エピソード

  • 短編ドラマのような世界に没入する、めくるめく読書体験——『音を立ててゆで卵を割れなかった』著者・生湯葉シホさん インタビュー
    2025/05/27

    「 #今日発売の気になる新刊 」は、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、発売に合わせ紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブもお楽しみください。


    【取り扱い書店】

    本書は本屋lighthouse、全国の書店でご購入いただけます。

    ※オンラインでお買い求めの際は、ぜひバリューブックス販売サイトをご利用ください。

    また、以下のキャンペーンコードを入力いただくと、20%がポイント還元され、番組ステッカーもついてきます。

    本チャンネル書店(バリューブックス/オンライン)

    https://www.valuebooks.jp/shelf-items/folder/8865700768ccf03

    キャンペーンコード:TBCUCNM

    【書籍について】

    生湯葉シホ:著『音を立ててゆで卵を割れなかった』(中央出版 アノニマ・スタジオ)

    1,870円(1,700円+税)|2025年5月27日発売

    様々なウェブ媒体でライティング、取材で実績のある⽣湯葉シホさん。幼少期から20代までにかけて不安でたまらなかった自己の内面を「⾷べられなかったもの」の記憶とともにふり返る、初の単著となるエッセイ集。繊細な心の機微を捉え、共感を呼ぶ30篇です。


    【番組を気に入ってくださった方へ】

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    【出版社のみなさまへ】

    紹介する本は、主にJPROの情報から1ヶ月ほど前に選んでいますが、情報が十分でないと感じています。よろしければぜひ、より早い段階で新刊情報をお寄せください。

    https://forms.gle/B7nnBkX5MbfAmM7J8


    【動画の目次】

    00:00 『音を立ててゆで卵を割れなかった』

    07:52 「食べられなかったもの」と自分の内面をめぐる一冊

    13:30 「見えない」引き替えに「見えてくる」景色

    20:57 背景にある違和感や怒りが書くことを下支えする

    25:10 「食べられなかったもの」の記憶への執着

    28:52 テーマと共に変わっていく文体や文章の運び

    31:04 映像化希望! 短編ドラマのような30編


    【本日のゲスト】

    生湯葉シホ/ライター

    東京在住。フリーランスのライターとして、Web・雑誌を中心にエッセイや取材記事を寄稿している。


    【本日のインタビュアー】

    関口竜平/本屋lighthouse店主

    1993年2月26日生まれ。法政大学文学部英文学科、同大学院人文科学研究科英文学専攻(修士課程)修了ののち、本屋lighthouseを立ち上げる。著書『ユートピアとしての本屋 暗闇のなかの確かな場所』(大月書店)など。将来の夢は首位打者(草野球)。特技は二度寝。

    https://books-lighthouse.com/


    【クレジット】

    配信日:2025年5月27日(火) 

    ホスト:内沼晋太郎

    動画編集:久木田友希

    テロップ校正:遠藤悠莉

    制作スタッフ:西尾清香、神谷周作(バリューブックス)

    ご連絡、ご依頼はメールにてお願いします。

    the.book.channel.2023@gmail.com


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    35 分
  • フランス古典BL小説の隠れた名作——『アルキュオネ 力線』訳者・森井 良さん インタビュー
    2025/05/26
    「 #今日発売の気になる新刊 」は、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、発売に合わせ紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブもお楽しみください。【取り扱い書店】本書は「本は人生のおやつです!!」、全国の書店でご購入いただけます。※オンラインでお買い求めの際は、ぜひバリューブックス販売サイトをご利用ください。また、以下のキャンペーンコードを入力いただくと、20%がポイント還元され、番組ステッカーもついてきます。本チャンネル書店(バリューブックス/オンライン)https://www.valuebooks.jp/shelf-items/folder/8865700768ccf03キャンペーンコード:TBCUCNM【書籍について】ピエール・エルバール:著、森井 良:訳 『アルキュオネ 力線』(幻戯書房)3,740円(3,400円+税)|2025年5月26日発売「近々、戦争があるって噂だぞ」リノが告げた。 ファビヤンは僕を見て微笑んだ。腕をまっすぐ頭上に持ちあげ、流れに身をまかせた。両手で水中にある僕のくるぶしを摑(つか)み、やがて腿(もも)まで摑んできたかと思うと、とつぜん浮きあがった。——————————————————対独抵抗運動に挺身した「闘士」の作家ピエール・エルバール――無人島で営まれる少年同士の同性愛的な友情を活写するBL小説『アルキュオネ』、スターリニズム下の若き反抗者たちの同性愛と政治参加を巧みに描いた、エルバールの私小説的作品『力線』の2篇を収録。本邦初訳。ピエール・エルバール1903年、北仏ダンケルク生まれ。5歳で父が出奔、孤独な少年期を送る。18歳で上京しジャン・コクトーと交流。アンドレ・ジッドの友人兼秘書になる。第二次大戦中、対独抵抗運動に参加。戦後、ジャーナリスト、優れた私小説作品を発表。 【番組を気に入ってくださった方へ】以下にて情報を発信しています。ぜひフォローや登録をお願いします。・本チャンネルのX(旧Twitter)https://x.com/book_channel_・内沼のX(旧Twitter)https://twitter.com/numabooks・内沼のInstagramhttps://www.instagram.com/numabooks/・番組Discordhttps://discord.com/channels/1120533441964933211/1124254419677085808【出版社のみなさまへ】紹介する本は、主にJPROの情報から1ヶ月ほど前に選んでいますが、情報が十分でないと感じています。よろしければぜひ、より早い段階で新刊情報をお寄せください。https://forms.gle/B7nnBkX5MbfAmM7J8【動画の目次】00:00 『アルキュオネ 力線』 05:29 日本初紹介・初訳 フランスの伝説的名作家09:02 ピエール・エルバールの人物像12:38 『アルキュオネ』と『力線』それぞれの魅力15:31 ふたつの作品を結ぶ「同性愛」という線18:02 飾らない筆致から生まれる私的な表現21:43 原文の感性をそのままに日本語へ組み替える26:35 あらゆる人が書き それを許容するフランス文学29:54 愛する人を守りながら紡ぐ同性文学【本日のゲスト】森井良/翻訳家・獨協大学外国語学部フランス語学科准教授 1984年、千葉県生まれ。パリ第七大学博士課程修了(博士)。獨協大学フランス語学科准教授。訳書に、ロジェ・ペールフィット他『特別な友情――フランスBL小説セレクション』(編纂・共訳)、ジョルジュ・シムノン『運河の家 人殺し』など。【本日のインタビュアー】坂上友紀/本は人生のおやつです!!店主2010年大阪・中崎町で書籍と雑貨のお店「本は人生のおやつです!!」をひらく。2012年、大阪・堂島に移転。2022年、兵庫・朝来に移転し、現在に至る。共著に『本屋、ひらく』、『まだまだ知らない夢の本屋ガイド』他。単著に『文士が、好きだーっ!!』2022年、業界新聞・新文化「本を手渡す人」のコーナーを担当。2024年、神戸新聞「随想」のコーナーを担当など。ものすごくかわいいオビと天という猫と暮らしています☆ https://honoya.tumblr.com/【クレジット】配信日:2025年5月26日(月) ホスト:内沼晋太郎動画編集:久木田友希テロップ校正:遠藤悠莉制作スタッフ:西尾清香、神谷周作(バリューブックス)ご連絡、ご依頼はメールにてお願いします。the.book.channel.2023@gmail.com
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    33 分
  • 極上の絵本としても愉しめる、優しくかなしい物語——『くじら図書館』訳者・川野夏実さん、小さい書房・安永則子さん インタビュー
    2025/05/21
    「 #今日発売の気になる新刊 」は、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、発売に合わせ紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブもお楽しみください。【取り扱い書店】本書はtoi books、全国の書店でご購入いただけます。※オンラインでお買い求めの際は、ぜひバリューブックス販売サイトをご利用ください。また、以下のキャンペーンコードを入力いただくと、20%がポイント還元され、番組ステッカーもついてきます。本チャンネル書店(バリューブックス/オンライン)https://www.valuebooks.jp/shelf-items/folder/8865700768ccf03キャンペーンコード:TBCUCNM【書籍について】作:ジドルー 絵:ユディット・ファニステンダール 訳:川野夏実 『くじら図書館』(小さい書房)2,310円(2,100円+税)|2025年5月21日発売これは大人に贈る美しい童話。生と、死と、永遠――あらがえない波に揉まれてもその先の未来を信じてみたくなる。オランダ語圏のコミックWilly Vandersteen賞受賞作品。世界8か国で翻訳され、待望の日本語版がついに発売!ジドルー/脚本家・コミック原作者 1962 年生まれ。元教師。 「L’élève Ducobu」など人気シリーズの脚本を手がけた後、 大人向けコミックの原作者としても活躍の場を広げている。 ユディット・ファニステンダール/グラフィック・ノベル作家、児童書のイラストレーター1974 年生まれ。 人間味あふれる物語と、水彩絵具や鉛筆を巧みに使う絵に定評がある。 Jenny Smelik–IBBY 賞やWilly Vandersteen 賞などを受賞。【番組を気に入ってくださった方へ】以下にて情報を発信しています。ぜひフォローや登録をお願いします。・本チャンネルのX(旧Twitter)https://x.com/book_channel_・内沼のX(旧Twitter)https://twitter.com/numabooks・内沼のInstagramhttps://www.instagram.com/numabooks/・番組Discordhttps://discord.com/channels/1120533441964933211/1124254419677085808【出版社のみなさまへ】紹介する本は、主にJPROの情報から1ヶ月ほど前に選んでいますが、情報が十分でないと感じています。よろしければぜひ、より早い段階で新刊情報をお寄せください。https://forms.gle/B7nnBkX5MbfAmM7J8【動画の目次】00:00 『くじら図書館』 05:20 惹き込まれる美しい絵と詩的な文章の融合 11:32 言葉を超えて同じ感覚を読み手に届ける翻訳の苦労14:29 さまざまな青の表現を丁寧に追求する16:53 『くじら図書館』の好きなシーン20:32 大人も楽しむことができる美しく哲学的な物語【本日のゲスト】川野夏実/訳者 東京外国語大学と京都大学大学院在学中にオランダのライデン大学に留学。オランダ在住。訳書に『ゴッホ―最後の3 年』(花伝社)ほか。「作品をより深く味わうための訳を考える時間が最高に楽しい」と本人談。安永則子/編集者 1971年生まれ。長崎や福岡で幼少時代を過ごす。2013年に「小さい書房」をスタート。『二番目の悪者』(8万部)など計13点を刊行。子どもから大人まで読者層が幅広いのが特徴。【本日のインタビュアー】磯上竜也大阪・本町にある本屋「toi books」店主。https://mailtotoibooks.wixsite.com/toibooks【クレジット】配信日:2025年5月21日(水) ホスト:内沼晋太郎動画編集:久木田友希テロップ校正:遠藤悠莉制作スタッフ:西尾清香、神谷周作(バリューブックス)ご連絡、ご依頼はメールにてお願いします。the.book.channel.2023@gmail.com
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    23 分
  • 「なぜこんなふうな働き方しかできないの?」と疑問を抱える人へ——『働きたいのに働けない私たち』訳者・小山内園子さん インタビュー
    2025/05/20
    「 #今日発売の気になる新刊 」は、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、発売に合わせ紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブもお楽しみください。【取り扱い書店】本書はTOUTEN BOOKSTORE、全国の書店でご購入いただけます。※オンラインでお買い求めの際は、ぜひバリューブックス販売サイトをご利用ください。また、以下のキャンペーンコードを入力いただくと、20%がポイント還元され、番組ステッカーもついてきます。本チャンネル書店(バリューブックス/オンライン)https://www.valuebooks.jp/shelf-items/folder/8865700768ccf03キャンペーンコード:TBCUCNM【書籍について】著者:チェ・ソンウン 訳者:小山内園子 解説者:中野円佳 『働きたいのに働けない私たち』(世界思想社)1,980(1,800円+税)|2025年5月20日発売韓国では、結婚して子どもを産んだあとも勉学や仕事に奮闘する女性たちは、「欲が深い」「図太い」などと形容される。大学進学率は女子が男子を追い越し、高学歴女性が多数になった今も、女性は就職・就業・昇進すべてにおいて男性より不利である。そして、一旦キャリア断絶した女性は、低賃金の非正規パート雇用でしか再就職の道がない。その結果が、超少子化だ。本書は、韓国の女性たちが労働市場から疎外される理由を解き明かし、機会の平等性をどのように実現できるのかを、スウェーデン、アメリカの制度をヒントに考える。誰もが学んだことを生かせる社会をつくることは、韓国と共通した問題を抱える日本の課題でもある。 チェ・ソンウン/大田世宗研究院世宗研究室 責任研究委員 延世大学行政学科で修士号、博士号を取得後、国会立法調査処児童保育立法調査官補を経て、淑明女子大、延世大、明知大などで教鞭をとる。現在は大田世宗研究院世宗研究室の責任研究委員として、世宗特別自治市の女性、子ども、少子化政策の課題を研究。 【番組を気に入ってくださった方へ】以下にて情報を発信しています。ぜひフォローや登録をお願いします。・本チャンネルのX(旧Twitter)https://x.com/book_channel_・内沼のX(旧Twitter)https://twitter.com/numabooks・内沼のInstagramhttps://www.instagram.com/numabooks/・番組Discordhttps://discord.com/channels/1120533441964933211/1124254419677085808【出版社のみなさまへ】紹介する本は、主にJPROの情報から1ヶ月ほど前に選んでいますが、情報が十分でないと感じています。よろしければぜひ、より早い段階で新刊情報をお寄せください。https://forms.gle/B7nnBkX5MbfAmM7J8【動画の目次】00:00 『働きたいのに働けない私たち』 04:36 ‘働きたいのに働けない’は個人ではなく社会の問題07:54 どうしても紹介したかった 本書との出会いと出版の経緯16:43 職場でこっそりページを開く「あなた」のための本21:04 日本の読者に向けて加筆された、コロナ禍を経ての問い23:08 働き方に疑問を持つすべての人へ【本日のゲスト】小山内園子/韓日翻訳家、社会福祉士 NHK報道局ディレクターを経て、延世大学校などで韓国語を学ぶ。訳書にク・ビョンモ『破果』『破砕』、チョ・ナムジュ『耳をすませば』、カン・ファギル『大仏ホテルの幽霊』など、著書に『〈弱さ〉から読み解く韓国現代文学』がある。【本日のインタビュアー】古賀詩穂子/TOUTEN BOOKSTORE 店主愛知県出身。出版取次での勤務、本屋の企画運営に携わる事業での勤務を経て、名古屋・金山にて新刊書店「TOUTEN BOOKSTORE」を開業。ZINE『読点magazine、』を発行している。 https://www.touten-bookstore.net/【クレジット】配信日:2025年5月20日(火) ホスト:内沼晋太郎動画編集:久木田友希テロップ校正:遠藤悠莉制作スタッフ:西尾清香、神谷周作(バリューブックス)ご連絡、ご依頼はメールにてお願いします。the.book.channel.2023@gmail.com
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    27 分
  • 「ダメ。ゼッタイ。」その思い込みこそ、ダメ。ゼッタイ。——『薬物戦争の終焉』監修・松本俊彦さん、訳者・片山宗紀さん インタビュー
    2025/05/13
    「 #今日発売の気になる新刊 」は、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、発売に合わせ紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブもお楽しみください。【取り扱い書店】本書は本屋lighthouse、全国の書店でご購入いただけます。※オンラインでお買い求めの際は、ぜひバリューブックス販売サイトをご利用ください。また、以下のキャンペーンコードを入力いただくと、20%がポイント還元され、番組ステッカーもついてきます。本チャンネル書店(バリューブックス/オンライン)https://www.valuebooks.jp/shelf-items/folder/8865700768ccf03キャンペーンコード:TBCUCNM【書籍について】著者:カール・L・ハート 監修:松本俊彦 訳者:片山宗紀『薬物戦争の終焉』(みすず書房)3,960円(3,600円+税)|2025年5月12日発売2022年10月、米国のバイデン大統領はそれまでの大麻規制政策の誤りを認め、政策の抜本的改革を表明した。1971年にニクソン大統領が薬物規制の取り組みをして「薬物戦争」と呼んでから半世紀、米国の薬物政策は転換期を迎えている。コロンビア大学で依存症を中心とした研究に従事する著者が本書で主張する政策は、自律した大人の薬物の娯楽的使用を合法化すること、薬物の正しい知識を政府が市民に提供することだ。著者は自身の使用経験も赤裸々に語りながら、薬物の本当の効果、健康被害を防ぐ安全な使用法、薬物の娯楽的使用のメリットを丹念に説明していく。そして、健康被害だけでなく、薬物戦争にはもうひとつ深刻な問題がある。違法薬物の使用経験率に人種間の偏りはないにもかかわらず、逮捕され、投獄される人々は黒人や有色人種が圧倒的に多いのだ。彼らはきまって貧困地域に暮らし、逮捕や服役によってさらなる社会的弱者へと追いやられる。米国の薬物政策の歴史は、こうした人種差別や制度的暴力を、国家ぐるみで黙認してきた悲劇の歴史なのだ。なぜ、かくも差別的な厳罰主義が横行してきたのか――黒人であり、ヘロインユーザーである神経科学者が、実体験も交えてその構造的な問題を多角的に解き明かし、違法薬物をめぐる神話を解体する。カール・L・ハート/コロンビア大学心理学部・精神医学部教授 依存症を中心とする神経科学の研究に従事し、数多くの科学論文、一般向けの論考を発表している。 【番組を気に入ってくださった方へ】以下にて情報を発信しています。ぜひフォローや登録をお願いします。・本チャンネルのX(旧Twitter)https://x.com/book_channel_・内沼のX(旧Twitter)https://twitter.com/numabooks・内沼のInstagramhttps://www.instagram.com/numabooks/・番組Discordhttps://discord.com/channels/1120533441964933211/1124254419677085808【出版社のみなさまへ】紹介する本は、主にJPROの情報から1ヶ月ほど前に選んでいますが、情報が十分でないと感じています。よろしければぜひ、より早い段階で新刊情報をお寄せください。https://forms.gle/B7nnBkX5MbfAmM7J8【動画の目次】00:00 『薬物戦争の終焉』 05:23 薬物にまつわるスティグマ10:24 米国の薬物政策の歴史 人種差別や制度的暴力 18:21 「ダメ。ゼッタイ。」教育により築かれた偏った認識27:40 共感や想像力と共に 自分自身に問う【本日のゲスト】松本俊彦/精神科医 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部長 片山宗紀/公認心理師・臨床心理士 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部研究員【本日のインタビュアー】関口竜平/本屋lighthouse店主1993年2月26日生まれ。法政大学文学部英文学科、同大学院人文科学研究科英文学専攻(修士課程)修了ののち、本屋lighthouseを立ち上げる。著書『ユートピアとしての本屋 暗闇のなかの確かな場所』(大月書店)など。将来の夢は首位打者(草野球)。特技は二度寝。https://books-lighthouse.com/【クレジット】配信日:2025年5月13日(火) ホスト:内沼晋太郎動画編集:久木田友希テロップ校正:遠藤悠莉制作スタッフ:西尾清香、神谷周作(バリューブックス)ご連絡、ご依頼はメールにてお願いします。...
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    34 分
  • 戦争の「終わり」から見る国際政治学——『世界の力関係がわかる本——帝国・大戦・核抑止』著者・千々和泰明さん インタビュー
    2025/05/09

    「 #今日発売の気になる新刊 」は、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、発売に合わせ紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブもお楽しみください。


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    【書籍について】

    千々和泰明:著『世界の力関係がわかる本——帝国・大戦・核抑止』(筑摩書房)

    990円(900円+税)|2025年5月9日発売

    戦争をなくしたい。兵器のない世界をつくりたい。

    でも、自分だけ先に武器を手放してしまったら、他の国に侵略されてしまうかもしれない……。

    そんなジレンマのなかで戦争と平和を繰り返す、世界の国々の力関係を読み解きます。

    これからの世界を生きるための国際政治学入門。


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    【動画の目次】

    00:00 『世界の力関係がわかる本——帝国・大戦・核抑止』

    02:56 起こってしまった戦争の終わらせ方を歴史から探る

    07:43 「直観に反する理屈」複雑な世界のありよう

    16:49 言葉の定義や成り立ちから ジュニア世代へわかりやすく

    25:56 歴史から議論の糸口を探る 土台としての一冊に


    【本日のゲスト】

    千々和泰明/防衛省防衛研究所国際紛争史研究室長

    1978年生まれ、福岡県出身。内閣官房副長官補(安全保障・危機管理担当)付主査などを経て現職。専門は防衛政策史、戦争終結論。博士(国際公共政策)。著書に『戦争はいかに終結したか』(中公新書、石橋湛山賞)などがある。


    【本日のインタビュアー】

    小林えみ

    1978年生まれ。マルジナリア書店店主・出版社よはく舎代表。https://yorunoyohaku.com/


    【クレジット】

    配信日:2025年5月9日(金) 

    ホスト:内沼晋太郎

    動画編集:久木田友希

    テロップ校正:遠藤悠莉

    制作スタッフ:西尾清香、神谷周作(バリューブックス)

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    31 分
  • 子どもと言葉を発見し直す美しい小説——『たのしい保育園』著者・滝口悠生さん インタビュー
    2025/04/30

    「 #今日発売の気になる新刊 」は、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、発売に合わせ紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブもお楽しみください。


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    【書籍について】

    滝口悠生:著『たのしい保育園』(河出書房新社)

    2,200円(2,000円+税)|2025年4月28日発売

    三歳のももちゃんとお父さんは日々、川べりを歩く。毎日同じことを繰り返しながら刻一刻と変化していく子どもとの時間と記憶は、いつしか祈りへと昇華していく――。かけがえない瞬間を描く、新世代の「父」小説。


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    【動画の目次】

    00:00 『たのしい保育園』

    03:45 親子に限らない 大人と子どもの関係性

    08:32 一方的ではなく共同作業で成り立っている

    12:15 未完成の「言葉」に心打たれる

    18:57 対等な他者である子どもから受ける驚き

    23:22 「視点」と「描写」

    25:05 執筆の背景にあった感覚の変化


    【本日のゲスト】

    滝口悠生/作家

    1982年、東京都生まれ。2011年「楽器」で新潮新人賞を受賞しデビュー。2016年「死んでいない者」で芥川賞を受賞。近著に『ラーメンカレー』、『さびしさについて』(植本一子氏との共著)など。


    【本日のインタビュアー】

    小林えみ

    1978年生まれ。マルジナリア書店店主・出版社よはく舎代表。https://yorunoyohaku.com/


    【クレジット】

    配信日:2025年4月30日(水) 

    ホスト:内沼晋太郎

    動画編集:久木田友希

    テロップ校正:遠藤悠莉

    制作スタッフ:西尾清香、神谷周作(バリューブックス)

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    39 分
  • 「わたし」の日常を照らす、日記の面白さを味わう——『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』著者・古賀及子さん インタビュー
    2025/04/28

    「 #今日発売の気になる新刊 」は、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、発売に合わせ紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブもお楽しみください。


    【取り扱い書店】

    本書はtoi books、全国の書店でご購入いただけます。

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    また、以下のキャンペーンコードを入力いただくと、20%がポイント還元され、番組ステッカーもついてきます。

    本チャンネル書店(バリューブックス/オンライン)

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    【書籍について】

    古賀及子:著『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)

    1,870円(1,700+税)|2025年4月28日発売

    いま大注目のエッセイストによる『富士日記』への道案内。

    戦後日記文学の白眉とされる武田百合子『富士日記』のきらめく一節をあじわいながら、そこから枝分かれするように生まれてくる著者自身の日記的時間をつづる。


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    【出版社のみなさまへ】

    紹介する本は、主にJPROの情報から1ヶ月ほど前に選んでいますが、情報が十分でないと感じています。よろしければぜひ、より早い段階で新刊情報をお寄せください。

    https://forms.gle/B7nnBkX5MbfAmM7J8


    【動画の目次】

    00:00 『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』

    05:49 “私でも好きになれる本がある”光って見えた『富士日記』

    09:56 『富士日記』に魅了された3つのフェーズ

    17:55 日記を書くことと書かないことの価値

    27:44 おかしみも奥深さもこの一冊の中に


    【本日のゲスト】

    古賀及子/エッセイスト

    1979年東京都生まれ。著書に『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』『おくれ毛で風を切れ』(ともに素粒社)、『気づいたこと、気づかないままのこと』(シカク出版)、『好きな食べ物がみつからない』(ポプラ社)など。


    【本日のインタビュアー】

    磯上竜也

    大阪・本町にある本屋「toi books」店主。

    https://mailtotoibooks.wixsite.com/toibooks


    【クレジット】

    配信日:2025年4月28日(月) 

    ホスト:内沼晋太郎

    動画編集:久木田友希

    テロップ校正:遠藤悠莉

    制作スタッフ:西尾清香、神谷周作(バリューブックス)


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    31 分