第40回は、慶應大学商学部教授の権丈善一さんに聞く(上)誤解だらけの年金、子育ての社会化
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今回のゲストは、社会保障研究の第一人者である慶應義塾大学商学部教授の権丈善一(けんじょう・よしかず)さん。
主な内容
・新著『ちょっと気になる社会保障 V4』と、今年2月開始のYouTubeチャンネル『移動中に聴く社会保障』誕生秘話
・「手取りを増やせ」論の広がりの背景と、現物給付を含めた本当の負担・給付のバランス(給付付き税額控除・翁カーブを巡る議論)
・財源と給付を切り離して論じることの危うさ、社会保障教育の課題
・「モデル年金」(専業主婦40年という架空の設定)が生んできた誤解と、2024年財政検証で示された将来世代の年金水準の実像
・第3号被保険者制度の歴史的経緯と、「年収の壁」という言葉が生んだ就業調整の弊害
・お神輿型・肩車型という図式の誤解と、就業者/非就業者比率で見る社会保障の実際の安定性
・積立方式のリスクと、ワークロンガー・プライベートペンション・パブリックペンションの「WPP」という考え方
・社会保険の本質は「消費の平準化」であり、損得勘定ではなく安心という便益で捉えるべきという視点
・少子化対策ではなく「子育ての社会化」という発想の転換、医療・介護・年金と少子化の意外な関係
<プロフィール>権丈善一(けんじょう・よしかず) 慶應義塾大学商学部教授。 1962年福岡県生まれ。1985年慶應義塾大学商学部卒業1985年慶應義塾大学商学部卒業、2002年より現職。社会保障審議会、社会保障国民会議、社会保障制度改革国民会議の委員や、社会保障の教育推進に関する検討会の座長などを務る。最近の著書に、『ちょっと気になる社会保障 V4』がある。
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