エピソード

  • 東京精密(7729) 半導体製造装置と精密測定機器の二刀流
    2026/02/07

    株式会社東京精密(ACCRETECH)は、半導体製造装置と精密測定機器の双方を手掛けるグローバル企業です。「計測技術を持つ唯一の半導体製造装置メーカー」という独自の強みを活かし、ウェーハ検査装置や三次元測定機などで世界トップクラスのシェアを誇ります。「計測で未来を測り、半導体で未来を創る」をパーパスに、配当性向40%を目安とした積極的な株主還元を継続しています。

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  • カシオ(6952) G-SHOCK依存を脱する3つの賭け
    2026/02/07

    カシオ計算機株式会社は、電子機器メーカーであり、腕時計、電子楽器、教育機器、システムソリューションなど幅広い事業を展開しています。中でも G-SHOCK に代表される高付加価値腕時計は、世界的に極めて強いブランド力を有し、同社利益の中核を担っています。同社は成熟かつ安定志向の企業として、キャッシュフロー、ブランド資産、そして長期的な株主還元を重視しています。

    最新の財務諸表によれば、同社は構造改革を経た後の回復局面にあります。2026年3月期は、時計事業の回復を背景に、売上高・利益ともに明確な持ち直しを示し、収益性はV字回復の様相を呈しています。財務基盤は極めて堅固で、自己資本が潤沢かつ実質的にネットキャッシュの状態にあり、事業運営に強い下方耐性を提供しています。成長の牽引役はG-SHOCKの高付加価値化と新興国市場の拡大である一方、第二の収益の柱の確立は依然として途上段階にあります。

    本ポッドキャストの内容は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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  • 日鉄鉱業(1515)の石灰石の盾と銅の剣
    2026/02/01

    日鉄鉱業株式会社は1939年設立の総合資源会社で、安定性と成長性を併せ持つ独自の事業構造を強みとしている。国内では鳥形山鉱山を中核に、鉄鋼・セメント向け石灰石で40%超の高いシェアを誇り、約100年の鉱山寿命に裏打ちされた安定収益基盤を確立。一方、海外では脱炭素化の進展により需要拡大が見込まれる銅事業を成長エンジンと位置づけ、チリでアタカマ鉱山を操業し、2026年度稼働予定のアルケロス銅鉱山では銅生産量を約4倍に拡大する計画である。加えて、鉱山技術を応用した環境・機械事業、不動産、再生可能エネルギーなど多角化を進め、収益源の分散と社会課題解決を両立。自己資本比率55%超の健全な財務体質を背景に大型投資と安定配当を両立している。安定した国内基盤とグローバル成長を両輪とし、長期視点で持続的価値創造を目指す企業である。

    ※本ポッドキャストの内容は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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  • 日清食品(2897): 完全メシと海外で狙う1兆円
    2026/01/24

    日清食品グループは、1958年に創業者・安藤百福が世界初の即席めん「チキンラーメン」を発明したことから始まりました。「食が足りてこそ世の中は平和になる」という信念を原点に、「EARTH FOOD CREATOR」のビジョンのもと、食を通じて社会と地球に貢献しています。
    事業の中核は即席めんで、「カップヌードル」をはじめ国内外で高いブランド力を誇ります。現在は冷凍・チルド食品、菓子、飲料などにも展開し、海外事業を次の成長軸として強化しています。
    また、「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」を掲げ、CO₂削減や環境配慮型容器の導入などを推進。食の安全・健康への配慮と人材育成を重視し、持続的成長を目指しています。以下、2026年3月期 下半期・通期の見通し(第2四半期時点)

    下半期の業績イメージ:従来、同社の業績は上期が強く下期が弱い傾向がありましたが、今期は下期も利益が厚く出る見込みとしています。具体的には、第3四半期は緩やかに進捗し、第4四半期で大きく回復するという見通しが示されています。

    通期業績予想の下方修正: 上期の実績と下期の見通しを踏まえ、通期の業績予想が以下の通り下方修正されています。

    売上収益: 7,920億円(期初計画比 2.2%減)

    既存事業コア営業利益: 685億円(期初計画比 18.1%減)

    当期利益: 430億円(期初計画比 18.9%減、修正前は期初比23.2%減の見通しから改善)

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    14 分
  • 三菱UFJフィナンシャル・グループ=MUFG(8306):米銀売却で最高益を叩き出す
    2026/01/18

    三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、商業銀行、信託銀行、証券、カード、消費者金融、資産運用などを傘下に擁する、世界屈指の総合金融グループです。「世界に選ばれる、信頼のグローバル金融グループ」を中長期的にめざす姿とし、世界50カ国以上に広がる邦銀随一のグローバルネットワークを有しています。主な特徴として、モルガン・スタンレーとの戦略的提携によるグローバルな協働や、アユタヤ銀行(タイ)やバンクダナモン(インドネシア)などのパートナーバンクを通じたアジアビジネスの展開が挙げられます。

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    13 分
  • ファナック(6954):黄色い巨人の真価、成長と試練の3変数
    2026/01/11

    ファナックは世界最大級の産業用ロボットメーカーだが、その実像は意外に多面的だ。

    経営理念「厳密と透明」を掲げながら、内部監査によって長年の規格不適合が発覚し、理念と組織文化のギャップが露呈した。

    一方で平均年収は約1,250万円と製造業では異例に高く、最先端技術を支える人材への戦略的投資が際立つ。

    福利厚生や健康経営、ダイバーシティ推進など人間中心の制度も充実。

    伝統的な「狭い路」の哲学と、デジタルツインに代表される革新の融合こそが、ファナックの強さと課題を同時に示している。

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  • 名村造船所(7014): 奇跡のV字回復と3つの変数
    2026/01/04

    株式会社名村造船所は、1911年創業の老舗造船企業で、その歴史は環境変化に適応し続けた「変革の軌跡」である。伊万里工場への大胆な設備投資や、佐世保重工業・函館どつくとの統合により、国内有数の造船グループへ成長した。現在は新造船事業を中核に、修繕船、鉄構・機械など多角的な事業ポートフォリオを構築し、収益の安定性を高めている。経営戦略では、環境規制を商機と捉えたLPG・アンモニア燃料船などの次世代船開発、拠点間シナジーの最大化、ESG経営を重視。市況変動や国際競争、資材高騰といったリスクを抱えつつも、技術力とグループ連携を武器に持続的成長を目指している。

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  • 内海造船(7018)の技術力と為替戦略
    2026/01/04

    内海造船株式会社は、高い技術力を持つ日本の中堅造船所として、多様な船舶の建造・修理を通じ国内外の海運ニーズに応えてきた。計画的な経営体制の刷新や日立造船との資本関係強化、グループ再編により事業基盤を強化。かつては輸出主導型だったが、現在は国内市場中心へ転換している。将来に向けては「顧客第一」を掲げ、環境規制対応船の開発、コスト競争力向上、人材育成、コンプライアンス強化を重視。リスクを認識しつつ、持続的成長と社会貢献を目指している。原材料の市況変動や為替リスクが主要な経営リスク。

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