大洪水 (上)(P+D BOOKS)
(小学館)
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ナレーター:
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岡 哲也
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著者:
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中上 健次
このコンテンツについて
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小学生時代の同級生と競馬場での再会をきっかけに甦る川崎での幼児体験の記憶――。その記憶の彼方にいるおぼろげな父の像。私小説的な手法で父の実像を追い求め、人間の真実の姿を映し出した長編。
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※可能な限り音質向上を試みましたが、本作には聴きづらい箇所がございます。音源の歴史的価値を考慮して配信しておりますこと、予めご了承ください。
昭和文学会の春季大会として 行なわれた講演。 当日は吉本隆明のほか 日高昭二氏らによる講演があった。 講演日時:1993年6月5日 主催:昭和文学会 場所:国学院大学常磐松2号館2階中講堂 収載書誌:未発
(毎月第4水曜配信予定、全183巻)
著者: 吉本 隆明
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wisの久坂葉子01「愛撫、猫」
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久坂葉子は、1950年(昭和25年)に19歳の若さで、「落ちてゆく世界」の改作「ドミノのお告げ」が芥川賞候補となり注目された。
著者: 久坂 葉子
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wisの安岡章太郎「ガラスの靴」
- 著者: 安岡 章太郎
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【解説】 1951年、芥川賞候補となった安岡章太郎の処女作。 『質屋の女房』(新潮文庫)、『ガラスの靴・悪い仲間』 (講談社文芸文庫) 所収。 猟銃店の夜番に雇われていた僕は、米軍軍医の邸宅に散弾を届けにいったところ、色の青白いメードに歓待を受けた。それが悦子との出会いだった。歳は二十歳。「ヒグラシは鳥に決まっている」「雨ガエルがいっぱい入ってきて眠れない」などとにわかには信じられないことを言う彼女だが、私は惚れてしまった。軍医が夏休みで不在の間、邸宅は二人の戯れの場となった。が、悦子は僕に抱かせようとはしなかった。 やがて、軍医の休暇の終わりとともに二人の“夏休み”も終わりを迎える。それを嫌がる悦子。腕の中で胸を打たせている彼女を僕は確信を持って、初めて抱こうとするのだが・・・。(C)wis 【朗読時間】57分24秒 【朗読】wis ※透明感と落ち着きのある声で親しまれている女性朗読家です。
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内容紹介
1946年という、戦後間もない時期に雑誌「世界」に発表されたこの論文は、「天皇制」の是非が大きく問われていた時流に大きな波紋を投じた。
「一、上代におけ
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神町。どこにでもあるようなこの片田舎の町は、戦後日本の縮図でもあった。米軍の占領政策の一端を担ったパン屋とヤクザ、田宮家と麻生家は神町で絶大な勢力となり、息子の代になっても両家の固い結びつきは
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ニッチを探して
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テアトロ・マサッティー vol.15
背任の疑いをかけられた大手銀行員・藤原道長は、妻と娘を置いて失踪した。人目を避けた所持金ゼロの逃亡は、ネットカフェから段ボールハウス、路上を巡り、道長は空腹と孤独を抱え、格差の底へと堕ちてゆく。一方、横領の真の首謀者たる銀行幹部たちは、事件の露見を怖れ、冷酷な刺客を放つ――。逆転の時は訪れるのか。東京の裏地図を舞台に巨額資金を巡る攻防戦の幕が開く。
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五味司郎太は、都電の中で紙入れをスラれかかった男を救った。赤穂浪士の一人不破数右衛門の末孫不破数馬と名のるその男はその晩お礼に五味を自分の邸宅に泊めた。それが縁となって、彼はこの邸の一間を権利四万で借りることになった。ヴァイオリン弾きの彼は、この大金を高校事務員の恋人浪子から、ヴァイオリンをカタにトイチの約束で借りた。赤穂で県会に立候補すると称して、不破が姿をくらました後、この家を買う約束をして不破に手付けを打ったという野呂なる人物が引越して来た。彼は浪子の学校の教師で、彼女に想いをよせている男である。野呂と五味が借家権、居住権でいざこざを起している折、今度は陳根頑と称する中国人がやって来た。善後策の相談ということで、野呂、五味、浪子は陳の経営する文福飯店に招かれた。へべれけに酔った浪子にせかれて、二人は陳の持ち出した書類に捺印してしまった。この書類、貸金のカタに陳が邸を差し押えるというものだった。そこへまたサカエという女が引越して来た。彼女は野呂の学校の校長の二号だったが、お払い箱になり、先住者立退きを条件に不破からこの家を買ったという。そんな時、不破の消息が分った。サカエのお色気戦術に乗せられた五味と、それを怒って反動的に親しくなった野呂に頼まれた浪子の二人は、赤穂へ駈けつけた。そこには陳の手下である孫伍風も来ていた。三人三様の手管で権利証を不破から受けようとしていた時、不破が
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ストーリー4 out of 5 stars 5
恒例の鎌倉薪能が今年は九月二十二日に催される、と昌子が知ったのは、八月も末であった。その日の午後、昌子は買物に出た帰りに、若宮大路にある鎌倉彫の源氏堂によった。季節はずれの涼しい日で、街にはどこかもう夏の名残が感じられる一刻であった・・・
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2 out of 5 stars
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嫌な時代
- 投稿者: Amazon カスタマー 日付: 2024/08/23
著者: 立原 正秋
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聴く歴史・古代『古代日本の衣服の変遷 ―貴族の服装と庶民の貫頭衣―』
- 著者: 武田 佐知子
- ナレーター: 武田 佐知子
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ナレーション5 out of 5 stars 9
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【内容紹介】古代日本、邪馬台国卑弥呼の服装とはどんなものだったのか?稲作文化と深く関わりつつ今に受け継がれている衣服の歴史について、衣装研究の第一人者である武田佐知子氏が解説する。【講師紹介】大阪大学理事 武田佐知子- 1948年、東京都生まれ。東京都立大学大学院博士課程修了。著書『古代国家の形成と衣服制-袴と貫頭衣-』『衣服で読み直す日本史』など多数。
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親鸞について
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※可能な限り音質向上を試みましたが、本作には聴きづらい箇所がございます。音源の歴史的価値を考慮して配信しておりますこと、予めご了承ください。
講演日時:1972年11月12日
主催:大谷大学 学園祭実行委員会
場所:大谷大学
収載書誌:春秋社『〈信〉の構造PART1』(2004年)
(毎月第4水曜配信予定、全183巻)
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3 out of 5 stars
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第4章から明瞭
- 投稿者: おりゅう 日付: 2023/05/14
著者: 吉本 隆明
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多摩川
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突然呼び出され、津田周次はかつての許婚と多摩川の料理旅館で二人きりで話をする。かつて自分を捨て別の金持ち男のもとへ去ったくみ子は夫に先立たれ、東京に出てきたのだ。数日後、母と女中のツヤを外出に誘うと、偶然か、多摩川へ行きたいと言う。くみ子とツヤ、二人の女の間で、津田の胸のうちにたつさざなみのような思い……。仕立ての良いドラマのような男と女の物語を、女優・岩崎さとこが抑制のきいた朗読で描き出します。(C)アイ文庫 【朗読者について】 富良野塾出身、今村昌平監督門下で映画出演等キャリアを積んできた女優・岩崎さとこ。朗読では夏目漱石「夢十夜」「こゝろ」、織田作之助「夫婦善哉」などで独特の世界をつくりだして高い評価があります。初めて取り組んだ林芙美子作品でしたが、しっとりとした雰囲気作りはさすが。大人のドラマをお楽しみ下さい。 「ことのは出版オーディオブックの情報http://www.kotonoha.co.jpにて」
著者: 林 芙美子