『#40 自社に合うデザイナーの「ポートフォリオ(作品集)」の正しい見方 ── デザイナーとの付き合い方①』のカバーアート

#40 自社に合うデザイナーの「ポートフォリオ(作品集)」の正しい見方 ── デザイナーとの付き合い方①

#40 自社に合うデザイナーの「ポートフォリオ(作品集)」の正しい見方 ── デザイナーとの付き合い方①

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今日のテーマは「ポートフォリオの見方」です。金山での公開収録の番外編3回を終え、番組は第4部「デザイナーという他者との付き合い方」に入りました。デザイナーを選ぶとき、ポートフォリオ(作品集)の見栄えや、載っている有名企業の名前に目が向きがちです。的場仁利さんは、作品の背景にあるコンセプトと、それがどこまで達成できたかを見てほしいと話します。番組の後半では、会って確かめたいことと、纐纈智英が考えた「できなかったこと」を聞く質問を取り上げました。▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください。matnuovo@gmail.comXでは「#デザイン審美眼」としてポストしてください。▼このエピソードで話していること・冒頭では、金山での公開収録3回を振り返った。的場さんは、番組とビジネスや街づくりとの接点を表現できたと話す。第4部で的場さんが考えたいのは、デザイナーという外部の才能に、仕事を頼むだけの相手から、自社の味方や仲間、ファンになってもらうためのコミュニケーション。その1回目として、デザイナーを選ぶときに見るポートフォリオを取り上げる・有名企業やタレントが載った事例を見ると、発注する側はすごいと思ってしまうと的場さんは話す。ただ、ロゴをつければ架空の作品も作れ、自主制作の作品に企業のロゴを載せている場合もある。纐纈は、撮影だけ、ロゴの一部だけといった関わり方の違いがあり、上流から下流のどこを担当したかが大事だと話した。的場さんは、担当範囲やチーム編成が書かれていなければ質問したほうがよいと応じ、一部の担当でも、その部分がとても特徴的なことがあると付け加えた・好きなタレントが出ているから、という見方では、自社や商品のイメージに合うかどうかは分からない。合わないまま選ぶと、プロジェクトの実務ですれ違いが起きる。的場さんは、どんな課題に、どんなやり方と考えで取り組んでアウトプットに至ったかを聞いてほしいと話す。時間がないときは、コンセプトとその達成度を見るのが、的場さんのすすめる見方。纐纈は、過去の事例から、自社のこれからの仕事にどう応えてくれるかを探ることが肝だと受け止めた・デザイナーは普段一人で仕事をし、プロ同士は専門用語で話が通じるため、自分の仕事を説明する場面に慣れていないことが多い。「こういう感じなんだけど、これってどうなの」と気さくに聞いてよいと的場さんは言う。的場さんが手がけた中部デザイン協会の75周年記念誌は、原稿がほぼできた段階で依頼を受けた。協会の歴史を年表にまとめる企画だったが、それでは10ページほどで終わるため、10年ごとに区切ったまとめを冒頭に入れることを的場さんが提案した。こうした経緯はポートフォリオには書けないので、デザイナーと会って話を聞いてほしいという・纐纈は、ポートフォリオの作品について「もっとこうしたかったが、できなかったこと」を聞いてみることを提案した。デザイナーが思い描いた理想を聞けば、まだ世に出ていない知恵を自社の企画に生かせる。デザイナーを選んでいる段階なら、予算を含めて盛り込む余地も残っている。的場さんは、問題解決の組み立て方と、できなかった理想を引き出すことで、発注側と受注側が並走するパートナーになれるとまとめた。次回は、指示どおりに作ってくれる人と、提案してくれる人のどちらを選ぶかを取り上げる▼こんな方におすすめ・デザイン会社やフリーランスのデザイナーを、これから選ぼうとしている・ポートフォリオを見ても、どこで判断すればよいか分からない・社史や周年誌など、ページ数の多い冊子の制作を考えている・外注先のデザイナーと、早い段階から一緒に企画を考えたい・デザイナーとの打ち合わせで、何を聞けばよいか迷っている▼MC的場 仁利(Mat N. Studio 代表)https://japan-designers.jp/profile/1453/タイポグラフィーの論客として、多数のデザイン書に携わる。高校でデザインを学び、大学で技術経営を専攻。営業職として年間1億円超の案件を担当した経験も持つ。現在は本・冊子・パッケージのデザイン、タイポグラフィ...
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