『お嫁さんをもらって大阪へ。幸せの絶頂から、開業即・資本金枯渇の地獄!|横山助次郎 ビールに賭けた醸造人生⑧』のカバーアート

お嫁さんをもらって大阪へ。幸せの絶頂から、開業即・資本金枯渇の地獄!|横山助次郎 ビールに賭けた醸造人生⑧

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前回の続き:明治19年、助次郎に結婚の知らせ/「東京府士族・花形氏から女を迎えた」/家政を顧みる余裕もなく事業に没頭する男のもとへやってきた「佐登さん」/明治22年・1889年、大阪へ/この年に起きたこと——大日本帝国憲法発布・エッフェル塔完成・パリ万博・東海道線全通・大阪麦酒会社設立/ビール業界が、移動と流通の時代へ入っていく瞬間/大隈重信の足/大阪府西成郡豊崎村に帝国麦酒会社設立/ほくほくの助次郎さんが大阪へ/運命を狂わせる宮内福蔵/社長は関西実業界の大物資本家「大井卜新」/「菊に帝の文字」KAISER-BIER/全部揃ってる、の、はずだった/開業と同時に資本金が底をつく/瓶代すら払えない/重役間の紛争が絶えず2年で解散/3度目の挫折/それでも工場を個人で借り受けて醸造を続けた男/300円の壁/捨てる神あれば拾う神あり——次回、ボンドの小西儀助登場

明治から大正にかけて40年間、諸国を股にかけてビールづくりに魂を燃やしていた横山助次郎さんという人物がいました。
2022年の夏、親戚や縁者にのみ伝わった彼の伝記をたまたま読むことができた僕は、その波乱万丈の人生に大きな衝撃を受けました。
そして2年後、運よく彼の曾孫さんと出会うことができ、助次郎さんの物語と不屈の発酵魂は今年2025年春、「助次郎ビール」として米糀入りのクラフトビールになりました。
⁠https://sukejirobeer.studio.site/
これからお話ししていく彼の個人的な物語は、日本のビール造り黎明期からビールが巨大な産業になっていくまでがよくわかるものです。
企画者・サイのnoteにも連載しています。
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