六色の蛹
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ナレーター:
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浅井 晴美
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著者:
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櫻田 智也
概要
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この巻は短編集のようでそこここで話が繋がっていく構成が楽しい。
彼、よくそこまで鋭く読み取るね、って感心してしまう。
私としては『赤の追憶』から最後の『緑の再会』が特に良かった。
浅井晴美さんの語りも作品によっては作りすぎてしまって騒々しささえ感じることもあるけれど、
この作品は安定の浅井さんだった。
2026/02/07読了
六色の蛹
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基本的には虫オタクのおとぼけキャラ。だけど観察眼と洞察力の鋭い名探偵でもあります。
人とのコミットメントが苦手なんだけど、回を追うごとにそれを克服しようとしている魞沢くんが微笑ましい。逞しくなっていくことに応援したい気持ちが増してきます。
魞沢くんがおとぼけキャラなので、軽〜いノリのミステリーかと思いきや、実際は重い話や切ない話が多いです。
とはいえ、読後が悪いかといえば、全然そんな事はなく、読み終わった(聴き終わった)後、切ないながらも心に爽やかな風が通ったような気持ちになります。
前作の短編で気になってた登場人物が再登場したりするので、うれしいです。魞沢くんに友人が増えていくのも嬉しい!
作者の先生にお願いしたいのは、これ以上魞沢くんが齢を取らないようにして欲しいということです。
魞沢くんはずっと謎に年齢不詳の、おそらく30代くらい、ということにしておいて欲しいです。
切なくも読後が爽やかなミステリー
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丁寧に描かれたミステリー
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読後感がよい
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相変わらずえりさわさんは年齢不詳、正体不明、神出鬼没なのだが、シリーズの他作品と比べると各話のつながりというか時系列が比較的明らかにされているし、それが、本書全体の面白さを一段高めている。
個人的にはピアニストの遺品から、一枚だけ消えた楽譜の行方を推理する「青い音」が好みかな。楽譜の行方以上に驚きの展開が待っているのが楽しかった。
それにしても本書でえりさわさんの友達がたくさん増えたことが、一番うれしかった。
人の役に立っていながら、それをひけらかすではなく、謙遜しつつ自己嫌悪に陥るえりさわさんに、また会いたいと思う。どれだけ待たされてもよいから、こんな上質な物語を語ってほしい。
ナレーションだが、「とても上手なのに叫び声がうるさい」と評判の浅井さんだが、本オーディオブックは浅井さんの良いところだけがでているから、安心して聴いてほしい。
物語がループする
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