ゲスト:山口健一さん(弁護士)「和歌山カレー事件を再考する」
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今回は、1998年の「和歌山毒物カレー事件」で、主任弁護人として法廷に立たれた山口健一さんとともに、いま改めて冤罪事件が抱える深い課題をじっくりと掘り下げます。
日本中を震撼させた「和歌山毒物カレー事件」で、なぜ山口先生は弁護を引き受けたのか?
有罪に有利な証拠だけを恣意的に選び、不利な証拠は隠し通す検察、そして過熱するマスコミやワイドショーの報道合戦が世論をあらぬ方向へと導いて行った恐ろしさ。
その濁流の中で冷静な司法判断を維持することの限界を、山口弁護士は切々と語ります。
捜査関係者の焦り、遅れてきた取り調べの可視化や証拠の全提出問題、そして検察や裁判所に根深く残る自己防衛に走る体質。
これらがどのようにして冤罪の温床となっていくのか、司法の病理に鋭く切り込みます。
袴田事件、名張毒ぶどう酒事件、日野町事件など、もっと早く解決できたはずの悲劇を繰り返してはなりません。
「人が人を裁くことの重さ」が重くのしかかる現代において、これまでの裁判や捜査の経緯から浮かび上がる真実と疑念を冷静に考察します。
最後に山口さんは、おっしゃいました。
「検察はもはや正義の味方とは言えない。持っている証拠全部だせ!税金使ってなんで冤罪を作るのか!」
今回も聴き応えたっぷりの第302回。
最後までどうぞごゆっくりお付き合いください。
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