間違いに値段をつける古書店|少し不思議な人生の話 第11話
カートのアイテムが多すぎます
ご購入は五十タイトルがカートに入っている場合のみです。
カートに追加できませんでした。
しばらく経ってから再度お試しください。
ウィッシュリストに追加できませんでした。
しばらく経ってから再度お試しください。
ほしい物リストの削除に失敗しました。
しばらく経ってから再度お試しください。
ポッドキャストのフォローに失敗しました
ポッドキャストのフォロー解除に失敗しました
-
ナレーター:
-
著者:
失敗したことを、
何年も引きずってしまう。
「あの時、違う言葉を選んでいたら。」
「あの時、素直になれていたら。」
時間が経っても、
心のどこかに残り続ける後悔があります。
高校時代。
親友・凪へ伝えられなかった、
たった一言の「ごめん」。
その言葉だけが、
澪の心に十年以上残り続けていました。
そんな冬の帰り道。
澪は見覚えのない路地へ迷い込みます。
その先にあったのは――
『間違いに値段をつける古書店』
そこには、
誰かの後悔や失敗が一冊の本となって並び、
その一つひとつに値段が付けられていました。
言えなかった「ありがとう」。
渡せなかった手紙。
忘れることのできない失敗。
そして澪は、
自分自身の人生が綴られた一冊の本を見つけます。
ページをめくるたび、
忘れたはずの記憶が静かによみがえっていく。
さらに店主から渡されたもう一冊には、
親友・凪が誰にも伝えられなかった想いが
綴られていました。
自分だけが後悔していると思っていた過去。
けれど、
あの日の出来事を忘れられなかったのは、
澪だけではありませんでした。
誰かを大切に思っていたからこそ、
消えない後悔がある。
これは、
失敗を忘れる物語ではありません。
過去をなかったことにする物語でもありません。
ずっと自分を責める理由だった後悔の意味が、
少しだけ変わっていく物語です。
あの日の自分を許せないのは、
それだけ誰かを大切にしたかったからなのかもしれない。
もし今、
忘れられない失敗があるなら。
何年経っても、
あの日の自分を責め続けているなら。
この物語が、
許せなかった過去と向き合い、
いつか自分自身を許すための
小さなきっかけになりますように。
『少し不思議な、人生の話』
日常のすぐ隣にある小さな不思議を通して、
人生や心を描く物語をお届けします。
adbl_web_anon_alc_button_suppression_t1
まだレビューはありません