[上巻] 光圀伝 上
(KADOKAWA)
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ナレーター:
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藤井 啓輔
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著者:
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冲方 丁
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当然、ある程度の史実に基づいてはいるのだろうが、光圀の葛藤と孤独、苛立ちや逡巡などがまるで自分のことのように感じられて、グイグイと引き込まれていく。
迷いながら、怒りながら、各分野の達人と出会い、受け入れるでもなく反発するでもなく、各人の生き様に接しながら我が身のゆく道を探っていく光圀に、こちらもいつの間にか同化してしまったようだ。
最初はどうせ御三家の世子なのだから庶民とは違うレベルでの悩みなのだろうと思っていたが、読み進めるうちに、自分も同じように悩み、生きていると気付かされた。
また、登場する人物についても、ある程度の「キャラ付け」がなされていて、人物造形がわかりやすい。本作が歴史小説ではなく「時代小説」だと感じる所以でもある。
上巻は光圀の持つ一種のコンプレックスのようなものから、「人生を貫き通す大義」に昇華するあたりで終わる。
下巻では、それを元に史上で有名な様々なエピソードが絡まっていくと思うが、とても楽しみだ。
ナレーションはほとんど問題なく聴きやすいのだが、全編にわたって頻繁に音質が変わる。その変わり目では「会話文か?」と勘違いしそうになる。読み方などが素晴らしいだけにそれが残念だ。
余談だが、文中で徳川家康の息子たちのことを「徳川兄弟」と呼びならわしたシーンがあり、この捉え方が新鮮で、面白かった。
最高の時代小説
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
歴史を勉強してこなかったので、知らない言葉が出てきたり、登場人物が多く下巻になるほど誰だったかわからなくなり、調べながら読み時間がかかりました。
仕方ないのですが、オーディブルだから漢字が分からないのと、長いからかナレーションが途中何度も音質が変わるのが残念でした。
知らないけど面白く読めました
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面白い
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素晴らしい本です
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
光圀の生涯において、たくさんの人と出会い、影響されて、成長していく姿が微笑ましくもあり、また、内面に抱えている不安定な部分に危うさを感じながらも、作中で出会う人々に救われていく様を、ありがたく思う、知らず知らずのうちに、すっかり作品に入り込んでしまいます。
惹き込まれます
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