中村氏。
大学生の頃、彼は夏休みに海の家でサザエのつぼ焼きを焼くアルバイトをしていた。

しかし、夏休みが終わって少し経った頃、彼の周囲でおかしなことが起こり始めた。
自宅で夕飯を食べていた彼であったが、いきなり「ガリガリ」とした歯ごたえを感じ、
激痛を覚えた彼が吐き出してみると、そこにはなんと、サザエの蓋が混じっていた…
(C)Pan Rolling
ホラー ミステリー
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