Ep.11「AIがやってくれる」を理由に、考える事をやめていませんか? ―「開発ペースを落とすべき」と開発者が訴える背景を考える
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「あの人は厳しいから、相談しても否定されるだけ」 「そこはAIがやってくれます」
一見違うこの二つの言葉には、確かめていないことを、分かっていることのように扱う共通点があるかもしれません。
今回は、身近な「無意識の思い込み」から、AIへの期待と開発競争の関係を考えます。「何でもやってくれれば便利なのに」という願いが、人間が考えるべきことを後回しにし、開発だけを先行させる圧力になっていないでしょうか。
開発速度をめぐる議論を手がかりに、AIを安全に作る技術と、人間がAIをどう使うかという社会のルールを、歩調を合わせて整える必要性をお話しします。最後に、書店で出会った『Third Millennium Thinking』もご紹介します。
参考文献・資料
[1] 内閣府男女共同参画局「令和4年度 性別による無意識の思い込みに関する調査研究」
https://www.gender.go.jp/research/kenkyu/seibetsu_r04.html[2] 福山市「『無意識の思い込み発見かるた』で日常に潜む思い込みについて考え合ってみませんか?」
https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/soshiki/tayouseisyakai-suishin/376951.html[3] Anthropic, “Introducing Claude Fable 5.1 and Claude Mythos 5.1”
https://www.anthropic.com/claude-fable-and-mythos-5-1[4] Anthropic, “When AI builds itself”
https://www.anthropic.com/institute/recursive-self-improvement[5] Dario Amodei, “We Must Pace the Frontier”
https://darioamodei.com/post/we-must-pace-the-frontier紹介書籍
Saul Perlmutter/John Campbell/Robert MacCoun 著、花塚恵 訳 『THIRD MILLENNIUM THINKING アメリカ最高峰大学の人気講義 1000年古びない思考が身につく』日経BP
https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/25/06/10/02068/※この本は、今回の考察を組み立てる際に参考にしたものではなく、関連する問題意識を感じた一冊として紹介しています。 ※開発企業の報告・著者の提言と、番組内の私自身の考察を区別してお話ししています。 情報確認日:2026年9月27日
AI役の音声:音声読み上げサービス「音読さん」