『いろおとこ』のカバーアート

いろおとこ

鬼平犯科帳より

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いろおとこ

著者： 池波 正太郎
ナレーター： 三好 翼
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このコンテンツについて

 「長谷川さまよ」と、彦十は平蔵の袖をつかみ、「いま、はなしている暇はねえ。いっしょに駆けておくんなせえよ」「ほう……」「早く、早く……」「よしきた、合点だ」二人が材木置場に駆け込むやいなや、怪しい男が急ぎ足でやってきた。何か合図をすると戸が開いて老爺が何かいい、戸を閉めた。男は西の方へ向かって二度三度と提灯を振って見せてから、あかりを吹き消し身を潜めた。　監督/吉田純子・編集/三好達也©ことのは出版株式会社 歴史小説
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なんと、最後のひとことに苦笑。鬼平は凄い目を持っているというが、その部下の判断も流石です。
それにしても、ふと出会い頭に「一緒に走って！」だけですぐ切り替えが出来る平蔵、仕事人です。

最後のひとことに苦笑！！

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