#29『ヤバい日本の住所』60年以上続く日本の未解決問題 #10minReview
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【本日紹介の一冊】
『ヤバい日本の住所』(幻冬舎新書、河合太郎・著)
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【エピソード概要】
『ヤバい日本の住所』は、住所データと地図の現場で約30年格闘してきた河合太郎さんが、日本各地に残る不思議な住所をたどり、その成り立ちと未来を解き明かす一冊です。
同じ「舞浜2」で始まるのに制度が違う二つの住所、地番がなく店ごとに異なる住所を名乗る銀座インズ、番号の位置に名字が入る大阪・久太郎町の「渡辺」、一つの建物の1階と2階で市が違うマンション、そして「龍ケ崎」「竜ケ崎」「龍ヶ崎」「竜ヶ崎」がすべて正しい龍ケ崎市。思わず誰かに話したくなる事例が、次々に登場します。
ただし本書は、珍住所を集めた雑学本ではありません。日本の住所には、土地を基準にした「地番」と、建物を基準にした「住居表示」が併存し、さらに土地の歴史、行政の事情、そこで暮らす人々の愛着が折り重なっています。人間には同じ場所だと分かっても、コンピュータには別々の文字列に見えてしまう。その構造こそが、日本の住所をデジタル化の難題にしてきました。
本エピソードでは、そんな本書の魅力を約10分に凝縮。住所を一から整備したサウジアラビアとの違いや、表記を無理に統一せず同じ場所へつなぐアドレス・ベース・レジストリ、AIが住所の「文字」ではなく「場所」を読む可能性まで紹介します。読み終えるころには、見慣れた自分の住所も、土地と人の時間が刻まれたものに見えてくるはずです。
【チャプター】
(00:00) リアルとデジタルの摩擦の歴史
(02:14) 日本の住所は、キメラである
(04:20) 「有楽町0番地」を名乗る店
(06:49) 全部「りゅうがさき」なのに
(08:13) すべてを捨ててやり直せるのか
(10:47) システムを人に合わせる
【出演】プレゼンター:内藤 順
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【収録場所】
HamaHouse
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