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#19 「なんとなくいい」が経営を危うくする ── 再現性のあるデザイン判断とは

#19 「なんとなくいい」が経営を危うくする ── 再現性のあるデザイン判断とは

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今日のテーマは「『カッコいい』『美しい』には定義がある──主観の好みから客観的な秩序へ」です。「カッコいい」「美しい」は主観の問題と言われがちですが、実は造形の秩序がそこには存在しています。点・線・面の配置、リズム、バランス、比率──人間が共通して整っていると感じる法則がある。経営者が「なんとなくいい」でデザイン判断するのは再現性がなく危うい、と的場さんは指摘します。デザインを言語化できるようになることが、社長の審美眼のスタートライン。今回は次回以降のシリーズ導入として、紙面上のリズム感やバランスの考え方に触れます。▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください。matnuovo@gmail.comXでは「#デザイン審美眼」としてポストしてください。▼このエピソードで話していること・「カッコいい」「美しい」は主観や好みの問題と言われがちだが、実際は造形の秩序がある・点・線・面の配置、リズム、バランス、比率──人間が共通して整っていると感じる法則がある・もちろん主観的な部分はあるが、共通するメソッドも明確に存在する・経営者が「なんとなくいい」でデザインを判断するのは再現性がなく危うい・なぜ美しいか、なぜ力強く見えるかを自分の言葉で言語化することが審美眼のスタートライン・「言葉ができて初めて知覚できる」── 青リンゴの比喩で語る概念と認識の関係・デザイナーでさえ感覚的に「カッコいい」と言うだけの人もいる・紙面上の「リズム感」とは何か──余白、文字の大きさ、ジャンプ率、フォントのコントロール・パソコンで作っている間に意図せず本文が12級から13級になる、フォントが変わる、これはリズム感が悪い・「バランス」は平行感覚や物の重さだけでなく、見た目の重さ・軽さ・抜け感として現れる・日経新聞の100年積み上げたバランス──「いろんなことができないからこそ取れている」・適切なフォーマットを定めることが、リズム感とバランスを保つ秘訣・後半は活版印刷の研究書「カッパン原型」を紹介、フォント出すさんとデザイナー坂野さんの仕事・次回は「カッコいい」を深掘り──「何かを捨てて形を立たせる」ことから生まれる▼こんな方におすすめ・「なんとなくいい」でデザインを決めてしまう自分の判断軸に不安を感じている経営者・デザイナーへの発注やフィードバックを言語化したい方・社内のデザイン基準やビジュアル統一を設計したい方・自社のブランドや広告の「なぜ整って見えるか」を理解したい方・タイポグラフィや活版印刷など、デザインの歴史と原理に興味がある方▼MC的場 仁利(Mat N. Studio 代表)https://japan-designers.jp/profile/1453/タイポグラフィーの論客として、多数のデザイン書に携わる。高校でデザインを学び、大学で技術経営を専攻。営業職として年間1億円超の案件を担当した経験も持つ。現在は本・冊子・パッケージのデザイン、タイポグラフィ執筆を手がける傍ら、浮世絵・春画をモチーフにしたアートプロジェクト「艶絵グレース」のクリエイティブディレクターを務める。中部デザイン協会75年誌のブックデザイン・編集に携わるなど、デザインと経営の両面に精通。公益社団法人日本グラフィックデザイン協会会員、アドビ コミュニティエキスパート。▼サブMC纐纈智英(アストライド-Astride- 代表)https://www.ast-ride.com「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。▼番組概要タイポグラフィを探求し続けるデザイナー・Mat N. Studio代表の的場仁利が、デザインの世界で積み上げられてきた「判断の原理」を経営者の言葉に翻訳し、社長の「第六感」を確かな判断軸に変えていくビジネス番組。AIがあらゆる選択肢を出力する時代に、「これは自社に合...
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