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九州の市長さんたちが高島市長退任に泣いた日の秘話 #006

九州の市長さんたちが高島市長退任に泣いた日の秘話 #006

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概要
市長として最後の九州市長会(九州・沖縄の119市が年2回集まる会)に出席した高島市長が、実質的な送別会になった席のことを話します。土木職か建築職のどちらかがゼロの自治体が全国で4割という現場の現実、そして「降りる」という選択が実は攻めだったと、一周回って思えている今について。収録の前日、高島市長は九州市長会に市長として最後の出席をしました。九州・沖縄の119市の市長が年2回集まり、各県の市長会からの要望を取りまとめて全国市長会に上げていく場です。ただ、原案に「ご異議ありませんか」と問い、異議なしで拍手するだけの採決を延々と繰り返すのは、全市長が地元を離れて一堂に集まっているのにもったいない。そう考えて立ち上げたのが「ONE KYUSHUプロジェクト」です。北九州市の武内市長、熊本市の大西市長とともに発起人になり、92市でスタートして今は119市すべてが参加しています。災害対応、人口減少、少子高齢化という一市では解決できない課題に、人材育成や南海トラフ、地域ブランディングの部会をつくって取り組んでいます。具体例として挙がったのが専門職員の不足です。民間の賃金が上がる一方で公務員の給与は変わらないため、土木職と建築職のどちらかがゼロという自治体が全国で4割。工事を発注する能力も、監督する能力もない状態です。国が制度を整えるのを待つより、九州全体で専門職員をシェアするなど、今ある制度の中で自分たちで勝手にやってしまおう。「批判より提案、思想より行動」という本の言葉どおりの発想です。思い入れの強い会が最後となり、有志の懇親会は実質的な送別会になりました。泣いてくださる市長もいた、と高島市長。かつて意見が違った人生の先輩とは、政策論で論破するのではなく、懇親会でお酒を注ぎ「先輩」と呼びながら、議論の素地となる人間関係を築いてきたといいます。心の扉を開く鍵は、人によって形が違うからです。話は引き際の哲学に移ります。政治家の多くは落選するまで出続け、いつの間にかいなくなる。自ら退いて新陳代謝を促すほうが、自分が続けて残せる成果より社会に大きなインパクトを残せるのではないか。日本に多選制限がないこと、1年前に辞意を示せばレームダックになって予算執行すらできないこと、誰かに相談すれば説得されて辞められなくなることにも触れています。そして実際に「降りる」という選択をしたら、期待感や勇気への評価が返ってきた。これは実は攻めだったと、一周回って思っている、と。後半はビジネスの話に移ります。属人的な関係で回っている仕事を手放せない人へ。自分にしかできないと思うこと自体が過信でおごりであり、自分が抜けた穴を埋めるために、それまで能力を抑えていた人が開花する。DeNAの南場さんが若手エースを引き抜いて別チームを組ませる話も出ます。組織や事業の引き継ぎ、後継者づくり、自分の退き方を考えている方に向いた回です。━━━━━━━━━━━━━━━■ チャプター0:00 今回の結論:降りるは実は攻めだった0:33 九州市長会119市、最後の出席1:33 地方六団体と政令市の市長会4:02 異議なし採決を繰り返す場への疑問5:32 土木・建築職ゼロの自治体が4割7:05 ONE KYUSHUプロジェクト立ち上げ9:05 お酒を注いで人間関係を築く作法11:05 送別の席で市長たちが涙した夜15:05 山の降り方を見せるということ16:34 自ら引いて新陳代謝を促す18:32 多選制限とレームダックの問題21:01 辞意は相談せず一人で決める23:02 降りる選択が攻めになった実感25:03 属人的な仕事をどう手放すか26:55 自分にしかできないという過信27:52 エースを引き抜くと次が育つ━━━━━━━━━━━━━━━📻️番組について高島宗一郎が政治・行政の現場で得た経験や教訓をもとに、仕事、人間関係、日々の暮らしに活かせるヒントを、肩の力を抜いて起業家・白石憲正と語り合う番組です。「どうやって人を動かす?」「意見が違う相手と、どう向き合う?」「大きな決断をするとき、何を大切にする?」高島宗一郎の経験や本音を、白石が素朴な疑問で掘り下げながら、皆さんが今日から使えるヒント...
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