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ジョン・フォード論
- ナレーター: 松本 章太郎
- 再生時間: 13 時間 51 分
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家族(P+D BOOKS)
- (小学館)
- 著者: 山口瞳
- ナレーター: 関智仁
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ナレーション
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ストーリー
小学生時代の同級生と競馬場での再会をきっかけに甦る川崎での幼児体験の記憶――。その記憶の彼方にいるおぼろげな父の像。私小説的な手法で父の実像を追い求め、人間の真実の姿を映し出した長編。
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なんだろうこの良い心持ちは 昭和の空気感
- 投稿者: まるこ 日付: 2024/01/11
著者: 山口瞳
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Silent Film
- A Very Short Introduction
- 著者: Donna Kornhaber
- ナレーター: Emily Beresford
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- 完全版
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ナレーション
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ストーリー
Encompassing the 35 year span between the initial development of film technology in the mid-1890s and the adoption of synchronized sound in the late 1920s, the cinema's silent era is both one of the most important epochs of film history and one of the most misunderstood within the popular imagination. In this brief, engaging account, these formative decades come vividly to life.
著者: Donna Kornhaber
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バスター・キートン 【喜劇の王様】 淀川長治 クラシック名作映画解説全集
- 著者: 淀川 長治
- ナレーター: 淀川 長治
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ストーリー
バスター・キートンのトレードマークは絶対に笑わないその表情。キートン絶頂期の傑作コメディ。
著者: 淀川 長治
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映画『かぐや姫の物語』の革命(2)〜高畑勲はいかにして「作品を完成させたくない!」と叫んだか
- 著者: 切通 理作
- ナレーター: 清水 裕亮
- 再生時間: 12 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
■「この映画は出来ないんじゃないか」 かぐや姫が、それまで丹精込めてきた庭をメチャクチャにしてしまう中盤のシー ンを見ていて、私は高畑勲が必ず陥るという、作品の制作途中で「この作品を作 る意味があるのか」とスタッフに噛みつく瞬間を想起した。 「いま、この作品を作る意義があるのか?」を常に問いかける……といえばいか にも真摯なクリエーターの姿勢にみえるが、そう噛みついている時の高畑にはど こか、作品を「完成させたくない」という思いすらあるのではないか? 音響制作デスクの古城環は、高畑のそうした態度を「土壇場で『そもそも論』に 戻る理不尽」と形容している。「大人の事情」は一切通じない人だと。 ジブリの若い社員が月曜から土曜まで日参し、毎日10~12時間話して、高畑がこの企画でやると言うまでにも数年がかかり、作業に入ってからも8年間。担当プロデューサーの西村は「この映画は出来ないんじゃないか」という局面に何度もぶつかったという。(本文より) 切通理作の「映画の友よ」はこちらから→http://yakan-hiko.com/risaku.html
著者: 切通 理作
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力と交換様式
- 著者: 柄谷 行人
- ナレーター: 辻井 健吾
- 再生時間: 11 時間 43 分
- 完全版
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ストーリー
生産様式から交換様式への移行を告げた『世界史の構造』から一〇年余,交換様式から生まれる「力」を軸に柄谷行人の全思想体系の核心を示す
著者: 柄谷 行人
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モーリス・ルヴェル名作集
- 著者: モーリス・ルヴェル
- ナレーター: 景浦 大輔
- 再生時間: 8 時間 21 分
- 完全版
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ナレーション
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ストーリー
「フランスのポー」と言われ、恐怖や悲哀を主題とした残酷物語の短編を多く残したモーリス・ルヴェル。
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ナレーションが良い
- 投稿者: Amazon カスタマー 日付: 2024/04/15
著者: モーリス・ルヴェル
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著者: 切通 理作
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力と交換様式
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モーリス・ルヴェル名作集
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- 投稿者: Amazon カスタマー 日付: 2024/04/15
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グランド・ホテル 【歴史的名作】 淀川長治 クラシック名作映画解説全集
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ストーリー
ハリウッドナンバー1の美女、グレダ・ガルボをはじめMGM看板スターの豪華競演!色とりどりの人間ドラマをとらえた傑作群像劇!
著者: 淀川 長治
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映画『バケモノの子』評〜細田守は時代の子?
- 著者: 切通 理作
- ナレーター: 古川 雅達
- 再生時間: 24 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
劇中、主人公である人間の少年・九太にとって剣の師匠となる「バケモノ」の熊徹が、卵かけごはんを豪快に食べるシーンがある。 だが九太は、生で卵を食した事がない。「うえっ」となりながらも、そこを生理的に乗り越える事で、彼は人間でありながら「バケモノ」の弟子になるという事を、自らの固い意志として受け入れていく。 アニメーションだから、絵に描かれた黄色い卵かけご飯は、実においしそうに見える。だが九太はそれを、吐き気と戦いながら食べ続けるのである。 ここは監督・細田守による、「アニメの嘘」に対する自覚的な姿勢があるのではないかと思った。(本文より)切通理作の「映画の友よ」はこちらから→http://yakan-hiko.com/risaku.html
著者: 切通 理作
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やくざ映画入門
- (小学館)
- 著者: 春日 太一
- ナレーター: 日下 純
- 再生時間: 5 時間 3 分
- 完全版
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ストーリー
コンプライアンス遵守が盛んに叫ばれる現代。かつて全盛を極めた「やくざ映画」の命脈も風前の灯火だ。しかし、その中は「組織論」「義理と人情」など、日本社会の本質を理解するカギがそこかしこに隠され
著者: 春日 太一
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日輪
- 著者: 横光 利一
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ストーリー
邪馬台国の女王となった卑弥呼を主人公とした話。卑弥呼をめぐる愛憎関係が殺し合いや国同士の争いとなっていく。不弥の国の姫・卑弥呼は卑狗の大兄との婚礼を控えていたある日、
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卑弥呼ってこんなんだったん!?
- 投稿者: k.sou 日付: 2023/03/16
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映画『かぐや姫の物語』の革命(1)〜「ハイジ」に始まった、祝福と苦難に満ちたヒロイン像
- 著者: 切通 理作
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- 再生時間: 23 分
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『かぐや姫の物語』はかつてない表現を獲得するために大変手をかけて作られたアニメ映画であり、規模的にも今後二度とは作れないものであることは、公開期 間中の現在、宣伝などでも盛んに語られている。 しかしそうやって作られた作品は、観客に、「こんなもの見に来たあなたたちの 人生、本当に意味があるんですか!」と、ちゃぶ台をひっくり返しているように 見えるのは、私だけだろうか。 ここまで贅をこらした映画を作っておいて「あなたたちの生活、作り物に囲まれ ていていいんですか」と、あたかも画面のすぐ裏から監督・高畑勲が叫んでいる かのようだ。 そう確信したのは、かぐや姫が感情に駆られ、それまで丹精込めてきた庭をメチ ャクチャにしてしまう中盤のシーンを見た時だった。自分の好きなものを植えた いと、媼から譲り受けたその小さな庭を、かつて自分が居た森や丘や家に見立て ていたかぐや姫。竹林のある山野で自然児として育ち、突然都に連れてこられて 貴族の婦女子の暮らしを強いられている御殿で、彼女が唯一の楽しみにしていた 場所であった。(本文より) 切通理作の「映画の友よ」はこちらから→http://yakan-hiko.com/risaku.html
著者: 切通 理作
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映画『ゴジラGODZILLA』をめぐって〜怪獣という<神>の降臨
- 著者: 切通 理作
- ナレーター: 清水 裕亮
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ナレーション
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ストーリー
「これだよこれ!」 米レジェンダリーピクチャーズ版『ゴジラGODZILLA』(ギャレス・エドワーズ監督)の公開前に関連書籍が多く発売されたが、2014年5月下旬に河出書房新社から刊行された岸川真の小説『赫獣』(かくじゅう)は、そのタイミングを特別意識して書かれたものではない。 だが著者が数年前から温めていたというこの作品は、たとえば私のような、特撮怪獣映画で育ってきた人間にとっては「これだよこれ!」と思わせるに十分なものだった。 そして試写の始まった『ゴジラGODZILLA』を実際に見ることで、その「これだよこれ!」という感覚は、海の向こうの映画製作者たちの<ゴジラ愛>のこだわりとも重なっていたことを知り、嬉しくなった。(本文より) 切通理作の「映画の友よ」はこちらから→http://yakan-hiko.com/risaku.html
著者: 切通 理作
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額の中の男が見つめる家族の崩壊過程――小津映画が描いたもの
- 著者: 平川 克美
- ナレーター: 菅沢 公平
- 再生時間: 36 分
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ストーリー
■戦争を挟んで 今回は、映画の話をしたいと思います。 好きな日本の映画監督を挙げるとしたら、小津安二郎、成瀬巳喜男、川島雄三の三人でしょうか。いずれも戦前から活躍し、70年代に入る前にこの世を去った監督ですが、特に小津さんは、今でも非常に不思議な立ち位置にある人だと私は思っています。 どういうことかと言うと、まず、成瀬は職人的な監督で、男女の微細な感情をとてもうまく映像化する。作品の完成度は高く、しかもおもしろい。通俗的な意味でおもしろいんです。 『浮雲』は成瀬の代表作ですが、こんな作品はもう二度と作れないといった感じに仕上がっている。映し出される風景がとても官能的で、それだけで何かを語ってしまいます。『乱れる』『流れる』なども、あたかも一場のよい芝居を観せられているような作品です。(本文より))内田樹&平川克美の「大人の条件」はこちらから→http://yakan-hiko.com/uchida.html
著者: 平川 克美
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子供が観る映画ではなかった――映画『カビリアの夜』評
- 著者: 平川 克美
- ナレーター: 落合 佑介
- 再生時間: 13 分
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ナレーション
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ストーリー
フェデリコ・フェリーニ監督の映画『カビリアの夜』は、一九五七年に製作・公開されている。その前年、日本では売春防止法が制定され、以後、日本文化の一翼を担った遊郭が消えていった。皮肉にも、この年、品川遊郭を舞台にした川島雄三の傑作『幕末太陽伝』が公開されている。前年に東調布第三小学校に入学した私は、七歳のケツの青いガキで、世界は、自分の前に無限に広がる海のように単純で、偉大だった。 七歳の子供には、世の中には、男と女がいて、昼と夜の間には人間の数だけの争い事や悩みがあり、多くの人間たちは空腹や貧乏、抑圧や裏切りに耐えながら生きているなんてことは、わかるはずもなかった。 『カビリアの夜』の主人公は、カビリアというローマの娼婦である。(本文より)内田樹&平川克美の「大人の条件」はこちらから→https://yakan-hiko.com/uchida.html
著者: 平川 克美
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青春映画の現在と『まどかマギカ』
- 著者: 切通 理作
- ナレーター: 菅沢 公平
- 再生時間: 12 分
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ストーリー
2013年の12月のことだが、その中で起きている事件的には似ている映画を、比較的近い時期に見た。翌年1月25日から公開予定だった『花火思想』の試写と、すでに公開されていた『彼女は嘘を愛しすぎている』である。 前者は単館レイトロードショー公開の作品で、後者は全国一斉公開されたメジャー映画。 両方とも、主人公が昔バンドをやっていたが、いまはある「事情」からやめている。前者は才能のないメンバーを外さなければならないという葛藤に端を発し、後者は自分たちの演奏ではない演奏をそれと偽ってCDとして出し、メジャーデビューすることが踏み絵となった。 どちらも、バンドを大きくしなければならないという目的律が介在しているところは共通している。(本文より)切通理作の「映画の友よ」はこちらから→http://yakan-hiko.com/risaku.html
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神頼み?
- 投稿者: Amazon カスタマー 日付: 2018/05/11
著者: 切通 理作
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【第一期 第一集】立川談志 ひとり会 落語CD全集『宿屋の富』『らくだ』
- 『宿屋の富』『らくだ』
- 著者: 立川 談志
- ナレーター: 立川 談志
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ストーリー
『宿屋の富』昭和40年12月5日 東京新宿紀伊國屋ホールにて収録「第1回ひとり会」より。『らくだ』昭和41年1月9日 東京新宿紀伊國屋ホールにて収録「第2回ひとり会」より。
著者: 立川 談志
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映画の生まれる場所で
- 著者: 是枝 裕和
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世界的名匠の目は、現場で何をみているのか?新作映画『怪物』も話題の是枝監督。ドヌーヴを迎えた『真実』の撮影日記や画コンテを公開。これは、何かを作りたい人のバイブルだ。
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ものづくりの醍醐味が詰まっている
- 投稿者: kips 日付: 2023/12/25
著者: 是枝 裕和
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第三の男 【サスペンス・スリラー】 淀川長治 クラシック名作映画解説全集
- 著者: 淀川 長治
- ナレーター: 淀川 長治
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第2次大戦後、ウィーンを訪れたアメリカの作家ホリーは友人ハリーが死んだと聞かされ疑問を抱くが、彼の死は偽装工作だった。アントン・カラスのチターの主題曲、観覧車の対決、下水道の追跡、並木道のラストシーンなど光と影の映像美が秀逸.
著者: 淀川 長治
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メガヒット作『君の名は。』を辛口で批評する
- 著者: 切通 理作
- ナレーター: 菅沢 公平
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少年少女の身体が入れ替わる……と言えば山中恒(やまなか・ひさし)の小説で大林宣彦(おおばやし・のぶひこ)監督により映画化もされた『転校生』が思い出されるが、この場合は東京のド真ん中と、地方の奥深い山村とに遠く離れた、お互い誰なのかも認識していない2人が主人公。入れ替わる前に携帯電話でメッセージを残して痕跡を伝え合う。 だがやがて、2人は場所だけでなく、生きていた時間すらもズレていた事がわかる。少女の居る村が迎えたお祭りの夜は、この地が彗星の落下で壊滅する夜でもあった。死に向かって続く彼女の時間。 それを認識した時、少年はもう少女と入れ替わる事はなくなる。少女は死んでしまったのか? ふたたび時空を越えて、彼女を救いだす事は出来ないのか?(本文より) 切通理作の「映画の友よ」はこちらから→https://yakan-hiko.com/risaku.html
著者: 切通 理作
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山川方夫短編選
- 著者: 山川 方夫
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早逝した短編の名手、山川方夫の作品を厳選しました。「予感」「夏の葬列」「愛の終り」「朝のヨット」「ロンリー・マン」「トンボの死」「箱の中のあなた」「十三年」「待っている女」「昼の花火」
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新潮読書クラブ 第三回 ドストエフスキー『罪と罰』
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新潮社のオフィシャル読書会で、名作を一緒に読みませんか? 現代文学の珠玉の名作や話題の海外文学、なかなか読む機会のなかった古典まで―—。新潮社の倉庫をリニューアルしたレクチャースペース〈soko〉では、毎回バラエティ豊かな新潮社の棚の中から課題図書を選び、その本の愛読者であるゲストをお呼びして公開読書会を開催しています。あなたもaudibleで参加してみませんか? 第三回の課題図書は、いよいよ文学史上に比類のないモンスター級の傑作『罪と罰』の登場です。「世界で最も有名な1冊」といっても過言でない小説ですが、意外に読んだことがないという方も多いかもしれません。貧しさの中で殺意を抱いていく主人公のラスコーリニコフ。「善」という目的のためならば、人を殺しても許されるのか? ドストエフスキーが『罪と罰』で仕掛けたこの根源的な問いは、時代を超えてなお私たちをとらえて離してくれません。 一緒に読む人は、さまざまな古典を「いま」とリンクさせながら分かりやすく読み解く、作家の島田雅彦さん。『罪と罰』の面白さを、徹底的に教えていただきます! ひとつ目のポイントは、現代にも強烈に通じるテーマです。ドストエフスキーが描いたのは、運命に翻弄される人間の小ささ。それは、格差社会、テロ、SNSなど、「いま」の私たちの問題と繋がっていきます。そしてもうひとつのポイントは、いつ読んでも誰かしら
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冬が迫る北海道で小作人の仁右衛門夫婦は、痩馬とともにやっとのことで、松川農場にたどり着く。たどり着いた新天地でもまた貧しい生活が待っていた。極貧の中で、罪ゆえか嫉妬と憎悪を抱きながらも仁右衛門にできることは、精一杯生きていくことだけであった。一度はキリスト者であった有島武郎が、神によって救われない者の物語として書いた「カインの末裔」は絶望的な状況の中での、粗暴な主人公仁衛門の粗野な行動を完璧な構成と緻密な文章で描がいている。新進の声優櫻井理絵が有島武郎作品の朗読に挑みました。(C)想隆社/Pamlink Corp.
著者: 有島 武郎
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イギリスの侵略からフランスを救ったジャンヌ・ダルクが処刑される長い一日を描いている。迫力ある映像が観客の胸を突き刺す。
著者: 淀川 長治
あらすじ・解説
【担当編集者より】ジョン・フォードといえば、『駅馬車』『荒野の決闘』などで知られる西部劇の巨匠です。しかし蓮實重彦さんの映画批評にかかれば、そのような枠にとどまらない豊かな細部が次々と目の前に現われます。なぜ馬をあれほど魅惑的に画面に収めることができたのか、フォード映画において樹木とはどのような存在であるのか……。