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第64回 「調剤薬局としての新たな取り組み」|ゲスト:曽布川洋平(株式会社フォーリア)

第64回 「調剤薬局としての新たな取り組み」|ゲスト:曽布川洋平(株式会社フォーリア)

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エフエムたちかわ「おうちde医療in立川」第64回は、2026年8月21日(金)16時30分から17時に放送された回です。今回のテーマは「調剤薬局としての新たな取り組み」ゲストには、浜松市を中心に調剤薬局や在宅医療・介護事業を展開する、株式会社フォーリアの曽布川洋平代表をお迎えしました。調剤薬局と聞くと、多くの方は「病院やクリニックで受け取った処方箋を持って行き、薬を受け取る場所」というイメージを持つのではないでしょうか。もちろん、処方箋に基づいて薬を正しく調剤し、患者さんに安全に服用していただくことは、薬局の重要な役割です。しかし、高齢化や在宅医療の広がりに伴い、地域の調剤薬局に求められる役割は大きく変化しています。通院や来局が難しく、自宅で療養している方が増える中、薬剤師が患者さんの自宅や施設を訪問する「訪問薬局」の重要性も高まっています。訪問薬局の薬剤師は、薬を届けるだけではありません。薬が正しく飲めているか、飲み忘れや重複がないか、副作用と思われる変化がないか、薬の保管方法に問題がないかなどを確認します。また、患者さんの生活や身体の変化に気づいた場合には、医師、訪問看護師、ケアマネジャーなどへ情報を共有します。薬を入口として、その人の療養生活全体を見守ることが、訪問薬局における薬剤師の大切な役割です。株式会社フォーリアは、浜松市で長年にわたり調剤薬局を運営してきました。そして、地域の患者さんと関わる中で見えてきた課題に応えるため、在宅患者への訪問薬剤管理指導に加え、訪問看護ステーションや居宅介護支援事業所へと活動の領域を広げています。今回の放送では、曽布川洋平代表に、なぜ調剤薬局を運営する会社が訪問看護ステーションを立ち上げたのか、その背景にある思いや地域の課題を伺います。在宅療養者を支えるためには、薬剤師による服薬支援だけで十分とは限りません。病状を継続的に観察する看護師、身体機能や生活動作を支える理学療法士・作業療法士、医療と介護のサービスを調整するケアマネジャーなど、さまざまな専門職が必要です。本人の体調だけでなく、家族の介護負担や住環境、生活上の不安などにも目を向けなければなりません。訪問薬局と訪問看護ステーションが同じ法人内にあることには、大きな可能性があります。薬剤師が訪問時に気づいた体調や生活の変化を看護師へつなぐ。訪問看護師が確認した服薬上の課題を薬剤師と共有する。必要に応じて医師やケアマネジャーへ報告し、支援内容を見直す。それぞれの職種が個別に動くのではなく、情報を共有しながら一人の患者さんを支えることで、より早く変化に気づき、その人に合った支援へつなげることができます。番組では、訪問看護ステーションの立ち上げが、決して簡単なものではなかったことについても語られます。調剤薬局と訪問看護ステーションでは、業務の内容も、職場の文化も、必要となる人材も異なります。薬剤師と看護師、リハビリ専門職などが、それぞれの専門性や考え方を理解し、共通の目標に向かって協働できる組織をつくる必要があります。新しい事業を始めるには、人材の確保や育成、地域の医療・介護事業者との関係づくり、安定した運営体制の構築など、多くの課題があります。それでもフォーリアが新しい領域へ挑戦するのは、調剤薬局として地域の患者さんと向き合う中で、薬だけでは解決できない困りごとを数多く見てきたからです。患者さんが本当に必要としているのは、薬そのものだけではありません。病気や障害があっても、自宅で安心して生活できること。体調が変化したときに相談できること。家族だけで抱え込まず、専門職の支援を受けられること。そして、医療と介護が切れ目なくつながっていることが大切です。株式会社フォーリアが進める取り組みは、調剤薬局の役割を薬の提供に限定せず、地域の暮らしを支える存在へと広げようとするものです。また、こうした事業を継続し、さらに発展させるためには、一緒に働く人材が欠かせません。今回の放送では、浜松市での中途採用や人材育成...
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