#283【通史】世界史⑭:欧米国民国家の形成:ウィーン体制その1
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教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第257回目は「ウィーン体制その1」【オリジナル基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。
◇オリジナル基本文
ナポレオン戦争によって大きく揺らいだヨーロッパでは、戦後の新たな秩序を築くため、1814年からウィーン会議が開かれた。会議を主導したのはオーストリア外相メッテルニヒで、ロシア皇帝アレクサンドル1世やフランス代表タレーランをはじめ、ヨーロッパ各国の君主や外交官がウィーンに集まった。
会議では、ナポレオンによって崩された国境をどう引き直すかをめぐって列強の思惑が衝突した。そこで重要な原則として掲げられたのが、タレーランの主張した「正統主義」である。これはフランス革命やナポレオンによって倒された正統な王朝を復活させようとする考え方で、フランスではブルボン朝が復活した。ただし、ヨーロッパを革命以前の状態にそのまま戻したわけではない。実際の領土再編では、特定の国が突出して強大にならないようにする「勢力均衡」も重視された。
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