015 価値観の共有は、体験から始まる。〜馬が軸になり、言葉が自分たちのものになる
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夏のサマーキャンプが終わり、馬と子どもたちの日常が戻ってきた牧場。岩手では日の入りが早まり、秋が近づいています。そんな季節の近況から始まる第15回は、鳥取のハーモニィカレッジ・大堀さんと、岩手の三陸駒舎・黍原の二人で「価値観をどう言葉にしているか」を語り合います。
大堀さんが代表を引き継いだのは、先代が亡くなった震災の年。阿吽の呼吸で通じていた思いが、人が増えるほどずれていく。そのとき『ビジョナリーカンパニー』に出会い、自分の歩みを振り返りながら理念を言葉にしていきました。最初は「よくある標語」と受け取られ、浸透には10年近くかかったこと。外部のファシリテーターとのワークショップで、「私は」が「私たちは」に変わった瞬間があったこと。言葉が借り物ではなく自分たちのものになる過程が、率直に語られます。
後半で黍原が投げかけるのは、牧場には馬がいるという視点です。馬は、どこの馬でも行動が一貫している。スタッフ全員が同じ馬との時間を共有しているから、そこが現場の軸になる。その上に「五感の感」「つながりの観」といった言葉が乗ると、同じ言葉が同じ意味で共有されていく。実践が先にあり、言葉があとから追いついてくるという話です。
組織やチームの価値観の共有に悩んでいる方、言葉が上滑りする感覚をお持ちの方にヒントになる回です。収録の最後には、三陸駒舎での価値観の共有についての問いが残され、次回に続きます。牧場の風を感じるような気持ちで、ぜひ最後までお聴きください。
00:00 馬と子どもの近況|サマーキャンプ明けの牧場の日常
02:12 岩手の秋と新しい目線|現場を見直す機会
04:20 教育の本質:価値観を言葉にするとは
05:04 先代の死と理念の外在化|属人から言葉へ
13:55 関係が人を育てる|第三者の力と時間
20:59 「私は」から「私たちは」へ|理念が自分たちの言葉になる瞬間
27:55 馬という軸と、共有される言葉|馬と人の関係
▼パーソナリティ
黍原豊 きびはらゆたか(一般社団法人三陸駒舎)
https://kamakoma.org
大堀貴士 おおぼりたかし(認定NPO法人ハーモニィカレッジ)
https://www.harmony-college.or.jp/
▼今回のエピソードで話したハーモニィカレッジの理念・教育観
https://www.harmony-college.or.jp/about
▼お便りフォーム
https://forms.gle/DXXT9babMNjbaaZq5
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