• 田舎坊主の闘病日記ー腰の骨が溶けたー<退院そして妻の病院へ>
    2025/05/08

    ■退院、そして妻の病院へ

    ※妻の入院中、病院ではすべて長兄の奥さん(義姉)が付き添ってくれた。本当に助けていただいた。

    2015年6月11日

    妻がW病院に転院する。ヘルパーKさんに手伝ってもらって、副住職と娘にいってもらう。

    娘たちが帰るまで、妻は泣いていたそうだ。かわいそうだけどしばらく我慢してくれよ・・・。

    2015年6月12日

    N病院整形外来通院。CRP炎症異常なし。レントゲンを見る。骨ができるまで数ヶ月かかるそうだ。抗生剤は6ヶ月は必要。やっとこれから骨が少しずつできていくのか・・・

    2015年6月14日

    昨日から座りっぱなしで少し足にむくみが出てきた。筋肉もなくなっているので、少し階段を上ったりしないと・・・。

    2015年6月15日

    退院後はじめてW病院へ行く。やっぱりわしが死んだと思ってた様子。薬は効いていて歩いてお風呂に行く。ただ嚥下リハビリでプリンを食べないと言って、リハビリの先生を困らせている。帰りには機嫌良くしてくれた。

    2015年6月18日

    妻の幻覚が続いていて、スニーカーの支払いが済んでいないと何度も話す。

    2015年6月19日

    N病院外来。整形通院。CRPは〇・〇五で異常なかった。次回は二週間後の外来。

    2015年6月25日

    妻はよく眠っていて、目が覚めてから帰ってきた。ニュープロパッチ(パーキンソン病の貼り薬)がかゆくて剥がすので、飲み薬のカバサールに変更してもらう。

    2015年6月27日

    新刊「田舎坊主の七転八倒」ができあがり届く。

    2015年6月29日

    妻の伸びた髪と、ついでに爪を切る。幻覚が強いのが心配。かわいそうにベッドの手すりに首をはさんで首の後ろにキズができていた。褥瘡もあるようで貼り薬をしてもらっている。

    2015年7月2日

    妻の入院費支払い。しりとりをして遊ぶと落ち着いている。

    2015年7月3日

    N病院整形外来。CRP〇・〇七で異常なし。内科担当主治医だったN先生に新刊本を贈呈する。

    2015年7月6日

    妻に果物入りゼリーを少し食べさせた。看護師から注意を受けたが、食べやすくのどの通りのよい気に入ったものなら、食べられるのになあ・・・

    2015年7月9日

    W病院へ。妻ちょっと不安定。

    2015年7月11日

    昨夜久しぶりに大腸憩室炎の痛みが出て、眠られず。

    2015年7月13日

    妻、割合気分がいいよう。

    2015年7月16日

    妻がリハビリの先生と一緒に売店へ行ってサンドイッチを買って食べさせてもらったそうだ。よかった!久しぶりにうれしいこと・・・・。

    2015年7月17日

    N病院外来通院。CRP〇・〇二。異常なく、レントゲンも大きな変化なく、少し骨ができているそうだ。

    2015年7月21日

    N病院内科外来。贈呈した新刊本をN先生が奥さんに読んでもらったら、「はじめてN病院での医師としての仕事の内容を知ったみたいだ」と苦笑しながら話してくれる。

    ※N病院のN先生はまさに「医は仁術」という言葉が当てはまる医師で、このことについて「田舎坊主の七転八倒」で触れていた。

    2015年7月23日

    焼きそばとコロッケを作って持っていく。妻は手をたたいて喜んで食べる。でも少ししか食べられないのか「胃が小さくなった」と言う。リハビリの先生にも呑み込みを見てもらったが、うまく嚥下できているということで、軟らかい食事から出してくれるそうだ。ありがたい。

    2015年7月27日

    オムライスを作っていく。リハビリの先生にお昼ご飯を食べさせてもらっていたけど、半分ほど喜んで食べる。明日から三食ハーフで食事を出してくれる。

    合掌

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    9 分
  • 田舎坊主の闘病日記ー腰の骨が溶けたー<抗生剤点滴から経口へ>
    2025/05/01

    ■抗生剤、点滴から経口へ

    2015年5月26日

    経口抗生剤クラビット500mg朝一錠、今日から。夜9時大便。

    友人A君本を差し入れ。子どもたちが来てくれる。

    2015年5月27日

    10日時大便。売店へ歩いて牛乳買いに行く。

    妻のお姉さんたちが来てくれる。妻がW病院へ転院することを話す。

    2015年5月28日

    今夜はじめてボルタレンを飲まず過ごす。すごいことや。

    檀家のIさん亡くなる。三人僧のため院号をつけて戒名メールで送る。

    きょうは28日、副住職が護摩を焚いてくれる。

    2015年5月29日

    採血あり。娘と孫たちが着替えを持って来てくれる。

    文芸社に原稿を校正して送る。

    2015年5月30日

    夜九時大便。

    Iさんお葬式、結集のK寺に手伝い依頼。

    2015年5月31日

    9時大便。痛みは朝起きがけのとき、左足太ももが少しつっぱるが、夜のボルタレンを止めても大丈夫のようだ。

    今まで手帳に書いていた日記をPCでファイルに書き込む作業する。

    田辺での友の会の総会が始まる前にYさんに電話を入れる。Eさんは来てるが奥さんが入院したそうでMさんは欠席という。みんな役員も大変だ。

    2015年6月1日

    9時大便。10時シャワーに行く。

    副住職と娘が着替えもって来てくれる。末の孫は眠ったまま。

    2015年6月2日

    9時大便。装具屋さんにコルセットを調整してもらう。

    副住職と娘が家で夏物に入れ替えてくれる。

    お義姉さんに妻が「グレーのカバン(財布)を盗られた」と言っているという電話が、娘にかかってきて、そんなカバンがあるのかどうか、わしに確認の電話が入る。また、妄想なのか?幻覚なのか? 妻の調子が気になる。また、コロッケと巻き寿司を買いに行くとも言ってるそうで、薬が効いていると食べたくなるのか、そんなことも話しているという。また少し心配になる。

    娘には大事なものが入ったカバンはちゃんと預かってるからと、安心させてくれるよう頼んでおく。

    ヘルパーKさんとSさんが見舞いに来てくれ、わしも久しぶりに楽しくしっかり話ができた。

    2015年6月3日

    W病院へ副住職と娘が家族面談で行ってくれて、妻の転院が11日午前中に決まる。

    ケアマネMさんから電話あり、わしの介護保険を準備しますとのこと。「ギャッジアップベッドを借りる段取りをしてもらう」っていうけど、わしはまだ年が足らんはず。

    檀家のSさんがきて長く話していく。「他宗に入るので掛け軸を燃やしてもいいか」と聞きに来る。

    2015年6月4日

    シャワーに行く。

    副住職と娘、孫たち来てくれる。2番目の孫は吐いたそうで保育所を休んだ。

    妻は歩けるようになっていると、看護師から説明してもらったそうで、「11日のW病院への転院も自分で歩けるから自家用車で行ってください」という。

    夕方、お店をしてるYちゃんがまたおかずもって来てくれる。今度はカツオの佃煮とナマズの蒲焼きと小鮎の煮付け。川で釣ってきたそうだ。ごちそうさま。

    2015年6月5日

    採血。レントゲン。血液検査もレントゲンも問題なしで8日に退院が決定しました。

    ケアマネMさん、真剣な顔で、「介護保険は年齢足らない」と言いに来る。

    2番目の孫がピアノ練習の帰り、末の孫と寄って、ナマズの蒲焼き・鮎甘煮・佃煮を持って帰る。

    2015年6月6日

    病院内の非常階段でリハビリウオーキングする。

    パーキンソン病の友の会会員Mさんから電話あり。奥さんが五月初めに腰椎の圧迫骨折で入院し、今はやっと歩けるようになったとのこと、みんな大変です。患者会会員のYさんが病気による指先切断のため入院してきた。みんな大変なんだ。

    2015年6月7日

    部屋の洗面器でシャンプーする。そのあと非常階段でリハビリウオーキングする。

    いよいよ明日退院。

    2015年6月8日

    2ヶ月ぶりにN病院退院。帰りに副住職と娘、回転寿司へ食べに連れて行ってくれる。

    合掌

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    10 分
  • 田舎坊主の闘病日記ー腰の骨が溶けたー<わずかな光が見えてきた>
    2025/04/24

    わずかな光が見えてきた

    2015年5月14日

    右腰がまだ痛い。寝返りが怖い。それでもこのごろ少しわしにも目の前に明かりが見えてきたように思う。

    叔父がリハビリの専門病院へ転院する。

    副住職がお寺の押し入れなどを整理してくれる。

    2015年5月15日

    子どもたちが新しいパジャマを届けてくれる。近所のTさんがここに入院中らしい。

    檀家さんや総代さんや土寺小屋の小屋生さんたちが見舞いにきてくれる。

    2015年5月16日

    午後、部屋の洗面台で自分でシャンプーする。夜八時大便。

    夕方、副住職一家みんなが来てくれる。

    2015年5月17日

    夜八時大便。ヘルニア(脱腸)で入院中の近所のTさんから電話来る。退院が近いらしい、よかった。

    2015年5月18日

    CT撮影。タオルで体拭く。

    静岡の友人Iさんに贈っていただいたお茶のお礼電話する。

    患者会会長さんと娘さんがきてくれる。

    友人A君、本の差し入れ、いつもいつもありがたい。

    2015年5月19日

    CTの結果、まだ少し腰椎に膿あるそうだ。コルセットできあがる。

    K病院のN先生が来てくれ、妻の調子が上がってきていると教えてくれる。ただ転院先も考えておくように再度言われる。

    檀家Mさん夫婦が見舞い。夜には旦那さんが小鮎を釣ってから揚げにしてもって来てくれる。小芋や堀川ゴボウなどの煮物も。うまかった。

    子どもたちが、着替えを持って来てくれる。

    2015年5月20日

    コルセットをして車いすで食べ始める。10時大便。

    結集のMさんから永代供養の仕方について電話が来る。檀家Yさんが見舞い。

    2015年5月21日

    9時大便。10時はじめてシャワーに行く。

    子どもたちが来てくれる。

    高野山本山負担金をネットで振り込む。

    2015年5月22日

    MRIを撮る。来週から経口で抗生剤に替えるという。こんなに長く点滴を続けていると、飲み薬になるというのも少々心配。

    パントリーへはじめて自分でお茶を入れに行く。コルセットで少し歩けるようになる。

    2015年5月23日

    11時大便。廊下曲がり角のレストルームまで歩く。

    2015年5月24日

    はじめて売店まで車いすでトマトジュースを買いに行く。

    10時大便。

    文芸社から「田舎坊主の七転八倒」の初校原稿が着く。

    2015年5月25日

    九時大便。

    車いすに座り、原稿の校正作業を始める。

    シャワーに行く。シャンプーすると息苦しくなるのはなぜ?

    点滴は今日まで、また不安。

    gassyo合掌



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    7 分
  • 田舎坊主の闘病日記ー腰の骨が溶けたー<完治情報がない>
    2025/04/17
    2015年4月28日入院二週間目。安静で長期戦と言われる。 13時大便。痛いが、我慢!我慢!我慢!これしかない。携帯を持てるようになって「化膿性脊椎炎」を検索してみたが、治療法や治療できる病院の情報はヒットするが、「治った」という結果が一つも出てこない。ネットに完治情報がないということは、やはり治らないのか。もうネットで調べるのはやめた。K病院のN先生がわざわざ病室に来てくれ、妻の転院先を考えておくように言われる。今日28日は不動明王の縁日で副住職が護摩を焚く。土寺小屋の小屋生Yさんが護摩のあと見舞いに来てくれる。Tさんもまたまた見舞いに来てくれる。 2015年4月29日夜八時大便。檀家のKさんが亡くなる。三人僧でのお葬式なので戒名をつけて副住職にメールで送る。県庁総務学事課へ不動寺役員書類の提出を副住職に頼む。2015年4月30日朝、少し歩きやすい。効果が出てるのか?ボルタレンが効いてるのか?K病院の妻が嚥下の検査ということで娘が同意書を書きに行ってくれる。叔母がイチゴを差し入れ。2015年5月1日昼、歩くのと座るの少し楽か?整形の主治医K先生に「薬は脊椎に届きますか?」と聞いたが、「なかなか届きにくいから、しっかり抗生剤続けないとあかんな」といわれる。夜九時大便。檀家のNさんが亡くなる。3月このN病院で同じく入院していた。車椅子姿のNさんに廊下で会ったことがある。まだまだ若いのに。合掌今日Oさんのお葬式。合掌ケアマネのMさんに妻の転院先を考えてもらう。妻の調子が少しよくなってると娘からメールが入る。ありがたい。いとこのKちゃん見舞いくる。2015年5月2日8時大便。夕食後薬効果あり?お義姉さん、姪っ子たちが見舞い。入院中の檀家さんNちゃんも見舞いにきてくれる。2015年5月3日トイレへ行くのに足のつっぱりが少ない。痛みが少しずつなくなっていくような気がするが、再発の心配もあり安心は禁物。夜九時大便。三味線の生徒がお見舞い、梅干しとシラスを差し入れしてくれる。うまかった。2015年5月4日ホットタオルで体拭く。夜九時大便。患者会のKさんお見舞い。 三味線生徒のT君がお見舞い、わざわざ広島から生もみじまんじゅうの差し入れ。三味線生徒O君夫婦がちまきと蕗の佃煮を差し入れ、美味しかった。こどもの日のため、ちまきは副住職たちがマリーナシティーに行った帰りによってくれたので、持って帰らせる。2015年5月5日朝薬効あり。一番長い時間座ることができた。叔母がトマト差し入れ。結集のN僧正さんお見舞い。 Oさんの葬式はNさんにお手伝いお願いしたよう。2015年5月6日お昼歩くのがすこし楽。夜八時大便、薬効いている。副住職一家みんなが来てくれる。2015年5月7日ホットタオルで体拭く。お昼まで薬効あり。土寺小屋の小屋生MさんとNさんが見舞い。2015年5月8日夜大便あり。土寺小屋の小屋生Kさんお見舞い。娘、孫たちも来てくれる。2015年5月9日九時大便。叔母がエンドウとハチクを炊いたのを差し入れ。叔父は一四日に転院とのこと。パーキンソン病友の会のEさんから電話あり。入院するよう。2015年5月10日夜の薬がよく効いた。先に退院した叔母が外出許可をもらい叔父を散髪に連れて行く。副住職一家みんなが来てくれる。友人A君が本とわらび餅を差し入れ。わらび餅は子どもたちが早速いただく。自家用車の税金をネットで支払う。2015年5月11日レントゲンあり。昨日から右腰が痛み出す。ヘルパーKさんが来てくれる。檀家のKさんも見舞いに来てくれる。2015年5月12日先生から右腰の痛みは寝腰だと言われる。寝返りのとき激痛が走る。ハードコルセットの採寸する。費用は66120円。檀家総代のTちゃんがここに入院中なのに見舞いに来てくれる。娘に4月分入院費の支払いをしてもらう。2015年5月13日機械浴で風呂に入れてもらう。女性看護師二人に・・・・。もう恥ずかしさなんかありません。12時大便。妻を家に連れて帰って看たいけど、妻にはかわいそうやけど、この調子ではとても介護する自信がない。妻にはなんとか分かってもらいたいけど・・・。妻はそろそろ病院を出て行かなければならないため...
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  • 田舎坊主の闘病日記ー腰の骨が溶けたー<再発・2回目の入院>
    2025/04/10
    再発、二回目の入院ー化膿性脊椎炎ー2015年4月10日腰痛のため妻の病院行きを休む。2015年4月11日妻は今までで一番調子いいように見える。ぜいめいもなく、酸素もよく取れていた。言葉もかなりはっきり聞き分けることができた。わしより治りが早いかも・・・・2015年4月12日腰が痛い。起きるときも気合いを入れないとベッドから起きられない。2015年4月13日N病院へ予約を早めてもらうように電話を入れる。あまりにも腰が痛い。再発のように思う。2015年4月14日3月20日退院後に若干の腰痛はあったものの、毎日妻に会いに行っていたが、だんだん腰が痛くなってきて、歩くことも困難になってきた。4月13日には38・3度の発熱もあり、家での寝起きや食事も辛くなってきてN病院へ入院のつもりで早期の診察の予約を入れた。朝から座薬を入れ、なんとか入院の用意をして、九時に娘に病院へ送ってもらう。CT、血液検査をして内科と整形の診察を受け、今回は整形外科に入院が決まる。2015年4月15日前回の菌が残っていて、それが腰椎に来たようで、病名は「化膿性脊椎炎」と診断され、抗生剤の点滴とベッド上で安静。先生によると長期戦らしい。痛みレベルはレベル一〇でトイレが大変。夜なんとか大便を出したが、これが辛い。2015年4月16日部屋は四六七号の個室。座るのが痛くてつらい。食べるのもつらい。今日から前回と同じセファメジン二g(通常の倍量)を一日三回点滴する。娘が妻がいた施設に支払いをしてくれる。請求額約九九、〇〇〇円。4日間という日数から考えたらあまりの高額におどろく。2015年4月17日夜痛くて眠れない。大便が大変。痛くて座れない。朝から鼠径部と太ももの外側に薄い紙を貼り付けたようなしびれが現れる。叔父が骨折手術をして隣の病室に入院。叔母も狭心症で入院、夫婦一緒だ。2015年4月18日夜ロキソニンを飲んで始めて眠れる。この日からボルタレンSR二回とカロナール四錠、ロキソニン夜に飲む。先生から痛み止めを控えるように言われるが、我慢できない痛さでどうしてもロキソニンがほしい。2015年4月19日朝大便あり。患者会役員夫妻が見舞いに来てくれる。2015年4月20日整形の主治医から、この病気は手術適用では無いといわれる。ベッド上で安静と再度言われる。副住職と娘、タケノコを炊いてもって来てくれる。2015年4月21日この病気は、痛みが引いてくるのが治療のバロメータらしい。個室にあるトイレに数歩あるき、大便がどれだけ楽にできるかが治っていくバロメータということか。朝大便あり。トイレは辛い。姪っ子といとこが見舞いに来てくれる。友人A君が新聞差し入れしてくれる。2015年4月22日MRI検査、腰椎と腸腰筋にも少し膿瘍あり。ベッドのままシャンプー室へ行って髪を洗ってもらう。妻のお姉さんたちが見舞いに来てくれる。娘洗濯物取りに来てくれる。2015年4月23日N先生から血糖値が安定してるので測定を1日一回にすると言われる。痛みで夜眠れず。痛みは取れるのか?果たして治るのか?それにしてもこの痛みだけは取れてほしい。痛みさえなければ車いす生活を受け入れるから・・・。午前一一時大便。ホットタオルで体を拭く。娘、妻の入院費を支払いに行ってくれる。約五万円。2015年4月24日骨折入院の叔父はリハビリの専門病院へ転院を考えているそう。近くに住む叔父と叔母が見舞いに来てくれる。いとこの長男が結婚するらしい。今日は娘の誕生日。孫と来てくれたので「ママのお祝いしたって」と伝えておく。2015年4月25日痛みが引く気配がない。13時大便。保護司の辞退届を出してほしいと言われる。みんなに迷惑をかけている。電話で改めて区長会長のYさんに人選をお願いしておく。近所のHちゃんがお見舞いに来てくれる。友人A君がイチゴの差し入れもって来てくれる。2015年4月26日やっぱり痛い。12時大便。「腰椎の痛みは取れないのか?」を看護師から先生に聞いてもらう。孫娘のピアノ発表会のあとみんなで寄ってくれて、お昼を病室で一緒に食べる。2015年4月27日レントゲン撮影。一二時少し歩くのましか?夜八時ボルタレン効果あり。大便。患者会の会長さんお...
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    14 分
  • 田舎坊主の闘病日記ー腰の骨が溶けたー<妻が胃ろう生活になる>
    2025/04/03

    2015年3月30日

     妻の主治医のN先生と会い、胃瘻の同意書にサインする。

     手術日は四月一日夕方になる。


     長兄が通院外来日でお義姉さんと一緒に病室に来てくれる。


    2015年3月31日

    妻の病院から帰り、近くの公園で副住職たちがお弁当をもってきていたので、いっしょにいただく。

     あす夕方、妻に胃瘻手術をする。

    2015年4月1日

    妻の胃瘻設置、無事終了。N先生は「リハビリも頑張ってくれているし、呑み込みだけが問題なのでしっかり回復するようにします」と話してくれる。

    PEGという胃瘻は「ピアスのようなもの」ということで簡単に外せるそうだ。このことを妻には何度も伝える。少しは納得してくれたように思う。

    2015年4月2日

    妻がPEG(胃瘻)のところが痛いとシャワーを拒否する。

    N先生と話す。ニュープロパッチ(パーキンソン病貼り薬)でジスキネジア(不随意運動)がきつくなってきたのでレキップCR(パーキンソン病薬)に変更したことなど。

    2015年4月3日

    点滴を嫌がる。胃瘻で点滴はなくなるように話していたから、そらそやなあ。

    夕方N先生から電話あり、「医大へ移すか、気管切開になることも考えてほしい」と言われる。

    これ以上はかわいそうや。わしは同意したくない。なにもできない自分が情けない。ごめんよ。

    2015年4月4日

    腰痛でなにもできない自分が情けない・・・・

    2015年4月5日

    病院を追い出されるように思っているのか?靴を履いて車いすに乗せてという。

    N先生が居て、痰が少なくなってきていると聞かされる。

    2015年4月6日

    痰がいつもの粘る唾のようにおもうが、量が多い。夜眠れていないのか「安定剤」がほしいという。主治医に伝えてほしいと看護師に伝える。

    2015年4月7日

    午前八時からN病院外来。腰のレントゲンを撮るのに仰向けになるのがとても痛かった。

    レントゲンでは問題がないよう言われるが、念のため4月22日にMRIをとると言われる。CRPが四以上にあがっていた。

    N病院のN先生には引き続いて抗生剤や痛み止めを処方してもらう。

    午後檀家Nさんのお葬式に行く。

    2015年4月8日

    妻に会いに行く。わしには「目を拭くな」と言う。でも、お義姉さんに顔を拭いてもらったら、気持ちよさそうだった。

    2015年4月9日

    痰を拭いてやったら、いつもの唾のようで濁りがなかった。すこし薬が効いていたのか自分で洗面台で歯を磨くといいだすが、わしは腰が痛くて介助できないので、ベッドに座って歯を磨く。

    腰が痛いときには来れないことを言うと「無理せんといて」といってくれた。

    久しぶりの妻の優しい言葉に胸が熱くなる。


    合掌

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    7 分
  • MBSラジオ「ヤマヒロのお寺さんSUNモーニング」出演のお知らせ
    2025/03/28

    現在、MBSラジオで毎週日曜日、朝7時から放送中の「ヤマヒロのお寺さんSUNモーニング」という番組です。

    この番組は一ヶ月ごとに出演するお寺さんが変わり、

    リスナーさんのお悩みごとにお答えするお悩み相談番組です。

    わたし田舎坊主が出演するのは3月の日曜日で5回放送されます。

    是非お聴きください。

    ラジコや番組のポッドキャスト配信で聞くことができます。

    ラジコのエリアフリーでは全国で聴くことができます。

    3月の日曜日の朝7時からMBSラジオでお会いしましょう。

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    2 分
  • 田舎坊主の闘病日記ー腰の骨が溶けたー<1回目の退院ーお父さんの銅像建てるー>
    2025/03/27

    2015年3月20日

    N病院退院。退院の足で妻のK病院へ行く。わしの顔を見た途端、生きていることが分かったからか泣き出すが、リハビリが始まるころには手を振って帰りを送ってくれる。

    夜、みんなが退院祝いでにぎり寿司をとってくれ、ごちそうをいただく。

    2015年3月21日

    朝から散髪にいく。いつもは寝そべった格好で機械洗いをしてもらうのだが、腰が痛いので洗髪は手洗いでしてくれた。

    午後妻に会いに行く。妻は「お父さんの銅像を作る」「お父さんと帰る」と泣き出す。

    よる、子どもたちがすき焼きをしてくれる。久しぶりに美味しかった。

    2015年3月22日

    Tさんの満中陰法事にお参りする。

    午後、妻が自分で鼻の管を抜いたというので病院へ行く。管は入れなおしてもらって落ち着いていた。

    帰りにお世話になった長兄宅へお礼を言いに行く。

    2015年3月23日

    妻の肺炎は治りつつあるようだが、痰がたまってくるようだ。妻の主治医K先生に初めて会う。医大病院で主治医だったH先生と同期ということで、すでに医大からデータを送ってもらっているそうだ。

    妻がここ1~2週間、のみ込みが良くならない場合には、一時的に胃瘻をつけるというお話をきく。その方がいいように思う。

    2015年3月24日

    妻に会いに病院へ行く。N先生にレントゲンの結果を聞く。肺炎は消えているし、腸閉塞も起こしていないという。

    2015年3月25日

    妻に会いに行く。姪っ子たちが洗濯物を持ってきてくれる。痰が多い。

    妻に胃瘻の話しを聞かす。今の胃瘻はすぐ取り外せるし、胃から抜くと胃の粘膜は3時間ぐらいで修復されることを教わる。なにも心配要らないと聞かせる。黙って頷いてるが、納得か反対か微妙。

    2015年3月26日

    妻に会いに行く。きょうは目に力があるように思う。義姉が洗濯物をとりに来てくれた。

    わしはまだ腰が痛む。というより、痛みが強くなっている気がする。

    2015年3月27日

    妻は痰を吸引されるのを嫌がって、常にのどの奥をゴロゴロ鳴らせている。気持ち悪いだろうが、我慢してくれ。酸素濃度が低いのが気になる。

    2015年3月28日

    副住職が土寺小屋で護摩を焚いてくれた。土寺での法話はやはり入院する前から退院までの痛い話し。

    2015年3月29日

    妻に会いに。着いたとたん「まだいてて・・・」と、言われる。痰の量が多い。

    合掌

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    7 分