#27 ロゴは命がけの宣言 ── 家紋と紋章に学ぶブランドの旗印
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ロゴやマークを新しくするとき、つい今の流行や目新しさに目を奪われていないでしょうか。今回はシンボルとロゴを取り上げ、その本質を歴史からたどります。ルーツは中世ヨーロッパの紋章や日本の家紋。もともとは戦場で「我々は何者か」を示す旗印でした。だからロゴは命がけの宣言であり、流行ではなく企業の理念を映すべきもの。コカ・コーラとペプシの対比、見直しは10年ごとという目安、変えるべきタイミング、デザイナーへの依頼の仕方、そして商標登録の戦略まで。的場さんが、経営者がロゴと向き合うための視点を語ります。
▼番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください。
matnuovo@gmail.com
Xでは「#デザイン審美眼」としてポストしてください。
▼このエピソードで話していること
・ロゴ刷新でつい流行や目新しさに目を奪われがち。だがロゴのルーツは中世ヨーロッパのギルドのマークや王侯貴族の紋章、日本の家紋にある
・紋章や家紋のもとをたどると戦場の「旗印」。敵味方を識別し自分の立ち位置を示すもので、だからロゴは「命がけの宣言」だと言える
・現代のロゴも「我々は何者か」「顧客とどんな約束を交わすか」を象徴する旗。流行より理念が軸(コカ・コーラ=伝統/ペプシ=革新の対比)
・見直しの目安は10年ごと。変える判断軸は事業内容・事業形態や顧客の変化。再認知コストを踏まえ慎重に
・依頼はまず社長が企業理念を語ること。他社ロゴを柔らかい/硬いでマッピングし方向性を比較。商標登録はした方が安心だが、あえて登録しない戦略も合理的
▼こんな方におすすめ
・ロゴやシンボルマークのリニューアルを検討している経営者
・流行に流されず、理念に根ざしたブランドづくりをしたい方
・ロゴを「いつ・なぜ変えるべきか」の判断基準を知りたい方
・デザイナーへのロゴ発注の進め方やコツを知りたい方
・商標登録をすべきかどうか迷っている方
▼MC
的場 仁利(Mat N. Studio 代表)
https://japan-designers.jp/profile/1453/
タイポグラフィーの論客として、多数のデザイン書に携わる。高校でデザインを学び、大学で技術経営を専攻。営業職として年間1億円超の案件を担当した経験も持つ。現在は本・冊子・パッケージのデザイン、タイポグラフィ執筆を手がける傍ら、浮世絵・春画をモチーフにしたアートプロジェクト「艶絵グレース」のクリエイティブディレクターを務める。中部デザイン協会75年誌のブックデザイン・編集に携わるなど、デザインと経営の両面に精通。公益社団法人日本グラフィックデザイン協会会員、アドビ コミュニティエキスパート。
▼サブMC
纐纈智英(アストライド-Astride- 代表)
https://www.ast-ride.com
「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。
▼番組概要
タイポグラフィを探求し続けるデザイナー・Mat N. Studio代表の的場仁利が、デザインの世界で積み上げられてきた「判断の原理」を経営者の言葉に翻訳し、社長の「第六感」を確かな判断軸に変えていくビジネス番組。AIがあらゆる選択肢を出力する時代に、「これは自社に合っているか」を見定める力——それが「デザイン審美眼」。毎週木曜配信。
▼制作:アストライド-Astride-
▼カバーデザイン:的場仁利(Mat N.Studio)