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童の神

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童の神

著者: 今村 翔吾
ナレーター: しぐれ さみだれ
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「世を、人の心を変えるのだ」「人をあきらめない。それが我々の戦いだ」
――平安時代「童」と呼ばれる者たちがいた。彼らは鬼、土蜘蛛……などの恐ろしげな名で呼ばれ、京人から蔑まれていた。
一方、安倍晴明が空前絶後の凶事と断じた日食の最中に、越後で生まれた桜暁丸は、父と故郷を奪った京人に復讐を誓っていた。
そして遂に桜暁丸は、童たちと共に朝廷軍に決死の戦いを挑むが――。
差別なき世を熱望し、散っていった者たちへの、祈りの詩。
第一○回角川春樹小説賞(選考委員 北方謙三、今野敏、角川春樹 大激賞)受賞作にして、第一六◯回直木賞候補作。今村歴史小説の原点!

本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、PCサイトのライブラリー、またはアプリ上の「目次」からご確認ください。

©2020 Shogo Imamura Published in Japan by Kadokawa Haruki Corporation. (P)2026 MEDIA DO Co.,Ltd.
大衆小説 現代文学
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Audible制作部より

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アイヌしか、考えたことがなかった。戦争を繰り返し、国がまとまっていった、犠牲となった1人1人の人生が想像できる気がする。

普通の生活のありがたさ

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と昔から思っていました。童話や日本話の世界では鬼退治する側が英雄になり、鬼は完全に悪者で、幼い頃はそういうものだと思い込む。酒呑童子もそういう逸話とだけ思っていましたが、そこから掘り下げてのこの話、さすが今村さんだなと思いました。
「鬼に横道(人の道に背く不正、嘘、裏切り)なきものを」 酒吞童子が最期に残した言葉として伝えられていますが、鬼と言われ、当時差別や迫害の対象にあった人達と、今の外国人バッシングが重なりました。

鬼ってなんだろう

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総合的には大変面白い作品でした。
ただ…web声優?…とてもいい声だし上手なんだけど、逆に良すぎて聞きづらいかな

声が…

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勝者の歴史に埋もれた、こんな事実も本当にあったのかもと思わせる、さすがの今村翔吾。筆書の作品は、歴史の中の日陰者や敗者にスポットを当てたものが多くある。読む前から悲劇的な最後を予想しながら読むわけだが、やっぱり読み進めるのが辛くなる。Audibleじゃなかったら読破できないものもあった。ただ読後感はどれも悪くなく、本作も読んで良かったなとしみじみ感じます。

読み進めるのがつらいところもあるけど

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今村先生のさすがのキャラ立てとストーリー。エンタメ寄りの作品好きな方おすすめ。天狗のことはよく聞くが、今に伝わる妖怪の一部はそれと同じようなことだったのかもしれないと思わされた。
時間経過が数年十数年単位でぽんぽん進むのに少し驚いたが、そのおかげでテンポが良く、かつちゃんと場面は押さえているので脈々と託された思いを感じられるところが良かった。ちょっと出てきた登場人物の死に際などで人生を感じさせるのがうまい。
ほかレビューで「ナレーターさんがWEB声優みたいでいい声すぎて聴きにくい」と書かれていてどういうこと?と思っていたが、聴いてわからなくもないと思った。セリフは問題ないのに地の文を読むときに無理して低めというか、重い声を出そうとしている感じがする。それが「かっこいい声」を出そうとしてるように聴こえて違和感があるのだと思う。もちろん好みがあるところだとは思うが、この方がほかにナレーションしてる作品を聴いてみたところ、そちらは変に力も入っておらずいい感じだった。今作の時代ものらしさを出したかったのかもしれないが、それが演じてる感強すぎて気になってしまい、話が頭になかなか入ってこなかったので聴いていて最初苦痛に感じた。ただ、最初の気合入りすぎ(のように聴こえる)状態は段々薄れて行くのでそのあとは慣れもあって普通に聴けるようになった。地の文よりセリフの方が自然に聴こえるという珍しいパターンだった。

妖怪の名前がそういうふうに使われるとは

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