『#8 【1-5】CHANEL最大の影|第二次大戦とココ・シャネルの沈黙』のカバーアート

#8 【1-5】CHANEL最大の影|第二次大戦とココ・シャネルの沈黙

#8 【1-5】CHANEL最大の影|第二次大戦とココ・シャネルの沈黙

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今回は、CHANELの歴史の中でも避けて通れない「第二次世界大戦前後の空白期間」について話します。


1939年、シャネルはクチュールメゾンを閉鎖します。


表向きには「戦時中にドレスは売れない」という判断でした。


しかし、その裏側には、

孤児院出身者としての生存本能、

従業員よりも自分の神話を優先した冷たさ、

そして1936年の労働争議への複雑な感情が見えてきます。


さらにパリ占領後、シャネルはホテル・リッツに滞在し、ドイツ諜報関係者ハンス・ギュンター・フォン・ディンクラーゲと関係を持ちます。


そして、CHANEL N°5の権利を取り戻すため、ナチス占領下の反ユダヤ政策を利用しようとした疑い。


1943年のモデルハット作戦。


戦後の尋問と、起訴されなかった沈黙。


今回のテーマは、

「シャネルは悪人だったのか?」ではありません。


本当に問いたいのは、


美しいブランドを作る人間は、美しい倫理を持っているのか?


ということです。


CHANELは女性の自由を象徴しました。


しかしココ・シャネル本人は、自由のために戦った聖人ではありませんでした。


彼女は、自分の名前、利益、生存、神話を守るために、危うい権力にも近づいた現実主義者だった。


ブランドの価値は、光だけでできているわけではない。


今回は、CHANELというブランドの最も深い影を、「物と価値」の視点から考えていきます。


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