• Vol.92_ ワン・バトル・アフター・アナザー
    2026/06/12

    今回は2025年公開、ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作、『ワン・バトル・アフター・アナザー』を紹介します。


    【概要】

    第98回アカデミー賞では作品賞、監督賞など最多の6部門で受賞。ベルリン、カンヌ、ベネチアの3大映画祭で受賞歴を誇るポール・トーマス・アンダーソンが、レオナルド・ディカプリオを主演に迎えた作品。トマス・ピンチョンの小説「ヴァインランド」からインスピレーションを得た物語。


    【あらすじ】

    最愛の娘と平凡ながらも冴えない日々を過ごす元革命家のボブ(レオナルド・ディカプリオ)。突然、娘がさらわれ、生活が一変する。異常な執着心でボブを追い詰める変態軍人“ロックジョー”(ショーン・ペン)。 次から次へと襲いかかる刺客たちとの死闘の中、元革命家として逃げ続けた生活を捨て、戦いに身を投じたボブと娘の運命の先にあるのは、絶望か希望か、それとも。


    作品の感想を一行で申しますと、

    ”闘争と反骨の障害物競走 同期する旋律を探して”


    おすすめの映画や質問、相談などメッセージお待ちしています。

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    12 分
  • Vol.91_ HAPPYEND
    2026/06/03

    今回はミュージシャン・漫画家の寺田燿児さんと一緒にお送りします。寺田さんがピックアップしたのは2024年公開の映画『HAPPYEND』。
    【概要】
    「Ryuichi Sakamoto | Opus」の監督も務めた、坂本龍一を父親に持つ空音央による長編劇映画監督デビュー作。近未来を舞台に忍び寄る監視社会にどう向き合うか、苦悩する高校生たちの姿を鮮烈に描いた青春映画。
    【あらすじ】
    X年後の日本。幼なじみで親友のユウタとコウは仲間たちと音楽を聴いたり悪ふざけをしたりしながら毎日を過ごしていた。高校3年生のある夜、こっそり忍び込んだ学校で、ユウタはとんでもないイタズラを思いつく。翌日、そのイタズラを発見した校長は激怒し、生徒を監視するAIシステムを学校に導入する騒ぎにまで発展。この出来事をきっかけに、大学進学を控えるコウは自身の将来やアイデンティティーについて深く考えるようになり、今まで通り楽しいことだけをしたいユウタとの間に溝が生じ始める。
    作品の感想を一行で申しますと、
    ”諧謔の反逆 笑いと友情で示す 反権力への回答””
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    16 分
  • Vol.90_ ホテルニュームーン
    2026/06/03

    今回は 2020年公開、日本・イラン合作によるサスペンスドラマ、『ホテルニュームーン』を紹介します。
    【概要】
    監督、筒井武文が現代のテヘランを舞台に作り上げた日本とイランの合作映画。ある秘密を抱えたシングルマザーと、自分の出生をめぐり疑念を抱く娘の衝突、ふたりの関係の修復がサスペンス仕立てで描かれる。母を演じるのはイランで国民的な人気を誇る女優、マーナズ・アフシャル。永瀬正敏、小林綾子ら日本人キャストも出演した。
    【あらすじ】
    テヘランで暮らす妻シミンは、11歳になる娘テルメーの将来のことを考え、夫ナデルとともにイランを出る準備をしていた。しかしナデルは、アルツハイマー病を抱える
    テヘランの大学に通うモナは母のヌシンとふたり暮らし。生まれる前に父は他界したと教師である母から聞かされてきた。そんなある日、彼女はホテルで母が見知らぬ日本人男性と会っているところを目撃。その日から、モナは自分の出生をめぐる母の話に疑念を抱く。
    作品の感想を一行で申しますと、
    ”人の距離 国の距離 映画の距離””
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    16 分
  • Vol.89_そして人生はつづく
    2026/06/03

    今月はイラン映画特集。 今回は1992年公開のイラン映画『そして人生はつづく』を紹介します。
    【概要】
    イランの巨匠、アッバス・キアロスタミ監督が大地震で崩壊した村を訪れた経験を映画化。村の悲惨な現状が描かれる一方で、人間のたくましさと生きる希望が刻まれている。
    【あらすじ】
    1990年にイラン北部で大地震が起き、ある映画監督が撮影した舞台のコケル村も被災地に。映画に出演してくれた少年たちの安否が気になった監督は、息子のプーヤを車に乗せて現地に向かう。村へ近づくにつれて瓦礫と化した街並みが現れ、監督は被害の大きさを実感していく。映画に出演した初老の男性と再会して村に案内された監督は、災害に見舞われながら生き続ける人々のたくましさに触れる。
    作品の感想を一行で申しますと、
    ””猪突猛進 遠回り カメラを向けられているのは誰か?”
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    12 分
  • Vol.88_別離
    2026/06/03

    今回は2012年公開のイラン映画『別離』 を 紹介します。
    【概要】
    ベルリン国際映画祭で主要3部門独占、アカデミー賞では外国語映画賞など世界で多数の映画賞を受賞した人間ドラマ。監督は2009年の作品「彼女が消えた浜辺」でもベルリン国際映画祭の銀熊賞を受賞したイラン人監督、アスガー・ファルハディ。
    【あらすじ】
    テヘランで暮らす妻シミンは、11歳になる娘テルメーの将来のことを考え、夫ナデルとともにイランを出る準備をしていた。しかしナデルは、アルツハイマー病を抱えることとなった父を置き去りにはできないと国を出ることに反対。シミンが裁判所に離婚申請をするが、協議は物別れに終わる。シミンはしばらく家を出ることとなり、ナデルは父の世話のためにラジエーという女性を雇うことにした。しかし、ある日、ナデルが帰宅すると、父は意識不明でベッドから落ち床に伏せていた。ナデルは怒りをあらわにして、ラジエーを問い詰め、彼女を手荒く追い出してしまう。その夜、ナデルは、ラジエーが入院したとの知らせを受ける。
    作品の感想を一行で申しますと、
    ”交差する眼差し 失望の行方”
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    9 分
  • Vol.87_君は行く先を知らない
    2026/06/03

    今月はイラン映画特集。今回は2023年公開『君は行く先を知らない』を紹介します。
    【概要】
    「白い風船」「人生タクシー」などで知られるイランの巨匠ジャファル・パナヒの長男、パナー・パナヒの長編監督デビュー作。監督自身や家族、友人たちに起きた実際の出来事に着想を得た物語で、イランの荒野を車で旅する家族の姿を描いたロードムービー。
    【あらすじ】
    荒涼としたイランの大地を走る1台の車。後部座席では足にギプスをつけた父が悪態をつきながら、旅に大はしゃぎする幼い次男の相手をしている。助手席の母はカーステレオから流れる古い歌謡曲に体を揺らし、運転席では成人した長男が無言で前を見据えている。一家はやがてトルコ国境近くの高原に到着する。そこで父と母は羊飼いや仮面をつけた男と交渉し、長男は「旅人」として村人に迎えられる。旅の目的を知らない次男が無邪気に騒ぐ中、我々はこの家族の行方を知ることになる。
    作品の感想を一行で申しますと、
    ”可笑しさと寂しさ それでも風に吹かれながらシュールな夢をみていたい”
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    16 分
  • Vol.86_レディ・バード
    2026/03/25

    今回は 2017年公開グレタ・ガーウィグ監督作品『レディ・バード』を 紹介します。


    【概要】

    「フランシス・ハ」「20センチュリー・ウーマン」等で知られる女優のグレタ・ガーウィグが、自身の出身地でもあるカリフォルニア州サクラメントを舞台に、自伝的要素を盛り込みながら描いた青春映画。「フランシス・ハ」や「ハンナだけど、生きていく!」などでは脚本も手がけたガーウィグが、初の単独監督作としてメガホンをとった。



    【あらすじ】

    2002年のカリフォルニア州サクラメント。地元のカトリック系高校に通っている17歳の少女クリスティンは、周りに自分のことを“レディ・バード”と呼ばせる風変わりな少女。看護師の母とは喧嘩が絶えず、閉塞感あふれる田舎町を飛び出したくて東部の大学への進学を希望していた。そんなある日、親友ジュリーと一緒に学内のミュージカルのオーディションを受けて合格し、そこで知り合った男の子ダニーと親密になる。


    作品の感想を一行で申しますと、

    ”シットコムのテンポで綴る 青春教習高速実技”


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    9 分
  • Vol.85_おもひでぽろぽろ
    2026/02/20

    今回は1991年公開、高畑勲監督、スタジオジブリ制作のアニメーション映画『おもひでぽろぽろ』を紹介します


    【概要】

    「火垂るの墓」の高畑勲監督が、岡本螢・刀根夕子原作の同名コミックを映画化した長編アニメーション。主人公・タエ子の声を今井美樹、トシオの声を柳葉敏郎がそれぞれ演じた。キャッチコピーは「私はワタシと旅に出る」。


    【あらすじ】

    東京生まれ東京育ちのタエ子は、27歳のある日、夏の休暇で山形にある姉の夫の親類の家を訪ねる。山形へ向かう夜汽車の中、タエ子は東京育ちで田舎を持つことに憧れた小学生時代を思い出し、小学5年生の時の自分の記憶があふれ出す。親戚の家では紅花の摘み取りや紅花染めを手伝いながら、有機農法を目指す青年トシオとの交流を通して、自分の将来について考え始めるのだった。


    作品の感想を一行で申しますと、

    ”映画のそちらからこちらを見てくるひとたち 今と昔のとむらい相撲 パイナップルの味を生きて”


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    17 分