エピソード

  • iPS細胞の実用化を支える『細胞の選別』とは?日本企業が挑む自動化技術の最前線
    2026/07/24

    iPS細胞が医療現場で広く使われるためには、目的の細胞だけを正確に選び出す「細胞の選別」という重要な工程があります。この作業は精度が求められる一方で、多くの時間とコストがかかることから、再生医療の普及を左右する大きな課題となっています。

    今回のエピソードでは、なぜ細胞の選別が必要なのかを専門知識がない方にもわかりやすく解説するとともに、この工程を自動化する日本企業の技術に注目します。画像解析やAI、マイクロ流体技術を活用した最新の細胞選別装置は、再生医療のコスト低減や品質向上にどのような役割を果たすのでしょうか。

    iPS細胞そのものだけでなく、それを支える「縁の下の力持ち」の技術を知ることで、日本のものづくりが再生医療市場で果たす可能性を探ります。

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    8 分
  • (み)腸内環境と若返り:腸内細菌の自己移植が変える老化の未来
    2026/07/17

    老化は不可逆的な衰退現象であるというかつての常識は、現代のジェロサイエンス(老化研究)によって過去のものとなりつつあります。

    本エピソードでは、今最もパラダイムシフトが起きている腸内環境(マイクロバイオーム)と若返りの関係を紹介します。

    さらに今日から実践できるエビデンスベースの「腸内若返り処方箋」も公開。アッカーマンシア菌をピンポイントで育てるポリフェノール戦略や、最新のポストバイオティクスの活用法、そして緑茶や玉ねぎが持つ選択的抗菌・プレバイオティクス作用まで、明日からのライフスタイルに直結する科学的知見をお届けします。

    寿命(Lifespan)の先にある、健康寿命(Healthspan)を最大化するための最先端バイオテック・ヘルスケアのリアルをぜひお聴きください。

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    11 分
  • iPS細胞関連:細胞のアンテナを奪うな!Jテックコーポレーションの「酵素フリー」細胞分離技術
    2026/07/10

    再生医療や創薬の現場で不可欠な「継代培養」。しかし、細胞を分離する従来のスタンダードである『タンパク質分解酵素』の処理は、細胞膜表面の重要な受容体(レセプター)まで無差別に破壊するという深刻なストレスを細胞に与えていました。

    削ぎ落とされたアンテナが再構成されるまでのタイムラグ、そして細胞がシグナルを見失うリスク――。

    今回は、これらの課題を「純物理的な流体制御」によって解決した、ジェイテックコーポレーションの細胞小片化技術に迫ります。酵素を一切使わず、細胞を傷つけずに均一なクランプ(塊)へと切り分ける技術が、なぜ全自動培養や次世代バイオ産業の絶対的優位性となるのか。その核心を解き明かします。

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    12 分
  • (み)捨てられる魚卵が資源に変わる? 成分分離技術が拓く水産業の新たな可能性
    2026/06/20

    これまで市場価値が低いなどの理由で廃棄されてきた魚卵。その魚卵に含まれるタンパク質や脂質などの有用成分を分離・抽出し、新たな食品素材や工業原料として活用する研究が進んでいます。

    本エピソードでは、魚卵に含まれる成分の意外な能力についてご紹介します。廃棄物を価値ある資源へと変える研究が地道に続けられているのです。

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    9 分
  • (み)ひとつの細胞から生命へ ― 細胞分化を導くシグナルの不思議
    2026/06/03

    私たちの体は、たったひとつの受精卵から始まります。それが細胞分裂を繰り返し、最終的には何兆個もの細胞からなる複雑な個体へと成長していきます。しかし、すべての細胞が同じ設計図(DNA)を持ちながら、なぜ神経細胞や筋肉細胞、皮膚細胞など異なる役割を担うようになるのでしょうか。

    このエピソードでは細胞分化の「スイッチ」についての話をします。

    細胞分化の「スイッチ」はシグナル「物質」だけではありません。最初期には物理的な刺激もスイッチになっています。

    iPS細胞の応用にはこの複雑なスイッチの制御技術が欠かせません。

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    10 分
  • (み)血液型の先へ ― 輸血・移植・iPS細胞をつなぐ『細胞の型』の話
    2026/05/30

    哺乳類では当たり前のように行われる輸血ですが、実は多くの哺乳類以外の動物では、輸血によって臓器移植の拒絶反応に似た問題が起こることがあります。そこから見えてくるのは、私たちがよく知る「血液型」よりも広い、生物の体を形づくる細胞一つひとつに存在する「型」の世界です。

    このエピソードでは、なぜ体は自分と他人の細胞を見分けられるのか、輸血と移植はどのような共通点を持つのかをわかりやすく解説します。さらに、再生医療の切り札として期待されるiPS細胞にも、この「細胞の型」の問題が深く関わっていることを紹介。患者自身の細胞から作る方法や、拒絶反応を起こしにくい細胞を作る研究など、最先端の工夫にも迫ります。

    血液型の知識から一歩進んで、免疫が支える「自己」と「非自己」の境界線を探る、生命科学と再生医療の入門エピソードです。

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    14 分
  • (み)血液型と臓器移植の際に問題となる型
    2026/05/23

    今回は、「血液型」と「臓器移植で問題となる型」の違いをテーマに、私たちの体に備わった“免疫の見分け方”についてわかりやすく解説します。
    一般によく知られている血液型は、赤血球の表面にある抗原によって決まるABO式血液型です。

    一方で、臓器移植では赤血球だけでなく、全身の細胞に存在する「HLA(ヒト白血球抗原)」が重要になります。HLAは自己と非自己を区別する免疫システムの鍵であり、移植した臓器が拒絶されるかどうかにも深く関わっています。

    さらに近年注目されるiPS細胞を使った再生医療でも、このHLAの型を考慮することが欠かせません。なぜ血液型が合っていても移植が成功するとは限らないのか、そして再生医療の未来にHLA研究がどう関わるのか――免疫学の基礎から最新医療までを、やさしくひもといていきます。

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    14 分
  • (み)指が生まれる瞬間~発生学から見る人体形成と再生医療の壁
    2026/05/13

    赤ちゃんの“手”って、最初から指の形をしているわけじゃないって知っていますか?

    この回ではどのように手や指が作られていくのかを、発生生物学の視点からやさしく解説します。

    そして後半では、「iPS細胞があれば臓器も簡単に作れるのでは?」という疑問に挑戦。

    細胞を増やすだけでは本物の器官にはならず、そこには“体の設計図”とも言える複雑な仕組みが存在しています。

    生命はどうやって形になるのか。再生医療はどこまで実現できるのか。科学の最前線を一緒にのぞいてみましょう。

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    8 分