検索キーワード： 制作 "-- Kevin Wright --" 旅行記・解説

滋賀県東部、鈴鹿山脈の西側の麓の旧永源寺町（現東近江市）の、三重県と境を接する最奥部に、木地師発祥の地であり、全国の木地師達の本拠地、元締の住む地があった。木地師とは、深山に分け入って木を伐り、ろくろで削って椀や盆などの木工品を作って、良材がなくなればまた移動するという、漂泊の民である。その木地師の元締めの集落が、永源寺の最奥部に蛭谷、君ヶ畑と二つある。皇位継承を巡る争いに敗れ、逃れてこの地に隠れ住んだ惟喬親王が、ろくろを発明し木地師の祖となったのが、その由来という。蛭谷には筒井神社があり、かつては「公文所」と呼ばれて、木地師の免状や通行手形を発行していた。木地師は全国の山の八合目以上の木を自由に伐って良く、通行も自由であった。境内にある資料館には、ろくろや椀、盆などの木工品の他、発行した免状や手形、全国の木地師を「氏子」として記録した戸籍の一種「駈帳」、時の為政者による許可状などがあり、古いところでは約千百年前、朱雀天皇の綸旨まである。君ヶ畑にはかつて惟喬親王が出家した金龍寺が建ち、「高松御所」と呼ばれ、筒井神社と同じく免状と手形を発行した。また、君ヶ畑にもゆかりの神社が建つ。深山に分け入り、全国を自由に往き来しつつも、一定程度組織化された木工職人達。ベールに包まれたその秘教的実態を探る。

本シリーズも第九十社。テーマは言うまでもなく「神社」だが、作品の多くに共通するテーマとして「まつろわぬ民」や「鬼」がある。それは高橋御山人が長年運営しているWEBサイト「邪神大神宮」のテーマでもある。いずれも朝廷や幕府といった時々の権力に容易には従わなかった人々であり、本シリーズは第一社からしてアテルイがテーマで、各地の土蜘蛛を度々取り上げ、鬼女紅葉、酒呑童子、温羅等、「鬼」そのものも数多く紹介した。隼人の首領とされる弥五郎どんや、飛騨の両面宿儺等、「まつろわぬ」族長の影が濃い存在も登場している。傀儡子師や木地師といった、非農耕非定住の漂泊民も取り上げた。彼らも農耕定住を基盤とする日本の歴史的統治体系からすれば、一種の「アウトサイダー」であり、「まつろわぬ民」や「鬼」につながっている。非農耕の産鉄民をテーマとした回もあるが、農耕民から異様に見られた彼らは、「鬼」のルーツの一つである。こうして振り返ってみると、その一つの極、頂点に、後醍醐天皇という存在が浮かび上がって来る。天皇という体制の頂点にありながら、体制を破壊し再構築しようとした後醍醐天皇こそ、究極の「まつろわぬ」存在であり、「鬼」ではないか。そしてそれは、一般の認識とは異なる「天皇制」の別側面の象徴でもあった。「日本史の裏側」を透視する特別対談。

ことばを撮るように、風景を書く。 cuegolifeは、自転車と暮らしのあいだにある気配やことばを、note・Podcast・Instagramで記録していくプロジェクトです。 この番組では、noteに綴ったエッセイのあとがきのように、 生活のリズムや、道具との会話を声で綴っていきます。

Hawaii Travel Made Easy is the ultimate Hawaii travel podcast for families and first-time Hawaii visitors looking to plan a stress-free and unforgettable Hawaii vacation. Hosted by a seasoned Hawaii travel expert, this show delivers essential Hawaii travel tips, Hawaii vacation planning advice, and insider insights to help you navigate the Hawaiian Islands with confidence.Whether you're dreaming of your first trip to paradise or planning your return visit, each episode provides budget-friendly recommendations, cultural insights, and must-know Hawaii travel guide information to make your Hawaii...

What would happen if you quit your life for a year? In a pre-COVID-19 world, the Wheelan family decided to find out; leaving behind work, school, and even the family dogs to travel the world on a modest budget. Equal parts "how-to" and "how-not-to" - and with an eye toward a world emerging from a pandemic - We Came, We Saw, We Left is the insightful and often hilarious account of one family's gap-year experiment.

九州南東部、宮崎県から鹿児島県にかけての地域、 宮崎県都城市山之口、同県日南市飫肥、鹿児島県曽於市岩川に鎮座する、 三社の八幡神社では、「弥五郎どん」の祭りが行われる。 面を付けた高さ数メートルの大きな人形「弥五郎どん」が練り歩く、 この祭礼には、古代にまで遡る由緒があった。 ○朝廷の勢力圏外であった南九州には、隼人と呼ばれる土着民が住んでいた ○奈良時代、反抗的な隼人も征伐され、完全に朝廷に服属する ○隼人征伐に神威を示したと言われるのが、八幡神社総本宮の宇佐神宮 ○宇佐の託宣により始まった「放生会」が、「弥五郎どん」の起源 南九州の「まつろわぬ民」の慰霊が「弥五郎どん」の祭りの目的であり、 それは同時に、南九州の民が「中央」とは異なる習俗を持っていたことと、 その独立独歩の気風を、今に伝えていくこととなった。 ●島津氏は関ヶ原の戦いで西軍に味方するも、中央突破して薩摩に戻った ●琉球を支配し、鎖国体制下でも独自に海外交易を行った ●長州とともに討幕の中心となり、明治維新を成し遂げた ●維新から程なくして、西南戦争により明治政府と戦った これら、近代に至るまで「まつろわぬ」気概を持ち続けた、 「薩摩隼人」のルーツの一つが、「弥五郎どん」ではないか。 荒ぶる桜島の噴火と降灰にも、その本質を垣間見る。 語り:高橋御山人 聞き役:盛池雄峰

When Amitav Ghosh began the research for his monumental cycle of novels, The Ibis Trilogy, ten years ago, he was startled to find how the lives of the 19th century sailors and soldiers he wrote of were dictated not only by the currents of the Indian Ocean, but also by the precious commodity carried in enormous quantities on those currents: opium. Most surprising at all, however, was the discovery that his own identity and family history was swept up in the story. Smoke and Ashes is at once a travelogue, memoir and an essay in history, drawing on decades of archival research.

あなたは、いつか馬主になってみたいと思ったことはありませんか？ お金持ちでないと馬主になれないと思われがちですが、実は、地方競馬の馬主であれば年収500万円から申請が可能で、定年退職後に馬主になる夢を叶えている方も少なくありません。 この番組では、馬が好きな全ての方に向けて、馬を持った際のリアルな日常から、血統、競馬のトレンド、競馬の目的、馬にまつわる文化などについて、数々の馬主と接してきた行政書士の...

Dickens invites listeners on a vivid journey through 19th-century Italy, offering a series of lively and insightful snapshots of the country’s landscapes, cities, and people. Written during his travels, this travelogue captures not just the beauty and history of Italy, but also its complexities, contradictions, and the vibrant life that pulses through its streets.

京都府丹後地方、日本三景・天橋立のすぐ北側に、丹後一宮・元伊勢籠神社（このじんじゃ）が建つ。伊勢の神宮・外宮の豊受姫神は、元々ここに鎮座していたとされ、天照大神も、宮中から出て伊勢の内宮に鎮まる前に、ここに数年祀られたという。宮司を代々世襲する海部氏は、神話に遡る非常に古い家柄であり、社宝にして国宝のその家系図は、現存では日本最古のもの。神社に受け継がれた二枚の鏡はそれぞれ前漢・後漢のものであり、出土品ではない伝世鏡としては、これも日本最古。また、元伊勢内宮・外宮と称する神社は、天橋立の南に聳える大江山の山中にも別にあり、「天の岩戸」も存在する。一方、大江山は、酒呑童子伝説で有名な鬼の住む山。しかも、大江山の「鬼」はそれだけではない。大和朝廷黎明期には、土蜘蛛・陸耳御笠（くがみみのみかさ）が丹後じゅうを転戦し大江山に入って消息不明になったといい、聖徳太子の弟・麻呂子皇子（まろこのみこ）が、大江山の悪鬼、英胡（えいこ）・軽足（かるあし）・土熊（つちぐま）を討ったという。伊勢の神宮発祥の地にして、三つの時代に渡り鬼が跋扈する魔界。聖と魔の交錯する根源に、古代「丹後王国」の繁栄を見る。

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ポッドキャスト番組『微風土紀行』のアカウントです。日本各地に眠る「風土」をちょっとマニアックな視点で深堀りし、その情報を旅する気分で雑談する番組です。 ナビゲーターはランドスケープアーキテクトの大ちゃんといちご農家のヒデくんでお送りします。番組の感想やコメントなどはDM又は＃微風土紀行まで。 ・Instagram：@bifudokiko（https://www.instagram.com/bifudokiko/） ・Twitter：@venacularlog

How is Tokyo, a city of thirty million people, so safe that six-year-old children commute to school on their own? Why are there no trashcans in Japanese cities? Why are Ganesha idols in Japanese temples hidden from public view? Globe-trotting journalist Pallavi Aiyar moves to Japan and takes an in-depth look at the island country including its culinary, sanitary and floral idiosyncrasies.

Cela sintió siempre especial predilección por Viaje a la Alcarria (1948), que consideraba su libro «más sencillo, más inmediato y directo», y que constituye un modelo insuperable de prosa castellana. Con él renovó el género de la literatura de viajes, ejerciendo una prolongada influencia sobre los escritores españoles de las siguientes generaciones. Casi cuarenta años después, en la cima de su popularidad, el autor aceptó el reto de repetir el viaje, esta vez en condiciones muy distintas, a bordo de un lujoso Rolls Royce.

台本無しの10分1発撮りで毎日配信。これまで訪れた国・現在滞在している国ことなどを雑談形式の番組。

地域のそんなとこまでな情報を配信する地域情報ニュースサイト「号外NET」横須賀市の開店・閉店・イベント・話題などをお届けします。

この番組は、日本や世界にある「奥地」について語り合う番組です。 「奥地」から日本や世界、そして人間が見えてくるかもしれません。 ・話し手：STAY(宮川捨太郎)　　アシスタント：ちはや ・メッセージ→ okuchivoice@gmail.com　twitterハッシュタグ→ #奥地の声 ・ジャンル別にエピソードを分類してみました→https://note.com/staytaro/n/n41788fec44d0

“沒有為什麼” means “there’s no why, it just is.” Taiwan No Why explores Taiwan’s overlooked cultural behaviours and traditions. This podcast brings to light everyday phenomena that residents, both foreign and local, may wonder about. Listen in as we discover the reasons behind the why. New episodes released on the 1st and 3rd Tuesday of every month.

In this abridgement of River-Horse, the pre-eminent chronicler of American back roads - who has given us the classics Blue Highways and Prairyerth - recounts his singular voyage through American waters from sea to sea. Along the route, he offers a lyrical and ceaselessly fascinating shipboard perspective on the country and its rivers, lakes, canals, and landscapes.

Two Brits, George and Mark, set off from New York City to explore the back roads of America. In this calamity-ridden travel tale, George sets out in true clichéd fashion to discover the real America. Throw in plenty of run-ins with the police, rapidly dwindling finances, and Josephine - the worst car in the world - and you have all the ingredients for a classic American road trip. Will George and Mark make it all the way to California? And then there is Rachel, George's girlfriend, left back in England.