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あらすじ・解説

     介護人キャシーは「提供者」と呼ばれる人々の世話をしている。生まれ育った施設へールシャムの親友たちも提供者だった。彼女は、施設での奇妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に力を入れた授業、毎週の健康診断、保護官と呼ばれる教師たちのぎこちない態度……。ブッカー賞作家の新たなる傑作。解説/柴田元幸    

©NEVER LET ME GO by Kazuo Ishiguro Copyright ⓒ 2005 by Kazuo Ishiguro Japanese audiobook rights arranged with Rogers, Coleridge and White Ltd. through The English Agency (Japan) Ltd. (P)2018 Audible, Inc.

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わたしを離さないでに寄せられたリスナーの声

総合評価
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    110
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ナレーション
  • 4.5 out of 5 stars
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ストーリー
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    5 out of 5 stars
  • ストーリー
    5 out of 5 stars
  • 磯貝浩一郎
  • 2018/09/16

人間性とは? 空恐ろしい近未来を、希望あふれる視線で見つめ、ユートピアとデストピアの狭間を描いた作品

空恐ろしいテーマが根源にあるにもかかわらず、そこには全体の1%にも満たない分量しか触れず、しかしその周りの淡々とした日常生活の描写を深く深く掘り下げたことにより、その結末の重さがしみじみと心に染み渡る。

  • 総合評価
    4 out of 5 stars
  • ナレーション
    5 out of 5 stars
  • ストーリー
    4 out of 5 stars
  • tenpalist
  • 2020/06/06

初めてのAudible体験

文字を自分で読むより、耳で聴くほうが想像できることが多いように感じました。ナレーションも聞き取りやすくて、物語の空気と声質がとても合っていたと思います。

  • 総合評価
    5 out of 5 stars
  • ナレーション
    4 out of 5 stars
  • ストーリー
    5 out of 5 stars
  • VIVI
  • 2018/12/24

面白かった

14時間と長いですが、先が知りたくて、長さを感じませんでした。
主人公は女性ですが男性の方が書いてるとは思えないほど、感情表現が深く、共感できます。
主人公以外も描写も素晴らしく、とてもリアルでした。

  • 総合評価
    4 out of 5 stars
  • ナレーション
    5 out of 5 stars
  • ストーリー
    4 out of 5 stars
  • 偉大なるkami
  • 2020/02/27

さすがカズオ・イシグロの作品です。一気に聞き終えました。キャシーやルースの心理、情景が目に浮かびます

さすが、カズオ・イシグロの作品ですね。素晴らしい。キャシーやルースの心理が手に取るように伝わってきます。また、情景の描写も細やか、一気に引き込まれます。
「提供者」と言う言葉が出てきた時に意味が分からず、ストーリーが進み、子供が出来ない、臓器提供、クローン、といった言葉が一語ずつ出てくる毎に全体像が少しずつ分かってきます。その度毎にストーリーに吸い込まれていきます。さすが、カズオ・イシグロです。
登場人物の心理の描写も細かく繊細で手に取るよう、情景の表現も素晴らしい。
題材が、クローンによる臓器提供になっています。怖く、非人間的で人間の尊厳を冒しているようで気持ちの上で一歩引いている自分がいました。もっと安心して聞きたい気持ちもありました。
セックスと言う単語や描写が幾度も出てきますが、これはイギリス文学では普通なのでしょうか、私には分かりません。
ナレーションは抜群です。特に最後のキャシー・エイチとエミリ先生の会話の部分は圧巻、素晴らしい、感動すら覚えます。
上手いナレーションは良くありますが、感動するナレーションはなかなかありません。
お薦め出来る作品です。

  • 総合評価
    5 out of 5 stars
  • ナレーション
    5 out of 5 stars
  • ストーリー
    5 out of 5 stars
  • かねちゃん
  • 2018/10/21

聞き応えのある作品!

期待を大きく上回る作品でした。

全編を通して主人公キャシーの回想で綴られています。ヘールシャムと呼ばれる施設で過ごした不思議な少女時代から、大人になった「今」に至るまでの物語。

はじめのうちは背景がよくわからないのですが、聞き進むうちに徐々に見えてきて、いつの間にか物語の世界に引き込まれました。友情や恋愛の心理描写も見事ですし、謎が解明されていく様も素晴らしかったです。

単なる青春小説、恋愛小説、SF小説に留まらず、現代社会に対し何かを問いかけ、静かに警鐘を鳴らすようなスケールの大きさを感じました。

ナレーションも見事だと思います。
とても聞き応えのある作品でした。

  • 総合評価
    2 out of 5 stars
  • ナレーション
    2 out of 5 stars
  • ストーリー
    2 out of 5 stars
  • Amazon カスタマー
  • 2018/12/18

朗読系は海外モノは向かない

たいくつで最後まで聞いていられない。
訳された文章は 耳で聴くと特に不自然さが出るように感じる。話が全く頭に残らない。あくまで個人の感想です。
原著が日本語だとすっと入るのだが惜しいなー。

  • 総合評価
    4 out of 5 stars
  • ナレーション
    4 out of 5 stars
  • ストーリー
    4 out of 5 stars
  • Amazon Customer
  • 2018/10/20

いかに生きるか



ある施設にいる主人公は生まれながらに自身の目的が決まっており、それに向かって生きていくが、その中で培った友情や受けた愛情は誰にも奪えずその人生を豊かにするということを伝えている作品。素晴らしかった。

  • 総合評価
    4 out of 5 stars
  • ナレーション
    2 out of 5 stars
  • ストーリー
    5 out of 5 stars
  • コバ
  • 2018/10/12

ナレーションが…

内容は素晴らしいがナレーションがひどい。所々にアクセントのおかしい箇所があり、その度に物語の世界から引き戻されてしまう。タレントさんなどが朗読に挑戦しているのならまだ分かるが、ナレーションが本業の方と知って驚いた。

  • 総合評価
    5 out of 5 stars
  • ナレーション
    5 out of 5 stars
  • ストーリー
    5 out of 5 stars
  • by チェシャネコ
  • 2021/04/19

作品、ナレーションともに最高です。

他の方もレビューで書いておられましたか、この作品は絶対2回聴かなければ、と思います。最後まで聴いて全てが分かった後でもう一度最初から聴くと、一行目から全く違う作品のように感じられるでしょう。主人公の心理描写やその目を通した情景描写のひとつひとつが、深淵な意味を持つものとして感じられると思います。この2回目の読書こそがこの本を読む(聴く)ことの真骨頂だと私は思います。私は3回聴きました。1回目で衝撃を受け、2回目で噛み締め、3回目で堪能しました。一度聴いて衝撃を受けた人は2回目を聴けば、作者の想いを受け止めようと思索する余裕ができるかもしれません。そして3回目を聴くと、物語が自分の中に深く入ってきて、自分自身と作品の関係をじっくり考えることができるかもしれません。私がそうでした。一度目の後、衝撃と哀しみで心の中が興奮しきっていましたが、2回目で、この本の構成、登場人物のキャラクター、テーマについて、作者がどのように考え、どのように読者を導こうとしたのかについて、作者の想いを自分なりになぞり、ノーベル文学受賞者の作品の重厚さに感服しました。そして3回目を聴いた後には、私と主人公の距離が縮まり、ただただ深淵な気持ちになると同時に、今ある世界を注視しなければという想いも一層強まりました。
レビューというより読書感想文ですね。
私はこれを聴いた後、ドラマと映画をネット配信で観ましたが、別の作品になっていました。あちらは一度みれば十分でしょう。
そして、これは強調したいことですが、ナレーターが素晴らしい!本当に素晴らしいです。全ての登場人物の人格を見事に表現できていると思います。プロのナレーションがこんなに素晴らしいと思ったのは初めてです。ただ残念なことにオーディブルではこの方(上月麻未さん)のナレーションはこの作品だけのようで、もっとこの方のナレーション作品が聴きたいです。

  • 総合評価
    5 out of 5 stars
  • ナレーション
    5 out of 5 stars
  • ストーリー
    5 out of 5 stars
  • run272
  • 2021/04/13

最後の20分のために14時間がある・・・

物語の設定の凄みについてはあちこちで論じられている通りなのであえて書きませんが・・。

主人公キャシーの1人称で語られる語りのあいまいさ(本人が語っているので、記憶の曖昧な言い回しがすごく多い)に時々イライラしながら14時間聴き続け、その後に訪れるラストが、どうしても心から離れず、やはりすごい本だったのだなと思う次第です。1人称ですから、本人も気づいていない自分の心の裏とか、自覚しないまま隠し続けている部分とかあるわけです。まるで1人の友人に付き合うがごとく、その「1人称」から出てくる言葉につきあい続け・・・、そして最後に主人公がほんのわずかだけ、自分の心の開放を許す、そのふっと現れた無防備な心の姿に、打ちのめされて涙が湧いてくるのです。

14時間強と長いですが、ナレーションは大変聴きやすく、声色もうまく使い分けて、主人公たちの心情をよく表していると思いました。