• 第12回 伊能忠敬1800-1821|個人の探求が公の使命になるまで
    2026/06/07

    自分が本当に知りたいこと、探究したいことがある。それを自分の中だけで終わらせるのか、それとも社会の課題と結びつけ、仕事として形にしていくのか。個人の探求を社会に接続する機会が現れたとき、ひとは大きな決断を迫られます。


    今回の問いは、「個人の探求を、公の使命へ変えられるか」。天文学や暦学を学んだ伊能忠敬が、1800年に北海道測量へ向かい、自らの探求心を幕府の実務ニーズと結びつけていく過程を見ていきます。


    選択肢A:知識を自分の趣味の世界で完結させる。

    選択肢B:個人の探求を、仕事に転換することで社会に接続する。


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  • 第11回 伊能忠敬1795|実績ある人が、もう一度初心者になる
    2026/05/31

    実績は、人を支えてくれます。しかし時に、実績が人を停滞させます。自分より若い相手から学ぶ。新しい分野で初心者になる。これまでの評価をいったん脇に置く。その場面が自分に来たとき、あなたは慣れた場所を離れられるでしょうか。


    今回の問いは、「実績ある人が、もう一度初心者になれるか」。家業を立て直し、地域の名士として評価された伊能忠敬が、隠居後に江戸へ出て、年下の高橋至時に入門した決断を取り上げます。


    選択肢A:評価された場所に留まる。

    選択肢B:改めて初心者の立場になって新たな舞台に挑戦する。


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  • 第10回 伊能忠敬1762-1787|若い頃の苦労は、人生後半の武器になる
    2026/05/24

    背負った責任の意味は、その時にはわからないことがあります。目の前の責任は重く、不運にも見える。けれど、そこで誠実に向き合った経験が、後になって人生の武器になることがあります。


    今回の問いは、「意味が見えない重い仕事にも、誠実に向き合えるか」。若くして伊能家に婿入りし、傾きかけた家業と地域の責任を背負った伊能忠敬の前半生を通じて、若い頃の苦労が人生後半にどのような力へ変わっていくのかを考えます。


    選択肢A:目の前の責任を、義務として最低限こなす。

    選択肢B:意味が見えなくても、目の前の仕事に前向きに取り組む。


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  • 第9回 夏目漱石1911-1913|朝日文芸欄の廃止と雛子の死 - 喪失のあと、何を支えに生きるのか
    2026/05/17

    自分が築いてきた仕事の舞台が壊れる。

    そして同じ年に、かけがえのない家族を失う。

    こういう年には、「前向きに頑張ろう」という言葉は、ほとんど意味を持ちません。


    今回のテーマは、1911年から1913年にかけての夏目漱石です。

    朝日新聞の中に築いてきた文芸欄の廃止。

    そして娘・雛子との死別。

    公私の両面で大きな喪失を経験した時期を取り上げます。


    この回では、

    ・大切なものを失ったとき、人は何を支えに生きていくのか

    ・巽宮+歳破、中宮、乾宮+暗剣殺という三年続きの運勢の流れ

    ・その中でも漱石が書くことをやめなかった意味

    を考えます。


    人は、何かを失ったあと、元には戻れません。

    それでも前に進まざるを得ないとき、何を守り、何をよりどころにして生きるのか。

    漱石の後期の歩みは、その問いを静かに突きつけてきます。


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  • 第8回 夏目漱石1907|東京朝日新聞入社 - 才能を本業に変える決断
    2026/05/10

    誰もがうらやむ肩書きを持っている。

    けれど、その肩書きにしがみついている限り、本当にやりたいことには打ち込めない。

    そんな局面で、人は何を選ぶのでしょうか。


    今回のテーマは、1907年の夏目漱石。

    英語教師としての安定した地位を手放し、東京朝日新聞に入り、作家として生きる道を選んだ年です。


    この回では、

    ・教師としての権威ある立場を続けるか

    ・作家として書くことを本業にするか

    という問いを軸に、漱石の決断を読み解きます。


    九星気学で見ると、この年の漱石は離宮。

    評価される、注目される、選ばれる。

    しかしそれは、ただ華やかな年ということではありません。

    光が当たるからこそ、自分の才能に人生を賭ける覚悟が問われる年でもあります。


    評価され始めた時、人は初めて本当の選択を迫られます。

    あなたなら、肩書きを守りますか。それとも、自分の中心にあるものへ踏み込みますか。


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  • 第7回 夏目漱石1903-1904|ロンドン留学からの帰国 - 壊れたあと、ひとは何を支えに生きるのか
    2026/05/03

    精神が壊れかけたまま、元の社会へ戻らなければならない。

    そんな状況に置かれたとき、人は元の役割へ戻るべきなのでしょうか。それとも、壊れたからこそ見えたものに賭けるべきなのでしょうか。


    今回取り上げるのは、ロンドン留学から帰国した直後の夏目漱石です。

    世間的にはエリート英語教師。しかし内面では、孤独と神経の消耗によって深く傷ついていました。


    この回では、

    ・帰国直後の漱石が置かれていた状況

    ・教師としての道を続けるか、それとも別の可能性に向かうかという問い

    ・中宮、歳破、暗剣殺という運勢の流れ

    ・その中で漱石が実際に選んだ道

    をたどりながら、「動けない時期」の意味を考えます。


    停滞しているように見える時間は、人生の軸を作り直す時間なのかもしれません。

    いま苦しさの中にいる方にこそ、聴いていただきたい回です。


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  • 第6回:津田梅子 1898-1900|社会の壁を超えて女子英学塾を創設
    2026/04/26

    華族女学校と女子高等師範学校で教える立場を得ながらも、津田梅子は既存制度の中では本当に必要な女性教育が実現できないという閉塞感を深めていきます。表面的には整って見える女子教育。しかしその根底にはなお「良妻賢母」の思想が色濃く残っていました。安定した地位を手放し、自ら学校をつくるという決断へ、彼女はどのように進んでいったのでしょうか。

    この回では、1898年から1900年にかけての運勢の流れとともに、女子英学塾創設という人生最大の意思決定を読み解きます。1898年は暗剣殺、1899年は歳破、そして1900年は中宮。九星気学では、外部からの圧力、前提の崩壊、そして大きな転機が連続して訪れる非常に濃い時期です。わずか10人で始まった女子英学塾は、後の津田塾大学へとつながりました。困難の中でも、自ら理想の教育を形にした津田梅子の決断力に迫ります。

    【この回のキーワード】津田梅子/女子英学塾/津田塾大学/華族女学校/女子高等師範学校/良妻賢母/女性教育史/一白水星/暗剣殺/歳破/中宮

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  • 第5回:津田梅子 1892|旧態依然の社会と女性教育の壁
    2026/04/19

    7歳での帰国後、日本の女性観に強い違和感を抱いた津田梅子は、1889年に再び渡米し、ブリンマー大学で学びます。そこで目の当たりにしたのは、女性が高等教育を受け、知性と人格を鍛え、社会へ影響を与える存在として扱われる世界でした。しかし、1892年に再び日本へ戻った彼女を待っていたのは、依然として「女性は家庭に入るもの」という厚い社会の壁でした。

    この回では、二度目のアメリカ留学と帰国後の葛藤を軸に、津田梅子がなぜ既存制度の中に限界を感じたのかを掘り下げます。九星気学では、1892年は乾宮の年であり、仕事の忙しさや内面の充実が強まる一方で、歳破の作用も重なる年として読み解けます。理想と現実のギャップ、信じていた前提の崩れ、そして正面衝突ではなく静かな持久戦を選ぶ姿勢。一白水星らしい粘り強さが、後の大きな決断につながっていきます。

    【この回のキーワード】津田梅子/ブリンマー大学/女性の高等教育/明治日本/女性観/教育改革/一白水星/乾宮/歳破

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