
怖くておもしろい日本の名作怪談劇場蒲葡(えびぞめ)
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城谷 歩
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城谷 歩
このコンテンツについて
明治の御代、麻取場で働く女たちが、仕事終わりに火鉢の周りに集まり、誰言うともなく怪談話に花を咲かせていると、興に乗った一人が近くにある幽霊滝にたった一人で出向いてみるものはいないかと言い出した。一人で行って帰ってこられたらその日の自分が紡いだ分の麻をみんなくれてやろうというのだ。
すると、二歳の息子をおぶった安本お勝が「そんなら私が」と名乗りを上げる。滝のふもとの社の前にある賽銭箱を証拠として持ち帰るという約束の元、凍てつく冬の空の下にかけ出ていくのだが…。
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店は繁盛、皆大喜びだったが甥は体を壊して床に就き、日増しに悪くなる一方。聞かされた病の原因は思いもよらぬものだった。
「青頭巾」(雨月物語)(26分)
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