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第68回 「クラウドクリニック」って、なぁに?|ゲスト:川島史子(株式会社クラウドクリニック)

第68回 「クラウドクリニック」って、なぁに?|ゲスト:川島史子(株式会社クラウドクリニック)

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エフエムたちかわ「おうちde医療in立川」第68回は、2026年9月18日(金)16時30分から17時に放送された回です。今回のテーマは、「『クラウドクリニック』って、なぁに?」。ゲストには、株式会社クラウドクリニックの川島史子さんをお迎えしました。「クラウドクリニック」という名称を聞くと、インターネットを使ってオンライン診療を行う医療機関や、クラウド上にあるクリニックを想像する方もいるかもしれません。しかし、株式会社クラウドクリニックは、患者さんを直接診療する医療機関ではありません。訪問診療や在宅医療に取り組む医療機関に対して、診療報酬の算定、レセプト請求、各種書類の作成、情報管理などの医療事務業務を提供し、クリニックの運営を院外から支える会社です。今回の放送では、訪問診療クリニックで発生する医療事務業務の特徴と、それらの業務を外部の専門チームへ任せる「BPO」について、川島史子さんにわかりやすくお話しいただきます。訪問診療クリニックでは、医師が患者さんの自宅や高齢者施設を訪問し、定期的な診察や治療、薬の調整、療養上の相談などを行います。診療の現場では医師や看護師が中心となりますが、その診療を支えるためには、多くの医療事務業務が必要です。患者さんの基本情報や保険情報を登録する。診療内容に基づいて診療報酬を算定する。電子カルテやレセプトコンピューターへ必要な情報を入力する。毎月のレセプトを確認して審査支払機関へ請求する。返戻や査定があれば原因を確認し、必要な修正や再請求を行う。さらに、訪問診療では、訪問看護ステーション、ケアマネジャー、薬局、介護施設、病院など、多くの関係者との連絡や書類のやり取りも発生します。外来診療を中心とするクリニックと比較して、患者さんの生活環境や介護サービスとの関係を踏まえた対応が必要になることも、訪問診療における医療事務業務の特徴です。診療報酬の算定においても、訪問回数、患者さんの居住場所、同じ建物で診療する人数、施設基準、医学管理料、各種加算など、さまざまな条件を確認する必要があります。必要な条件を正しく確認できなければ、算定漏れによって本来得られるはずの診療報酬を請求できない可能性があります。反対に、要件を満たしていない項目を請求すると、返戻や査定につながります。返戻されたレセプトを確認し、原因を調べて修正し、再請求する作業にも時間がかかります。このように、訪問診療クリニックの医療事務業務には、在宅医療の制度や診療報酬に関する専門的な知識が求められます。しかし、訪問診療に精通した医療事務スタッフを採用することは簡単ではありません。求人を出しても応募が集まらない。採用できても、訪問診療特有の算定を覚えるまでに時間がかかる。経験のあるスタッフへ仕事が集中する。そのスタッフが休職・退職すると、請求業務が止まってしまう。こうした医療事務の人材不足や業務の属人化は、多くの訪問診療クリニックに共通する課題です。そこで選択肢となるのが、医療事務業務のBPOです。BPOとは、「ビジネス・プロセス・アウトソーシング」の略称です。一般的な業務委託では、入力作業や書類作成など、切り分けられた一部の作業を外部へ依頼するケースが多くあります。一方、BPOでは、業務の一部だけでなく、その前後を含めた一連の流れを外部の専門チームへ委託します。たとえば、単にレセプトを点検してもらうだけではなく、日々の算定、情報入力、月末・月初のレセプト確認、返戻対応などを継続的に任せる形です。外部チームがクリニックの運用を理解し、院内スタッフと連携しながら業務を担うことで、特定の個人へ仕事が集中する状況を改善できます。訪問診療クリニックが医療事務業務をBPOするメリットの一つは、採用と育成にかかる負担を軽減できることです。医療事務スタッフを一人採用するには、求人広告や人材紹介会社などの費用がかかる場合があります。採用後も、クリニックの診療方針、電子カルテ、レセプトコンピューター、請求方法などを教えなければなりません。在宅医療の...
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