『二つと十億のアラベスク』のカバーアート

二つと十億のアラベスク

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二つと十億のアラベスク

著者: 高野 史緒
ナレーター: 池澤 春菜
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このコンテンツについて

近未来、AI技術は高度に発達し、人々は単純労働から解放されて「創造的な活動」に携わっている。国立音楽院ピアノ科の浅田唯(17歳)も、音楽の才能の開花だけに専念できる、悩みのない日々のはずだった。が、唯には一つだけ変わった悩みがある。それは芸術上の大問題なのか、それともつまらない「ヒマつぶし」なのか。唯は何とかしてAIインターフェイスの壁を突破して人間の行政機関に接触しようと試みる。そんな中で出会ったのは、清楚な女子高生風の上級インターフェイス「高瀬」だった。唯は高瀬と対峙するが……。©2020 Fumio Takano (P)2022 Audible, Inc. 大衆小説 現代文学
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アラベスク、と言うから中東あたりを舞台にした話かと思っていたら、日本の芸術大学が舞台だった。
ドビュッシーかい!

主人公はピアノ専攻の女子大学生。学内ホールの改修計画に問題点を感じ、各種手続きを人型AIが取り仕切る中、計画を進める人間にアプローチしようと試みるのだけど、それは内面に抱える悩みのはけぐちでしかなかった。

本来、こういう人は苦手だ。嫌いだと言ってもいい。
自分の考えこそ正しくて、友人は自分のために協力してくれると信じていて、気を抜くと相手に感情をむき出しのままぶつける。
若さかも知れないが。

ただ、それをリアルに感じさせる著者の筆力には脱帽せざるを得ない。

ストーリーは短編であるが故に主人公の内面を表現するに留まっているが、時折り挟み込まれる「音楽」の描写はクドくもなく、世界観を深めることにつながっている。

タイトルからは深遠な雰囲気を受けるが、実際には核心の一歩手前、と言う印象を受けた。

ナレーションについては全然問題がない。作中に登場する天才バイオリストの同級生が、声色やその名前から途中まで「ぶっきらぼうな女性」だと思っていたが、評価を減じるほどではない。
聴き逃した自分が悪いのかも知れないが。

いずれにせよ、単品として聴くと若干の物足りなさも感じるが、書籍として「短編集」の一編として出会えば良質の抒情詩と感じるであろう作品だった。

音楽を題材にしたSF的抒情詩

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AI技術が進んだ世界でのAIと人間の交流をリアルに感じられた。
短編とは思わず聞いてしまったので物足りなさを感じてしまったが、短編として聞いたらとても面白い作品だと思った。

短編でした

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池澤春菜さんが朗読してたので聴きました。
短編なのでテンポ良く進んで、あっという間に終わってしまいました。短編なのが勿体無いです。世界観とか背景を含めて深掘りして、もっと続きが聴きたかったです。

人間の少女とAIロボット少女の百合

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登場キャラクターが、小説場も、ナレーションベースでも、全員幼稚園児の様で、聴くのが辛くなり、断念しました。

序盤でギブアップ

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