ノアの箱舟のように(ヨシュア記3章17節)
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序)「ノアの箱舟」と「天地創造」のセット
・創世記の第一部「全人類の物語」(1-11 章)は「天地創造」で始まり「ノアの箱舟」で結ばれる。この 2 つがペアになっている。
・水に覆われた世界から神の霊(風)によって世界が創造され、洪水によって水に覆われた世界に戻った地上に「風が吹いて」新しい出発をする。
・どちらも「生めよ、増えよ、地に満ちよ」の祝福が語られる。
1)「ヨルダン川を渡ること」と「出エジプト(葦の海を渡る)」のセット
・ヨシュア記 4:23 で「ヨルダン川の水を涸らす」ことと「葦の海になさったこと」は「同じ」だと言われている。
・天地創造→エデンの園を設けたあと、アダムとエバを「仕えること」「守ること」へと招いた。しかし堕落して追放される。
・出エジプト→イスラエルの民をシナイ山で「主に仕え」「律法を守る」ことへと招く。エデンの園のミニチュアとして「幕屋」を造る。しかし堕落して、約束の地に入れず、荒野をさまよう。
・アダムの子孫であるノアが→大洪水を潜り抜け、新しい世界へ立つ。
・イスラエルの第二世代→ヨルダン川を越えて、約束の地に入る。
2)「ノアの箱舟」と「ヨルダン川を渡ること」のセット
・ヨシュア記 3:15-16 を念入りに語り直すのが 3:17 である。
・「しっかりと立ち止まった」は「水の中に『とどまる(ヌアッハ)』」の言い換えである。「ヌアッハ」は神が置かれた、あるべき所に立つという意味で「安息を与える」とも訳される。ヨシュア記 21:44 参照
・創世記 8:4「箱舟は…とどまった(ヌアッハ)」と使われる。
・創世記 8:13「干上がった」「乾いていた」と繰り返される言葉がヨシュア記 3:17 で「乾いたところ」と 2 度繰り返される。
・祭司たちが担いだ「契約の箱」はノアの箱舟のミニチュアに見えた。
・イスラエルの民は、新しいノアとその家族として約束の地を踏んだ。
3)「ノアの箱舟」と「バベルの塔」のセット
・創世記において「生めよ、増えよ、地に満ちよ」は実行されず「バベルの塔」を造るという結末を迎える。(創世記 11 章)
・ヨシュア記の中心部分で、民を各地に割り当てるのは、バベルではなく神の国を生み出すため。しかし従わずにバビロン捕囚に。
結)「ヨルダン川を渡ること」と「キリストにつくバプテスマ」のセット
・場所も、鳩のような御霊も一致して、真の「新しい創造」を指し示す。
・聖書の大きな計画の中に私たちは生かされている。
・大祭司イエス様と、教会の仲間とともに、死の水が覆う世界で「ヌアッハ」するなら、いのちの宿る「乾いた地」に変える奇跡を経験する。